月別アーカイブ / 2019年01月

「楽しんで良いんだよ?」

そんなの烏滸がましい。。
周りが笑って楽しそうならそれで良い。
何をするにしても、私をその中に含んでいない

自分は写真を撮る係で良い。
写らないし、後からは見えない。
俺の記憶に写し出されるフィルムさえあれば
いくらでも、そこには居たと僕が思える。

私は自分を認識せず、俺は僕を大切にしない。
不透明なブラックボックスを
さも大切な物だと言わんばかりに、
大事に両の手が真っ白になる程
抱えてはみるけど、いつか開いた時には
輪郭だけしっかりと掌に刻まれた、
内容の分からないものしかなかった。

言い聞かせることしか出来ない。
君をブラックボックスに閉じ込めて

良いことがあった。

いつもは、「一日」のこびり付いて取れない油汚れの様な、人格という汚れを落とす為、熱くて強めのシャワーで流しさるだけ。
だけどこんな日は、お風呂に浸かって「1日」の色々を溶け込ませたくなる。

柄にも無く、お気に入りのバスソルトなんかを入れたりしちゃって、少しの薄明かりと、換気扇の音が心地良く、汚れで固まった古いロボットの様な身体の、可動域が広がっていく感覚が、徐々に暖かくなる体温が、人を好きになっていく感覚に似てるなぁとか思いながら。

そんな恥ずかしい想いを、立ち込める湯気のせいにして手で振り払いながら、
暖かくなる顔を、お風呂のせいにして、
湯冷めしないよう、明日からまた頑張れるよう、

ゼンマイを巻いていく。

どうすれば良いのか分からなくなる。
自分はそうじゃないのに。
私はそうじゃないのに。
俺はそうじゃないのに。
僕はそうじゃないのに。

レンブラントの綺麗な108色の絵の具をパレットに出したはずなのに、気づいたら全部混ざって、黒くなって、その絵の具で、どれ程の絵を描こうと、輪郭が分かるだけで、彩り鮮やかな心は描けない。分からない。見えない。伝わらない。
水彩で描いてるつもりなのに、自分を見せなくさせる為に油絵みたいに何度も塗り潰して、天魔波旬な自分が障礙してくる。

周りから望まれているお前はそうじゃない。
どうすれば良いか分からない…
テクスチュアを高めていくほど、心が乾燥を早めていくことになるのに。

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