一緒に居るはずだった、、
という思いだけがふと蘇ってきて、その虚像に難なく思考を染め上げられる時がある。

引力みたいなものだったのだろうと、惑星の周りを回っている衛星みたいに、軌道に乗っかり何も考えず、思わず、当たり前のように過ごして来たが、トリビアルな変化に気づかず、瞬間的に軌道がズレ、彷徨う事になるこの現状が歯痒くも不可逆的である未来が心苦しい。

そんなものだったんだろう…
そういう風になる道だったのだろう…
そんな感情に即する言葉を探しながら、虚像に手を伸ばす確かな自分を感じながら、実情の不変さに嘆息しながら。