監督のお話で印象に残ったもの

 先ず初めのご挨拶で
「……え、……僕の、タクミくんシリーズデビュー、どうでしたか…?」

そうか、そうですよね。そして、監督も、大ちゃんも、まおくんもBLデビューで。三人で産みの苦しみがあったようで。とても人気のある原作で、原作の世界観を壊さずに作るには…。でも男の子が男の子を好きになるっていう感覚がわからない……………。
 良く話し合ったそうです。その結果、「男の子同士 とか、そういう性別は関係なく人が人を好きになるっていう事だよね って所に落とし込んだんだよね」 って、横で大ちゃんもウンウンって頷きながら。

「この虹色を撮ることを(原作の)ごとうしのぶ先生にお願いに行ったら、最後を原作とは変えてくれるならいいですよっておっしゃったんです。
僕は、せっかく、映像の仕事をしてるので、映像にしか出来ない表現をしたい、映像だからこそ出来る表現をしたいと思って、色々考えて、ああいう風な最後にしました」

 悩みながら撮って、発表した後、「観てくれた方々から、……これ言っちゃっていいのかな……前作(シリーズ1『春風にささやいて』←監督もキャストも違う)とは全く違う物になったと言われたんですね」←これはいい意味ででしょう。

 原作ファンの人にも受け入れて貰えて、
「もし、続編を作るとしたら…『美貌のディテール』を観てみたい という意見が寄せられたの。だからこれになったの。これ凄いことですよね。皆さんの意見が先で、美貌を、撮ったんです。」

 『あの晴れた青空』のなかの名台詞
「ソファーとベッド、どっちがいい?」「……………どっち…でも……」
と、
巧がギィに「帰れよ」って強く出るところ
「これは、ギィと巧が積み上げて来たものが有るから出てくる言葉だし、態度だと思うのね」
「この後のベッドシーンはざっくりとした指示しかしなかった。もっといって、ガツガツいって とか、そんなくらい。」

これは大ちゃんとまお君が作り上げてきた信頼関係とリンクして ってことをも言いたいんだろうなと思いながら聞いてた。メイキングで二人違う場所でのインタビューだったけど、互いに同じこと言ってたし、今回のトークでもやっぱり言ってたのが、お互い言わなくてもどうしたいかどう来るか、判るようになってた みたいなことを言ってた。