‪今日は10年近くの付き合いになる友達が東京に遊びにきたので、ゴハンを食べたり散歩するなどした。‬


10年前といえばぼくはバンドをやるぞと意気込んで間も無くの頃だ。友人もいなければ楽器もろくに弾けない。


自分の人生を振り返ったとして、記憶に色濃いのはやはりバンドを始めてからのものばかりで、ぼくの人生のほとんどはもう挫・人間色なんだな、と感じる(いい加減諦めもつきました)


10年の中で、驚くほど姿を変えてしまった思い出の場所や、関係が変わってしまったひとたちが沢山いて、そのすべてが自分の現在を裏付けているように思う。
つまり、簡単に言うと不変なのは人間の愚かさのみ!ということで……雑に解釈してください。そしてそれも愛しく思っている……。


そんな、10年で跡形もなくなってしまったぼくのこころの焼け跡の中から、いつも何事もなかったかのようにひょっこり現れる友達のうちの1人と、今日は一緒にいた。


喫茶店で出された山盛りと形容せざるを得ないナポリタンを小皿に分けながら話した。BGMのビートルズを聴きながら「そういえば、ビートルズで一番すきな曲ってなに?」とか今更話題にしたりして。

ビートルズなんて、ぜんぜん聴かない……自分の人生に関係ないことがよくわかる。ボックスで持ってるから、その確信はとても強い。すべてのロックの基礎、とか、どの角度から見ても名盤とか、そういうのが自分からこのバンドを遠ざける。結局ビートルズが一番好きですね、とかいうバンドマンの音楽で感動とか、絶対にしたくない。そのときは紐なしバンジーで粉々になって死んでやりたい、みたいなことを思うほど。
でも、そんなおれが……一年に一回……いや半年に一回くらい、つい口ずさんでしまう曲があったのを思い出したりしてしまった……。


歌詞の内容なんて、なんとなくの雰囲気でしか聴いてなくて、そのあとわざわざ調べてみたとき、自分になんとなくしっくりきた理由がわかったりわからなかったりしたこととか、あったりなかったりするのだった。



ここ数年で仲良くなった友達が、人の好きなものを知るのがうれしいと言っていたことを話した。そういう人のことを好きになれるようになったことや、そういうことをうれしいと思うようになったことも話した。
つまり、ぼくは黄色が好きだということを覚えてもらっていてうれしかったのだ、と話していて、好きな色とかあるの?となんとなく聞いたとき、「みずいろが好き」だと友達が答えた。


みずいろは、水の色だからすきだ、と。水は別にみずいろではなくて、ただ光を映しているだけなのに、と言われて、おれはこの人のこういう部分が愛しくてずっと仲良くしていられるのだな、とおもった。
このひとは水の色は、「ただ光を映しているだけ」と言っていて、その言葉の中に諦めも希望も同居しているところが、まさしくそのひとらしくて、たまらなくなった。



そんなキュートな一日を終えて思う。さらに10年後のぼくたちはどうなっているでしょう。
もしかしたら、どっちか早く死んでるかもしんない、君は、結婚してるかも。おれはなんだかよくわからないオッサンになってる気がするな、なんてかんがえた。
ずっと挫・人間をみてきたその友達は先日のツアーも名古屋公演を観に来てくれてた。
「下川くんが高校卒業するくらいのとき、初めてライブの終わりにありがとうって言ったときはすごくビックリしたよ」
と言っていた。ありがとうなんて、感謝するところなんてないだろ、なんて当時は思っていた。確かに、一方的に殺るつもりだったのだ。
この10年の変化を喜んでくれる奴がいるのはうれしい。その変化をずっと、見ていてくれる奴がいることは、うれしい。そしてこの先、10年先も、もしおれに未来があるのなら、いまおれのことを見てくれてるやつらに10年先のおれを見せたいし、そこにいるおれの存在を喜ばせたいと思う。

「ツアーとかいくとさ、信じらんないけど、顔も知らない10代のやつとかが挫・人間のライブ観に来て、自分のエピソードにおれのエピソードを重ねて、大事な曲をおれたちが放つのを見に来るわけよ」

「うんうん」

「信じられないでしょ、結成したばかりの挫・人間とか知ってる身としては、ただのコピバンでしかなかったころとか、みてるわけじゃん」

「そうだねぇ、うれしいことだねぇ」

そういうヤツらの顔が自分にダブることがある。自分の、ちょっと違う世界線の姿みたいに見える。そいつらは、オッサンだったり、少女だったり、それこそモテなさそうな少年だったりする。そして、おれはそいつらの目で自分を見て、自分が10代の頃、挫・人間を知ってたら、今の挫・人間を聴いてたらきっと好きになるって思えるようになったんだよ。


それじゃあ、またいつか、きっとすぐ、と言って別れた。

帰り道に、歳下と思わしきサラリーマンのよっぱらいが異性の話をしていた。
それが本当にもう無関係でかなしくなるほど遠い感覚で、やっぱりもう挫・人間として生きるのに、後戻りなんてとっくだな、とか思った。しかし、足取りは軽かった。

日本各地で自分みたいな奴と会ってしまったから、自分のライブ会場で。おれだけはしっかりどこまでも呪われてあげる。10年先もね。

善意も悪意も無く、ただ光を映している水にあこがれたりした一日だった。

渋谷クラブクアトロワンマンだった。

というか、挫・人間ツアー2017〜集まれ!隅っコ!移動型在宅バンド猛レース〜のファイナルだった。


ひめキュンフルーツ缶とのツーマンから始まったこのツアーを振り返ると、すごく昔のことのような気持ちになる。
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ひめキュンはおれたちの天使……。
ぼくらは彼女らと共演するとき、ほんとにバケモノも嫌な顔するくらいバケモノなんですけど、それでも彼女らといるときは、なんというか、人間になれているような気になるんだー。
それはね、たぶん人間扱いされてるって感じるからなんだよね、人間のコミュニケーションってこうだよな……っていうか、普段からぼくらは、人を遠ざける生き物なんだけど、ひめキュンはおれたちより先に心を開いて接してくれたのね。

心を開くことって、秘密がないとかそういうことじゃなくて、人と関わって傷つくリスクを引き受けることだと思う。

ひめキュンはファンもすごく良くて。ひめキュンにもひめキュンのファンにも、ぼくの持つアイドルのイメージを変えられたんだよなー。ひめキュンのライブは会場が愛に溢れてるというか……ひめキュンがファンを楽しませようとして、それをファンが愛で返す光景が……そのフィードバックが……ライブの良さってその景色以外に無いなって思わされるのよね。

ひめキュンは笑顔をたくさん持ってて、彼女らが笑ってるのを見ると、人が笑ってる顔ってこれだよなって思う。人間の笑顔って可愛いだけじゃないんだよな、切なかったり、泣きそうになったり、面白かったり、笑ってほしかったり、ほんとにうれしかったりするときに、ほろりとこぼれるものだから、ぼくはステージ上でそれをばらまく彼女らを見ると心が救われるのを感じた。彼女らの目が光を撒き散らし、ミラーボールを反射させているみたいだった!あぁ、これっておれ、しあわせなんだわ、と。しあわせでいるところを見られるのがこんなにうれしいものだなんて、知らなかった!と思った。
ひめキュンから感じたことがたくさんあって、それのすべてが美しく素晴らしいものだって断言できるよ。ひめキュンがいなかったら『もょもと』みたいなアルバムは作れなかったから、初日がひめキュンでうれしかった。

この日やった「ハヤオ」は、人生で一番の「ハヤオ」だったんよ。
この日から、この曲を演奏するときは何があってもぜったいに楽しい気持ちでやるって決めたんだー。だからワンマンでもたのしかった!

彼女らとの出会いはおれをすごく変えたし、それはすごく良い変化だって思えるよ。
いつもは気持ち悪い顔と挙動と言葉でしか伝えられないことだけど、おれは彼女らが大すき。
この日『クズとリンゴ』の歌詞を変えて歌ったけど、ほんとうの気持ちだから。一生ファンです!!


ひめキュンについて書いただけでブログ1記事分くらいあるから、こっからはアッサリ書いていくわ。
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広島でペロペロしてやりたいわズとやった。
実は2回目の対バンで、1回目の北海道では殆ど会話はなかった!!
しかし、ボーカルのムカイダーも心を開くタイプの人間で初めて会ったときから「挫・人間がすき」って言ってくれたのだ。
ぼくらは褒められると「いやいや……」と照れて逃げ出してしまうことが多く、このときもそうだったのだけど、ムカイダーのそれはすぐ信じられたのね。
なにせ同世代の対バン相手を自分のライブ前に褒めるなんてこと、なかなか出来ることじゃないから……ってそれはおれに限った話なのかもしれないけど。

あの頃とはメンバーも違う彼女らとやれてよかった!彼女らの地元で。ママイダーのくれたおはぎも美味しかった。
またやりたいな!
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空きっ腹に酒との写真は他にもたくさんあるんですけど、それは濃厚なべろちゅー写真とかばかりなので、これしか載せません。これも舌入ってるんですけどね。

空きっ腹に酒はね、ほんとにカッコいいバンドだし面白い奴らなのよ。ユキテロさん、プライベートで遊ぶ回数が一番多いバンドマンだし。
この人と飲むとすごく泥酔して、記憶消えて、うう……って気持ちになることが多いのだけど、この日はこの人が先に泥酔してましたね。
めちゃくちゃフロアで踊りまくってるの最高でしょ。やっぱ人を踊らせることができる奴は、違う……。めっちゃ挫・人間の曲覚えてるしな、おれも空きっ腹の曲たくさん歌えるけど。

でも彼らのことは盟友って呼んでしまいたいね……迷惑だろうけど、好きなバンドだし。カッコいいと思えるし。

初めて対バンしたとき、ペロペロと一緒にやったときなんだけど、ユキテロさんが最初にぼくにはなしかけてきたの、「町田康……すきなん?」だからね、そりゃ好きになるよね。
ツーマンやって、『夜のベイビー』一緒にやったりして、あんまり知られたくない秘密も握られて、まあアレなんですけど、個人的にはすごく似てるところもあるし、愛さずにはいられないカッコいいバンドなのよね。
もっと話すべきことあるけど、悔しいので辞めておく。西田さんはやっぱり最高です。
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HANABOBIは初めて対バンしたんだけど、YouTubeでMVみた瞬間一発で好きになった。
彼らとおれたち、ぜったい同じ孤独を抱えてるって思ったものね。
ルックスめちゃくちゃイカつくて、会ってみるまではどうなるかわからない上に、台風で機材車が北海道に辿り着けずに、アベマコトvsHANABOBIって状況になり得たので、色々と恐怖していたのだけれど、すごく礼儀正しいコたちで、「そうだよな」って思った。このルックスでこんな音楽やってる奴らがヤな奴なわけないもん。

人間性が曲に出るというか、彼らはめちゃくちゃ本気でバンドに打ち込んでるのがわかるし、歌詞もライブも面白いことやりたいって気持ちとすごくリアルな部分がシームレスに同居してて、マジで嘘がねえなって思った。
ほんとにビックリするくらいにいいバンドで、めちゃくちゃ人に勧めてしまう。
全員可愛いし面白いし、メンバー5人全員が同じとこめがけて走ってる感じ、すごく美しい!これはなかなか出来ることではないのです。

ボーカルのよったんがクアトロワンマンの直前にめっちゃキュートなLINEくれたこととか、ぜったい忘れないぞおれは。
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仙台は八十八ケ所巡礼とツーマン!!
八八はサイコーのバンドだから、知り合うずっと前からアルバム聴いてた。それこそ初代ドラマーの吉田と、このバンドいいよね、って言いながらね。
こういうルックスと音楽性だからアングラで難しいひとたちのように思われるかもしれないが、一度ライブを観たら最終的に誰もが「楽しかった」と言って帰る奇跡のバンド。あんまり変態って言葉好きじゃないんで使いたくないんですけど、それ以外の言葉で形容するならば『超馬鹿』とかになっちゃうほど、もう笑っちゃうほどカッコいいんだよな。メンバー全員面白いし。

マガレさんと菅さんとサクラ大戦の話したのも、信じられない話で、菅さんすら最初そんなイメージなかったのに、マガレさんまでサクラ大戦プレイしていたのか!と。これはもう、SEGAがすごい。普通にオタクの話をしてしまった。

こういうオタクも音楽も偏見なく受け入れて良いと悪いを自分で判断してしまえるところがマガレさんの魅力であるとぼくは思うんですね。そしてそれは音楽性にも現れてると。もうリハの段階からバンドがすごい音出してて「どーやったらこんな音出るねん」って感じだったんだけど、そんなんで曲も良いなんて、困るよ。覚えちゃうしね。ルックスも最高だし。

というか、普通に憧れのバンドの先輩なんだよ。ぜったいにまたやりたいもん。この人たち友達いないんだろうなあ!って思ってたし。仲良くなれたような気がして、おれは、うれしかったんだ……ファンだから。

彼らのことがおれたちは全員めちゃくちゃに好きなんだけど、イマイチ本人らに伝わってる気がしないぜ。
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浜松はオールドローズとTHE ZUTAZUTAZとスリーマンでしたね。

どちらも初対バンだったけど、THE ZUTAZUTAZのこの馴染みやすい感じは一体なんだ……?と思ったらレッドクロスにもたまに出たりしてるみたい。なるほど、と思った。個性的なメンバーがたくさん集まって、ゆるくライブやったりキメるとこキメたりしてライブするの、ロックバンドのイケてるとこだよね。
初対面で気まずい上にワークマンで謎の防塵マスクや穴あき手袋を購入し、身につけはしゃいでる怪しいおれたちにも気さくにはなしてくださった良い人たちだった。変な格好しててすみません。

オールドローズも初めて対バンで、なんと浜松ラストライブとかですごく残念だった。

雰囲気のあるバンド、って伝わりづらい言葉だと思うけども、自分の持ってる独自の空気感を歌詞の世界観や言葉選びやサウンドやビートで拡張し伝えられることってなかなか出来ることじゃないと思う。
3人それぞれの演奏もすごく良い!すごいバランス感覚、スリーピースってやっぱり究極だなって思わされちゃう。ぼくにはぜったい出来ないし。
女の子であんなに色気のあるギター弾けるひとってあんまりいないよね。
ライブが終わって楽屋に帰ると彼彼女らが挫・人間のTシャツを買っていて、最高だった。そのときおれたちは衣装からワークマンで買った謎の防塵マスクや穴あき手袋に着替えていて嫌な感じだったと思う。変な格好しててごめんなさい。

解散ライブは12.28のUFO CLUBでやるんだって。ワンマン。それは行きたいなと思った。
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あんどん馬鹿馬とうさぎのみみっく‼︎とのスリーマンin UTERO
福岡のユーテロはこのツアーで最も地元に接近したライブ会場だった。
かといって地元の友達とかはもちろんゼロである。寂しいね。初恋のコとかは、当然来なかった。もう二度と挫・人間のライブに来ることはないんだろう。

初対バンのあんどん馬鹿馬のギターの人がとても良い人で楽屋で衝撃のデカい話をした。あなた、ライブやってる場合じゃないですよ、と思った。しかし、ギターの弾き姿といい、メサの一発のスピーカーから出される音と言い、すごくイケてた。シンプルに良いギターを弾くギタリストがいるロックバンドは良いね。
ボーカルの人、Tシャツがピーズだった。6月9日、武道館に居たんだなと思ったしその話もした。グライダーの全灯めっちゃアガった!とか、曲のかし歌詞にしても、この人ピーズ好きなんだなってすぐにわかった。ピーズ好きバンドマンというのはピーズの話になると途端にキッズになってしまうのだ。愛されるバンド、ピーズ。カッコ良さがブレた瞬間がない。圧倒的にさすらっている。ピーズを嫌いなバンドマンを見たことはないが、ピーズに夢中になったバンドマンはたくさんいる。そしてみんなピーズへの憧れが歌になってたりするのだ、そしてそれは総じてとてもキュートな歌だ。

うさぎのみみっく‼︎も初めての対バン。何せ曲がめちゃくちゃに良いのですごく期待してた。期待してたら期待より良かった。中学生とかなんだって彼女たち。
入りのときから衣装に身を包んだ彼女ら2人、ぜんぜん喋らないの、そりょそうだよな、おれたちは恐怖感しか与えられない、と思ったりもしたが、あれは、慎ましさだ……とすぐにわかった。品が良いのだ。「どうかおかけください」と声をかけるまで楽屋でもずっと隅で立ってるし。
アベくんがライブ後楽屋に帰ると「圧倒的でした」と声をかけられたそうだ。可愛いじゃないか。良い意味だといいな。これからどんどん綺麗になっていくんだろうな。ずっと楽屋で2人が小さな声で話してるの、その小さな世界がどうなっているのか、男子は永遠に気になってしまうのです。
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そして、大阪ワンマンですね。セミファイナル。
大阪ワンマンは前回もすごく盛り上がったしたのしかった覚えがある。大阪のやつらはめちゃくちゃアツいし、最高のレスポンスを返してくれる。
こっちが爆音で演奏していてもフロアからの声が聴こえる。そんなんアガっちゃうわけよ、こっちとしても。

実はソールドアウトにしてもいいくらいチケット出てたんだけど、当日券もだしてギリギリまでいれてもらった……。
大阪でライブすんのは、最高に楽しいからね。大阪好きになっちゃうわよ。

『絶望シネマで臨死』のモッシュ、めっちゃたのしかった。うおーーーっ、サイコーのやつ!!っておもった。夏目のこと見たら夏目もサイコー!って顔しててサイコーだった。だよな?って感じ。お前らにも、だよな?!って感じ。イケてるタイミングでジャンプしてる奴とか、いいんだよなー。
江戸アケミが自分の踊りを踊ればいいんだよ!って言ってて、それがすごく大好きな言葉なんだけど。決まったフリをみんなでする楽しさをおぼえてしまった今、そのゆるやかさもまたあるほどにたのしい。自由に楽しむって難しいことだから。ここでジャンプ!とかって決められてないところで跳んだりすることとか、こっちにガーッと突撃してくることとか、自分の身体で受け取ったものを自分なりに表しておれたちに出してくれてるのサイコーだよ。胴上げでもなんでもいいから、そういうの見せられるとうれしくなっちゃう。あの日の『絶望シネマで臨死』はこのツアーで一番だったんじゃないかな!
これからもっとみんなの奇行みたいな、おれはそれを全部受け取って全部肯定するし愛しまくるから。

ちなみに、この日物販を手伝ってくれたのは元『白い朝に咲く』のメンバー2人で、坂東と鎌田っていうんだけど、おれの大好きな後輩なんだ。「にいさん!」って言って慕ってくれんの、本当にかわいいから基本女人禁制の挫・人間の禁をやぶってしまう。おれはこの2人の幸せをちょっとやそっとじゃなく願ってるよ。
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これはツアー中に撮ったプリクラです。滅多にメンバーとプリクラなんて撮らないが、このメンバー4人で撮ったプリクラは初めてだった!
なんというか、ツアーの思い出の1つだネ。
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そして遂にツアーファイナルですね。
渋谷クラブクアトロ!

クアトロワンマンて!!!!!!!
自慢しまくりたいぜ!!!!!!!!
と思ったね。憧れのライブハウス。

この日のために初めて1人で美容院行ったぜ!
そこで起こったハプニングについては、MCで話したし、なんというか、あの場にいたみんなとの思い出にしておきたい……(笑)

梶原以外(ぱいぱいでか美とリコチェットマイガールの稲荷)も来てくれた。
でか美はDVD『STAY GOLD』
ナオはEP『TEXT』
発売おめでとう。STAY GOLDは使えるし、TEXTは名盤だね。
我等友情永遠不滅系の仲なのは写真でにぎりしめた手をみればわかるかと。
梶原は物販やってました。

谷尾桜子氏も来てくれたんよ。おれはもう、グッときちゃったね。ひめキュンファンもたくさんきてくれてたし(そういうとこまでホントに愛しいファンたち、なかなかいないわよね)
桜子大先生、前髪が出来てて可愛さがものすごいことになっていましたね、死ぬかとおもいました。本当に、途端にすごく失礼なこととか沢山しているような気になってきました。それでもおれは桜子が好きだ……推しだからな。

ツアーファイナルのワンマンってやっぱり楽しいですね。なんか千秋楽ってだけあって、日本全国からヤバいやつらよくこんなに集めたなって感じになってました。
だって渋谷クラブクアトロだよ?それは色んな伝説がここで生まれてきたわけです。憧れのバンドのライブ映像がクアトロ、なんてよくある話なわけです。
それに対して真っ当なロックファンからしたら最低の悪夢みたいな光景だったでしょうね、昨日のクアトロは。
「俺たちのクアトロを汚すな!」
という声が聞こえてくるかのよう。

でもね、いつも手紙くれるやつとか、この日はしれっとエゴサして確認したりしたんだけど、みんなそれぞれ自分なりの言葉で、どこで感動したかとか、たのしかったとかって書いてくれててすごくうれしかったし、そういう意味で言えばすごく神聖な空間だったんよ。
おれたちと同じようにどこにも行けなかったり馴染めなかったり馴染んでるフリをしてるやつとか、およそ社会に向いてないことに必要以上に自覚的なやつとか、そいつらが理性を解放してたのしんでる空間は、なくてはならない場所ではないですか?ここではないどこかを求めて彷徨って、ハルヒの言う通り「無ければ作ればいいのよ!」と滅茶苦茶な活動を続けてきたけど、良かった。
「肩を出してる!」という言葉を叫ぶあなたたちの意味不明さと、意味を投げ出すことの素晴らしさが同居してる空間、サイコーでした。
あんなデカい会場で全員が挫・人間みにきてて、全員で意味不明の地獄形成するの、本当にこの世の果てって感じでした。おれがずっとさがしてた地獄の先にあるはずの天国って、もしかしてここなんじゃないかなって思ったよ。
だったらその空間をもっともっともっともっともっと大きくしたいって思った。思ったんだー。ぜったい大きくしたい。頑張るね。みんなもそれを見て楽しんでくれたらうれしい。

おれは誰かを何かをそして自分自身を救うために音楽をやってるんだと思ってて、しかしこんなにフィードバックを感じることができるものだとは思っていなかった。あなたの歌に救われている、あなたの音楽を楽しんでいる、好きだと思っている、というのをライブでフロアからビシバシかんじるときがある。そのとき全員がおれと同じに見えるし、すごく救われる。おれたちもそれを返したいと思ってバンドの音はデカくなる。おれは君達がいなければひとりぼっちにもなれない。

ハートとばしもコールもポゴダンスもモッシュもなんでもアリな挫・人間のライブが、その空間が、ずっと思い描いてた理想的な意味不明空間で、それが、とてもとてもいとしい!そんなもの、たのしくないわけがない。
今回のワンマンでなんだかそれをじーんと感じたので、それをもっと大きくしたいなって思った。もっともっと意味不明になっていきたい。本当に笑えるやつ。本当にカッコいいやつって笑っちゃうでしょ、どんどんそうなっていったらいいな。中学生のおれが「ライブいきたい!」って思うようなやつ。意味をガンガン破壊して突き進む滅茶苦茶なヤツ。そういう清々しさってどうしてあんなに泣けるのかって、それはきっと人間性の肯定だからですね。

はー、長くなってしまった。
長時間使って長文を書いてしまう。ちょっとしたコメント書くときもそうだ、すぐ長くなる。でもそういう感動のおもらしは止められない。
なんでも短くてパッと楽しめるものが良い時代なのにね。
でも高校の頃に作った『そばにいられればいいのに』みたいな曲をクアトロで、ワンマンでやれて嬉しかったな。


でもすごく思い出のあるツアーが終わって、長かったーと思ったら一ヶ月くらいなものなのね。
ツアーって一年に一回やるかやらないかとかだけど、今回のツアーが一番たのしかったから、おわったの少しさみしいな。

これから挫・人間はまだまだビシバシ進化していくつもりなので、まだまだよろしくな。

とにかく、ありがとう。ほんとに、あいしてます。
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こんにちは、ベースのアベです。

マニフェスト、公約…
この前選挙があったので、そういう言葉をふと思いついたんですが…
「もょもと」あるいは、今やってる「挫・人間ツアー2017〜集まれ!隅っコ!移動型 在宅バンド 猛レース〜」について、具体的に何かマニフェストを提示はしていませんが、責任を持って、良いアルバムができました!とか、良いライブするから来てね!とかは最低限言ったと思います。

そのマニフェストが実現できたかどうか…もちろん「もょもと」は過去最高のものを作ったと思う。その感想はお客様の受け取り方次第なのですが、きっと楽しんで頂けてる事だと我々は自負しております。
ただ、リアルタイムで目の前で反応が分かるライブ。もとい、いまやってるツアーは、高松〜仙台までやってみて、フロアからステージに向けて帰ってくる熱量みたいなモノが、確実に今までとは違うものだと僕は感じてます。
もちろん、メンバーも未だかつてないほど気合い入れてライブやってるんですけど、なんていうか…ちょっと恥ずかしいけど、すげぇ一般的なロックバンド的な言葉を使うとフロアとの一体感といいますか…そういうものを感じます。ちゃんと、演奏や、動きや、声や、いろんなモノがお客さんの頭ん中まで届いて、反応としてこっちに返ってくる感じ。それも、画一化されたものというより、各々の形で。
それが、やっててとても楽しいし、貫いて来たものが少しずつだけど形になっていくのが分かるから、嬉しいし、よりいっそう機微にまで気合が入る。

「少数派の諸君!」って、かつて都議選に出てたこれもまた我々の青春のインターネット時代の有名な人が言ってたけど…我々としては「隅っコの諸君!」って呼びかけたい。少数派だと、沢山集まったときなんか変でしょ?
「隅っコ」の定義は、広義的で、人それぞれの解釈があって良いんだけど、この日本の色んな場所、教室、仕事場、家庭、社会、集団、音楽シーン、etc……で、色んな意味で隅っこにいる人は、少数ではなく多数いると思うから。誰が考えたか忘れたけと、良い言葉だと思う。

是非、我々のライブへ来て下さい。チケットで挫・人間にvoteあるいはbetしてくれ。

その有名な人は「私が当選したら!………ヤツらはビビる!…………私も…ビビる!」と言っていたが、我々、挫・人間はどんなに沢山お客様さんが来て、その上ライブが大成功してもビビらないので大丈夫です。

自信と、その先が見えるからです。


いよいよ、11月が始まります。ツアー終盤。前半中盤と、ライブに来て下さった皆様、対バンの皆様から得たエネルギーを放出いたす。ワンマンが大阪と東京とあります、大阪はチケット残り少なし!がんばるぞい。


11/2(木) 浜松FORCE w/THE ZUTAZUTAZ/オールドローズ

11/3(金祝) 福岡Utero w/あんどん馬鹿馬/うさぎのみみっく

11/5(日) 大阪Pangeaワンマン

11/10(金) 渋谷クアトロワンマン


なにとぞよろしくお願いしまーす!では。

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