月別アーカイブ / 2016年02月


久方ぶりだな?忘れたのか?俺だよ、俺。夏目だよ。
以前書いたブログは「恐い」「意図が分からない」抱いてほしい」「好き」「聖書越え」等々の絶賛の嵐だった夏目だぞ?
せめて名前だけでも覚えて帰ってくれよな。(Dragon Ashは未だにLIVE中にこれを言うらしく本当にかっこいい)



さて、そんな夏目くんが久しぶりにパソコンを開き、背もたれのない椅子に腰かけ、ブログを更新するにあたり万全を期すために、真っ暗な部屋で不要なファイルやアプリケーションをアンインストール、ディスクデフラグをし、更新プログラムのためにぬかりなく再起動までして、下の吹き出しに表示されるwindows10にアップデート出来ますよって言う甘い誘いを見て「どうしようかな~?どうしようかな~?今かな~?」と悩んだ挙句、蝋燭に火を灯し、祈り、願い、胸に手を当て、空を見上げ、己の罪を探り、涙を流し、それはいずれ川になり、ほとりにはいつか花が咲き、それを見て微笑む恋人たちをみて「仏の顔もスリータイムだぜ?」と呟いてまで!みんなに伝えたいこととは一体何かというと!?



昨今のライブ中マナーの話である!
(ワンピースだったらここの背景には「ドン!!!!」って書いてある)


撮ってるよな?!みんなガシガシ!
よく分かるんだぜ…、挫・人間(妖精)の高貴にはしゃぎ、優雅に歩き、高らかに歌い、上品に喋り、小鹿のように動き回る、まるで「中世の貴族の狩猟」のような気品に溢れたありがたぁ~ぃ姿を各々の携帯に収め、家でそれを拝めては「はぅん」だのにゃぅん」だのって声を上げていることであろう…。
よく分かるよ…、よく分かる。俺たちのライブ中の写真を家に帰って見てると気が付いたら肌がモチモチになってたり、顔周りが妙にスッキリしてたりするんだよね?分かるなぁ、苦しい程に分かるぞ。

でもな?
中にはうちの下川ちゃんが一生懸命、健気に喋ってるところをまるで「動物園のカワウソ」キャメロンディアス」を撮影するみたいにフラッシュを焚いたり、音を出したりして撮影する少しだけ非常識な人が居たりするんだよな。
それってどうだい?俺たちのライブを初めてだったり、たまたま観てくれてる人たちは「あれ?私たちバンドのライブを観に来たのに、なんだかパリコレに迷い込んできてしまったのかしら?すごい!」って勘違いするよね?
そしてあまりにもの我々のパリコレぶりに圧倒され、僕らのライブに集中できなくなるよね?



ふざけるのは程々にして少し真面目に話そう。
変な話、僕自体、写真を撮られることが嫌だ!とかないし、むしろライブ後のTwitterとか見るの楽しみにしてたりするんだけど、昨今は我々のライブのフロアはその辺のマナーが軽く無法地帯化していてみんなライブ中にガシガシ写真を撮りまくってて、単純に自分たちが思ってるよりも他のバンドを観に来ているお客さんや初見のお客さんに迷惑が掛かっていたりするんでは?って話(そんなお達しが上からもあったり…)だよね。要するに!
あと、実はみんな、結構損してるぞ!と僕は個人的に思う。


センス有り余る挫・人間のお客さんならそれくらい分かるとは思うが一応それは何故か説明しよう。


挫・人間をよく撮影してくれるカメラマンの人が「お金払って観に来てるなら、写真なんか撮らずに自分の目でしっかり見た方がいいよ。たぶんカメラのこと気にしてるだけ、損してると思う。せっかくいい席に居るなら一瞬たりとも無駄なく好きな人を裸眼で見た方がいい。記録するのは任せてよ。」って呟いてて、大きく首を縦に振ったことがあった。

それも僕の場合は実体験があって、挫・人間に加入する前はこのバンドの運転手をしたりビデオを回したりスタッフみたいなことをやっていたんだけど、ライブ中に映像を回したりしてると、やっぱりカメラを気にしている分だけ、ライブって楽しめないんだよな。
「あ!今シャッターチャンスだ!」って思ったりする瞬間って、の前では映像や写真じゃなかなか伝わらない奇跡みたいなことが起きてるんだよね。マジで。

そのシャッターチャンスって思った瞬間って、そこにたどり着くまでの流れ、空気から湿気、そんなもんが全部がスピーカーから出る音でビリビリ揺れて、演者が動く度にフロアの床まで振動したり、隣にいる人の匂いからなにからなにまで、普段は一つになるはずのないものが、なんでか分からないけれど一緒になっちゃったりする瞬間なんだよね。
そんな瞬間をカメラに気を取られていたら、損じゃない?
現に僕はカメラを回すのをやめてから、「あ~、ここってこんなすごいことになってたのか。」って思うような瞬間、沢山あったな。MC中の表情一つとってもね。


そんなこともあって、挫・人間内で話し合って決めました!

申し訳なさも多少あるんですが…!
今後!!

LIVE中の撮影は!!!
一切禁止したいと思います!
(友人知人含め!)

(ワンピースだったらここの背景は「ドン!!!!!!」って書いてある)


「え~、お金払ってるんだからLIVEの楽しみ方なんてそれぞれじゃん!この粘土細工!」って思う人もいるかもしれないけど、まぁまぁ、騙されたと思って最初から最後まで目ん玉ほじくって観ててくれよな。よく見ると俺たちたまに腕8本とかになってるから。

それでも尚!挫・人間号の写真を貪り撮る撮り鉄が居たら、この俺が、自らの手で、貴様の携帯をそっと奪い、やさしく俺のエフェクターボードに組み込み、ライブ中に優雅に踏みまくるのでそこんとこよろしく。

さっきも書いた通り、写真は写真を撮る人がいるから、その人に任せてみてもいいんじゃない?



長くなったけど、もう一つ

これはライブ後の物販の話。
ありがたいことに、僕らのライブ後の物販は結構賑わってもらっていて本当にありがとうございますって感じなんですが、中には物販を買いたくて並んでる人がいる目の前で、すごく長いおしゃべりをした挙句何も買わずに去っていき、後ろに並んでいた物販でなにか買いた気だった人は終電で帰ってしまっているみたいなこと、残念ながら無きにしも非ずでたまに見かけてしまいます。(世間一般ではこのことを「ひやかし」と言うぞ!)(ついでだから言うけど冷めたご飯は「ひやめし」と言うぞ!)
そんでもって物販って大体小さなスペースを複数のバンドが共有してやるから、そんな感じだと他の出演者やそのバンドのお客さんの迷惑にもなってしまって、「何が挫・人間よ!一生挫けてなさい!この泥人形!」って感じでこれもまた誰も良い気持ちになれないなんてことが起こったりしてしまうことも、少なからずあったりします。(ドヨーン)


そんなわけで、こんなことも挫・人間のみんな(と上からのお達しと)で相談して決めました!


これまた申し訳なさがあるんですが…!
写真、サインは物販を購入してくれた方のみ!

終わったらダンディ坂野ばりにサッと撤収!

(豚・牛・親子・ハルマゲ・和田のあとにつく共通の物ってなぁんだ?「ドン!!!!!!」)


みなさんとお話したりして生の声を聞いてあーだこーだするのは本当に嬉しいし楽しいし、色々と思われるかもしれませんけど、真面目な話、なるべく沢山の方に観て、聴いてもらいたいという気持ちと、他の出演者や、機材の撤収の遅れによるライブハウス側に掛ける迷惑等々のことを考えたら、曖昧にするよりこれくらいキッパリした方が良いと判断してこうすることにしました。よろしくお願いします。



なんだか長くなったけど、まとめます!

①LIVE中、写真・動画撮影するべからず。心のフイルムに焼け。(友人、知人もNG)
②写真・サインは物販購入者のみ。終わったらダンディ坂野ばりにサッと撤収



っちゅーことっすわ!申し訳ないんですが、全ての方が気持ちよくできるようにご協力ください…!
なんかこう書くとすごいがめつく見えるけど、みなさん結構普通に接していただければ割となんでもないことだと思うので、そんなに気張らずいてくださいネ!

そんなわけで今後とも高貴に動き回る妖精こと、挫・人間を何卒よろしくお願いします!

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PHOTO by 森 好弘

バンドやめてぇ
と思うことは、そりゃ、あるよ、マジでブログでくらい言うぞ!




全然更新せずに放置してたブログ、久しぶりの記事一発目にして物騒なはじまりかもしれないけど、やっぱりベクトルがどうであれ何かをやるときはエネルギーが必要なんだよね。




ダウンタウン松本人志さんが筋肉モリモリになったのも、家族を守るためだって言うじゃないですか、ぼくも何かを守りたい。いや、むしろ護られたい。シャオリンに。
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しかし、自分ひとり続けていくのがギリギリくらいのバンドをやることってどうなんだろう、自意識以外の何をまもれるのかな、考えたことなかった。笑いで家族を暴漢から救えないように、哲学が通用しないところのために脳科学の学者がランニングするが如く、ギターを武器にするって物理的に活用することなんだろうなぁ。関係ないけど、「僕が守るから」ってバンド組んだなぁ、高校のとき。




作曲も作詞もライブもツアーも、おれはいま全部たのしいんだよね、なんというか本当ずっと思ってることなんだけど、地下の秘密基地でミサイルを作る気分なのね、良いと思える曲作ってるとき。


それはもう戦争の抑止力にもなり得ないし、自分の心さえ救わないんだけど、それでも何かの役に立ってるような、そんな風に感じてしまうことがあるんだよね。




高校の仲良しの友達と電話して、「空き教室にキモ男が3人集まって話してるときに下川がバンド組むって言って黒板に『挫・人間』って書いたとき、俺、ワクワクしたんだ」って言われて思い出したあの日の教室の壁に刻んだ挫・人間の文字は、学校近くのスーパーで描いてた同級生を殺す漫画よりも、遥かにぼくの存在の証明になってる。




でも例えば、40過ぎてから閃光ライオット目指したっていいでしょ、絶対にそれは何かの役に立ってるって思えるから、夢があるじゃないですか、そんなの。挫・人間もそういう気分でやれるからなんだか続けていけるんだろうな。




やめたいとか言ってるうちはよくて、やれないのはつらいな。




友達のバンドの歌を歌った。とても良い歌で、歌うと傷口がひらく。その友達の結婚式で泣いてしまった。いい音楽は本当はカーステレオから流れるだけでもいいんだよね、ね。




走っても出口にたどり着かない真っ暗なトンネルをゆくのには愚直さが必要で、近道もないので、右足の次に左足を出していくことしか出口に辿り着く術はない。賢くなる、みたいなことはきっとズルさを身につけることだ。でも恥をかいていく中で一度でもそれが間違ったことだと本当の本当の本当に感じたことがあったか?ばかものは、立て。出口のあかりを握りしめてたぐりよせるんだ。きみの悪夢がぼくには宝物だったんだよ。

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