月別アーカイブ / 2019年01月

前々回のブログで

私がレコーディング(歌入れ)をした順番で

セルフライナーノーツを書いていきます!

と言っていたのですが、

楽曲自体は

この曲が一番初めにできました実は。



アルバムを作るぞ!

となったはいいものの

さて曲どうしよう・・・?

と、

白紙の紙を渡されたような

陸の見えない大海原に落ちたような

果てしない砂漠に立っているような

そんな状況(これは毎回そうなのですが)でした。

アルバム自体にコンセプトがあったわけでもなくて、

せめて指針になる曲が1曲あって

そこから展開させて1枚として作品を作る!

とかだったらもう少し楽だったのかもしれませんが。



ん〜。どう、しよっ、、か、、な、(╹◡╹)?



の状況がしばらく続きました。

その頃の私の心情といえば

なんだか色々ぐちゃぐちゃで

一体何を伝えたいんだろう

どこに向かっていきたいんだろう

が、まるで見えていませんでした。

散らかっている部屋の中で探し物をしてたら

色んなものが目に入ってきて

あれれ、何を探していたんだっけ?

みたいな事が私の中で起きていました。


こりゃ一人で悩んでたってラチがあかんわ!


と思い、

かといって、当事者も同然の

身内であるメンバーに相談するのもなんだか違う気がして

vivid undressを初期からよく知っていて

尚且つバンド同士で仲良くしてくれている

PENGUIN RESEARCH のベース 堀江晶太くんに

『困っていることがある!』

と電話をしました。

相談したのは

『闇雲に曲を作っているが、全くいい曲が出来ない』

ということと、

『ぶっちゃけわたし達はいま外からどう見えている?』

ということ。

普通の人だったら

「え、なに急に、どうしたんだよ」

ってなると思うんだけど

晶太くんは状況をすんなり受け入れてくれて

「ふむ、なるほど、そしたら、、、

例えばこんな話があるんだけどね、」

って、色んな自分の持っている知識や知人の体験談を聞かせてくれた。


恐らく彼も、幾度となく挑戦と失敗を繰り返してきたのでしょう。

私の気持ちを汲むどころか

その先になにがあって

どうなっていくことができるのか

ということまでわかりやすく教えてくれて(先生〜〜〜泣)、

「ちなみに新しく生み出していくものは

バンドがどうなっていきたいのか、

意思表示というか、名刺になるものを作ると

受け取る方もわかりやすいかも!」

と言ってくれて、

さらに

私の散らかっている脳みその中から

探し物を見つけ出すように

一つ一つ質問を重ね、

私はそれに一つ一つ答えました。

そして最後に一言。


「きいらちゃんの今の思ってることを ありのまま そのまま書けばいいよ」

と。




んんんんんん

なんでそんな簡単なことが出来なかったんだろうなぁぁぁぁああ( ; ; )

ってなりながら

「わかった、やってみる、とてもありがとう」

と電話を切ってすぐさま制作に取り掛かりました。

そして、私の中から

いの一番に出てきた言葉




ー 伝えたい言葉ってなんだっけ?




そう、なかったの、誰かに伝えたいことなんて、なんにも。

だってその時は

自分の気持ちさえわからなくて

体力を消耗して探すこともせず

手に届く範囲のありきたりな言葉を

なんか手当たり次第に、良い子に並べたような歌しか書けず、

でしたから。

その言葉を皮切りにして、

この曲を聴いてくれる人や

この曲にこれから出会ってくれる人を想像しながら

想い想いに全てを書いた。

(そういえば歌詞先行で書いた曲はvivid undressではこの曲が初めてだ)



2番のAメロの歌詞の

『揺れる日本 物騒なニュース
いつ何が起きるか わかんないけど
望んでる奇跡はいくら待っていたって
来なかったよ 』

という歌詞を書いたきっかけがありまして・・・


去年の7月のことでした。

ちょうど制作に頭を抱えていた時期で

テレビなんてほとんど見ることもなく

日本で何が起こっているかもわからず毎日を過ごしていた頃。

突然ツイッターにある女の子から

長文のDMが届いてました。

そこには、

いま、大洪水の影響で

自分の住んでいる岡山が大変なことになっている

ということ。

初めて被災して避難所で怖い思いをしていること

そこで、私たちの曲を聴いて頑張って生活しているということ

自分がどの曲の、どの歌詞の部分に、どれだけ救われて生き抜いてきたか、ということ

でした。


すぐさまその子に返信を打ちました。

普段なら気持ちをありがたく受け取るだけで終わってしまうことが多いですが、

どうして返信をしたかというと、

きっと怖い思いをして、ただ過ぎていく時間を耐えるだけの日々も選べたでしょう。

それを、

自分が生きるために私たちの音楽を栄養にしていて

それに対して感謝の気持ちを持ってくれている、ということを

例えば、もしかしたらきいらが見てくれるかもわからない

返事なんて返ってこないかもしれない

を前提に

時間をかけて

思いの丈を一生懸命伝える!

という行動を起こしてくれたから。

つまり、

最悪な状況に嘆いて苦しんで

閉じこもることなんて誰にでも出来る簡単なことよりも

勇気を出して

行動することで、一歩前に踏み出すことで、

少しでも幸せを得ることができることを

その子にはどうしても知ってほしかったんです。

私の返信一つで、その子の人生が大きく変わるわけじゃないと思う。

それでも、少しでも楽になれる言葉を真剣に探して

時間をかけて返事を打ちました。

ただでさえ日本は天災が多いです。

(歌詞の「揺れる日本」とは、地震のことです。)

明日は我が身。

立ち止まって閉じこもってるだけの日々は

本当にもったいない!

ここだけが"居場所"ではない。

世界は想像以上にとんでもなく広くて

いま起きている悲しい出来事の何倍もの楽しい出来事が

一歩踏み出した世界に待っている可能性があるかもしれませんもの。

だから、このことは必ず歌詞に含めよう!

と思いました。


私が、私たちが今まで経験してきたことと、

これからどうなっていきたいか、ということ。

そんないまの気持ちを全て詰め込んだ1曲。

この曲を聴いて、どう感じてくれてるのかなぁ。

私からみなさんの心の中は見えませんのでわかりませんが

立ち止まったり閉じこもってる人の

一歩踏み出すきっかけの曲になればいいなぁ。


4th mini album 赤裸々が出来た、記念すべき第一曲目。

私の中での曲順は

この曲が一曲目かな〜。


kiila.

ーーーーーーーーーー

シンガーソングライター
作詞:kiila 作曲:kiila 編曲:vivid undress



伝えたい言葉ってなんだっけ?
ノートをぐちゃぐちゃに汚した
並べられた綺麗な言葉
そんなものクソくらえだ

傷だらけの私を見てよ
これでも好きって言ってくれる?
真っ暗な部屋 孤独の朝も本当の私も
知らないでしょ

ねぇ、どう見えてますか?
どう聞こえてますか?
言葉と本音は違うって知ってるんだよ?
「もうそろそろいいでしょ」 「帰っておいでよ」
そんなこと言われたって嫌なんだよ

言葉や理由じゃ勝てないほど
心が行きたいと叫ぶから
止まらない衝動を仲間にして
本物になってやる

揺れる日本 物騒なニュース
いつ何が起きるかわかんないけど
望んでる奇跡はいくら待ってたって 来なかったよ

愛想尽かして去って行った人が
例えば遠くで嘲笑ってたって
今信じられる大切なものを守りたくて
馬鹿みたいに歌ってるんだよ

私を見せれば見せるほどに
嫌われてしまうかもしれない
それでも残された時間で
自分に正直でいたい


どうしてあの時 嘘をついて
本当の気持ちを隠してしまったんだろう
どうしてわかってもらえないんだろう
どうして私は他の人と違うんだろう
どうして何もうまくいかないんだろう
どうしてあの人はいなくなったんだろう

都会の雑踏に埋もれたって消えないよ
大切なことはちゃんと
此処にあるよ

私を殺した加害者は
私の心の弱さでした
もう逃げない 負けない 後悔しない
覚悟は出来てる

言葉や理由じゃ勝てないほど
心が生きたいと叫ぶから
止まらない衝動を仲間にして
本物になってやる


ーーーーーーーーーー


追記

アルバムを手にとって聴いてくださった皆様

本当に本当にありがとう

ツイッターでだいぶとみなさんのご意見

拝見させていただきました

いつもありがとう

あなたたちは私たちの人生の一部です☺︎

この曲を作る時、私は相当気が張ってました。

私は、というか、バンド自体が、かな。

原因は、

・時間が無い

・お金も無い 

・前作を超えるものを作らなきゃいけない

・この作品でそろそろ結果出したい、いや、絶対結果出したい

ーー

なんだったら「結果出なけりゃもう辞めよ」

って宣言してたほど。

良く言えば

気合い入ってた。

悪く言えば

切羽詰まってた。



「最後の作品だと思って作ろうよ」

なんて、特にゆうやんとは何度も何度も話したし

「もしでかいとこでやれるようになった時はさ!」

とか夢を語って自分たちを慰めあってた。

この曲作りも

「ここはこうしたほうがいい」

「でもここは絶対にこうしないと歌がこうならないよ」

って何回も喧嘩しながら

スタジオから帰ってお互いの家に着いたら

電話を繋ぎっぱなしにして

ドラムパターンや展開を考えながら

「こんなのどう?」

って電話越しに音鳴らしながら作ったりして。

ゆうやんも私も寝てなさすぎて

カスカスの体力を振り絞りながら、

声を出すのも精一杯の状態で

一生懸命作ってた。

歌詞をつけたのも、この曲が初めの1曲だったので

バンドを組んでから今までの出来事を振り返ってみて

「一時期は調子良かったのにね〜」

なんて

何の事情も知らないくせに外から見た感じだけを言う業界の人がいたり

「早く売れちゃってよ〜〜」なんて簡単なことみたいに言われて

そんな人ほどライブだって見に来てはくれませんし

なんなら音源もタダで渡したってきっと聴いてくれないでしょう。

たくさんの屈辱を味わって

泥水をすするような思いを何度もしてきた。

いわゆる「敗北」というものをじっくり噛んで味わって

なんなら

ちょっと慣れちゃった〜。

くらいの感覚でここまで来てしまった。

だけどね、もうこんな日々は本当に嫌だ。

だっさ。 かっこわる。

私たちのことを信じてくれる人だっている。

明日のことは誰にもわからない。

例え運命が決まってたとしても

そんなもの自分たちの手で変えてやる!

うらぁぁああ!!!!!!!!おらぁぁぁぁぁ!!!!!!!!


っていう気持ちでした。笑

でも、

悔しさがバネになって

エンジンとなって私たちを加速させてくれた

今思えば

私たちに必要な経験だったかもしれないなぁって。

そう考えると

今思えば、とても感謝しています、今思えば。。。



一生懸命頑張って

大好きな音楽やってるだけで

名前も顔も知らない人から

あーだのこーだの評価されて

好かれたり嫌われたりするような世界の中で身についたことがあります。

それは

他人の目ばかり気にして

臆病になって動けなくなったとしても

いざとなった時にその人が責任とってくれるわけじゃない。

自分がやりたいと思うならやれ。

自分がやりたいと思ってるからやってるわけで

やりたくないならやらなくていい。

自分一人やんなくたって世界は何食わぬ顔して回っていく。

だからやりたいなら自分がやれ。

やりたくてやってる。

しょうもないこと気にしてる暇あったら

もっとやることがあるでしょう。


ということ。


冒頭で

結果出なけりゃ辞めよ

って宣言してましたが、

色んな屈辱や葛藤がバンドを成長させてくれましたので

少しずつ助けてくれる人も増えてきて

当分は辞めるつもり無いので安心してください。

いまはチームvivid undressとしてバンドの命を動かしていて

味方もたくさん増えました。

(他の方を敵と思っているわけではないですよ)

明日のことは誰にもわかりませんから。

だからこそ想像するんです。

自分が、自分の周りの人たちが、

幸せになれる未来を。

みなさんにも家族や友人、恋人がいるように

私たちにも大切な人がいて

守りたい人、場所があって

その人たちの笑顔がどうしても見たくて

日々、人生の試行錯誤の繰り返し。

大変だけど、楽しいね。

って

そう思えるような

ちゃんと意味のある毎日を絶やさずに

死ねたらいいな〜。





kiila.

ーーーーーーーーーー

劣等者の逆襲

いつ間違えたかしら?
答え合わせをしましょう
○も×も ちゃんと
ハッキリクッキリ書いて
人の思いとは
複雑に出来ていません
才能無い脳みそで
言いたいダケの奴が多すぎる 

目に見えないものを選んできました
右向け左で前に習いません
限られた私を謳歌したくて
頑張って
死ぬほど生きてみたいんだ 

描いてた世界とは ほど遠いけど
何が正解かわからないけど
誰も知らない未来は 誰も否定する権利はない
私達はこんなもんじゃない 

ありふれたフレーズ
聞き飽きたクレーム
(うっせぇな黙って見てろ)
酔ってないよ?シラフよ?
何も為してない者の発言ほど虚しい
眼鏡かけて PC 開いて
お好きな世界へ ご自由にさぁどうぞ~

私はあの人を失った
あの人はあの子を失った
そうやって叶わない願いを重ねて泣いた
やがて私達は出会った
それを無理に運命と呼んで
これまでの不幸に意味を与えようね 

神様はいない
だから祈らない
待っていたって来ない
叶うとか叶わないじゃなくて
いけ!いけ!いけ!!! 

描いてた世界とは ほど遠いけど
何が正解かわからないけど
傷ついた過去が ここまで導いてくれた
これから未来で
さぁどうやって暴れてやろう


ーーーーーーーーーー

おはよおはよ

きいらです👋

2019年1月23日に

4th mini album 『赤裸々』がリリースになってから

2日が経ちました(フラゲ日合わせたら3日)。

これほどiPhoneの画面にかじりついていたことは無いのでは?

というくらい

ずーっとツイッター見てました。

目がとってもしょぼしょぼになるほどに。🥺

みなさんの文字に乗せられた感情を

片手の小さな画面越しに受け取るのが

こんなにも嬉しくて楽しくてわくわくすることなのかと

改めて文明の利器に感謝しておりました

ありがとうございますね、本当に☺︎



この『赤裸々』というアルバムは

4人編成になっても

vivid undressを好きでいてくれる人たちを

ガッガリさせない

退化しない

バンドとして必ず進化していく

越えていくんだ!

という絶対的な意思を持って挑んだアルバム制作でした。

私がすべての楽曲を作詞していますが

メンバー4人としての思いも背負っているつもりです。

私たちは

1人だときっと

人間として足りないことがたくさんあって

何度も挫折や屈辱を味わってきた

劣等者の集まりなんだと思います。(勝手に巻き込む)

でも、みんなが集まると

驚異的なチカラを発揮する

(私はいつも爆弾と言う)

化学反応を起こしてしまった集合体で

良くも悪くも

今まで見たことのない、聴いたことのない

新しくて変なものを生み出せる

変な集合体なんじゃないかな

と勝手に信じてここまでやってきましたし

これからもきっとそうです。

なんか変な存在でいたいですし

個性的なことを肯定して

新しいことを肯定して

存在することを肯定していけるバンドでありたいと思います。

そんな思いが

ぜーんぶ詰まったアルバムです!

どんな風に、どなたに、どこまで届くでしょう

私の自宅からは、まるで見えそうにないですが

電波越しに想像し

勝手にわくわくさせてもらってます

みなさんにも

私が自宅から指先で打ち込む心が

伝わればいいなって思います。







たくさんの人を傷つけてきました。

大切なものを亡くしてきました。

もう失うものがない今

私には怖いものがありません。


『これから未来で さぁどうやって暴れてやろう』


次回のブログでは

M3.劣等者の逆襲

について書きたいと思います。


私がこれから書いていくセルフライナーノーツは

アルバムの曲順ではなく

わたしがレコーディングした順番に書いていきますので

よろしくお願いします☺︎



そして本日は店舗さまへの挨拶回りを

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この目で各店舗

しっかり目に焼き付けてきます



よい1月25日をお過ごしください☺︎


きいらさんでした👋

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