月別アーカイブ / 2010年03月

紀伊國屋書店国分寺店、そして茨城リブロひたちなか店を終え、
47都道府県サイン会ツアー、ついに全国制覇・終了となりました。
まずは全国各地の会場にお越し下さった皆さま、
そして各会場の書店員の皆さま、本当にどうもありがとうございました。
ひとえにみなさまのおかげです。

まずは紀伊国屋書店国分寺店でのサイン会。
東京でのサイン会は実にこれで4度目なので、
「もう誰も来ないんじゃないかなぁ…」と不安だったのですが、
国分寺といえば武蔵野美術大学が近いこともあって、
今回はたくさんの大学生の人たちが来てくれました。
"ムサビ"と言えば今も昔も美大の中ではとても入るのが難しい大学です。
なので当時比較的入るのが簡単だった大阪芸術大学出身の僕は、
5年くらい前までムサビ出身者と聞いただけで、
ビビっておしっこ漏らしてしまいそうになっておりましたが、
気付けばもう10歳以上歳が離れているので、
今は「がんばれー!」という言葉だけを漏らします。
そして何度も来て下さる方々もちらほら、
本当にどうもありがとうございます。

終ってから店員さんにサインをしていると、
その中の一人、バイト男の子が「宛名は"ジミー"でお願いします」
と言ってきたので顔を見ると、至って純和風の顔立ち。
そして名札を見ても、清水や地味彦などどこにもそれらしきゆかりがなく、
ジミーといえば、最近ハマっているX-MENのウルヴァリンや

大好きなスト2のブランカの本名と同じだったので、

気になって由来を聞いてみると、どうやら大学入学当初、
先輩にジミー大西に似てるからとあだ名をつけられ、
それからずっとそう名乗っているそうです。
「今では"国分寺のジミー"と言えば僕のことですよ」とまで言っていましたが、
さすがに大阪のジミーはまだまだ本家ジミーちゃんの方が浸透していて、
「僕の不勉強でした」と謝ろうと思ったその時、奥から他の店員さんたちの
「へー、あいつジミーって言われてんの?知らなかった」「私もー」
という声が聞こえてきましたが、僕は黙ってそのまま"ジミーへ"と綴り終えました。
ムサビの卵たちはもちろん、国分寺はおろか、
紀伊国屋内でもまだ浸透していないジミー、がんばれよ!
「おまえががんばれよ!!」

はい。

さてツアー最終地・茨城編に行く前に告知です。

まずはもう明後日となりました。
今週金曜日に名古屋新栄ロックンロールで4か月ぶりのセイルズのライブがりますので、
お近くの皆さま、ぜひ遊びに来て下さいねー

2010年4月2日(金) ~GRANCHと音の旅~
GRANCH『Photograph』レコ発イベント

会場:名古屋新栄クラブロックンロール
開場 18:30 /開演 19:00
チケット:前売り1,800円 /当日2,000円 (別途ドリンク代500円)
出演バンド:S▲ILS 雰囲気 DIEZEL GRANCH

前売り予約はお名前、チケット枚数を明記の上、
kazekissa@gmail.comまでメール下さい。


そして来月の4月24日(土)に行われる
画集『Blue』サイン会ツアー全国制覇記念イベント「47都道府県のBlue Film」も
たくさんのご予約頂き、定員締切まであと15人ほどとなりましたので、
迷ってる方はお早めにー 来場者全員に秘密のプレゼントを用意してお待ちしております。

4月24日(土)中村佑介 展示&トークイベント
47都道府県のBlue Film



2009年に飛鳥新社より発売された画集『Blue』が6万5000部を突破!
そしてその47都道府県サイン会ツアーの終了・全国制覇を記念し、一日限りの特別イベントを開催。
昼間の展示では、原画はもちろん、サイン会ツアー中のドキュメンタリー映像(?)も見る事ができます。
夜のトークイベントは、特別ゲストに中村の大学時代のクラスメイトである漫画家の石黒正数が登場!
自身の作品の話やツアー中の裏話など、今までにないボリュームと濃い内容でお送りします。


会場:VACANT(東京・原宿)
展示:13:00~16:30入場無料)
トークショー:17:00~21:00(入場料1,500円/1ドリンク付き/途中入場及び退場可)
司会:柏木弘康 スペシャルゲスト:石黒正数(漫画家)
予約:ss@asukashinsha.co.jp
トークイベントはメールでの予約制となります。
ご予約の際は、件名に「中村佑介イベント予約」、
本文に「お名前(代表者)」「人数」「連絡先」を明記ください。
尚、定員に達し次第、予約受付を終了いたしますのでご了承下さい。





最後に本日の読売新聞夕刊"POP STYLE"というコーナーに
大きく特集して頂いておりますので、読売を取っている方は是非ご覧ください。

WEB動画では以前話していたW森田の一人
困った笑顔が素敵な森田記者も喋っておりますので、
そちらもあわせてどうぞ。

つづいて告知です。
ついに8月から長く続いた47都道府県サイン会ツアーも
28日の茨城が最後の地となります。

サイン会@東京
日時:3月27日(土) 13時~
場所: 紀伊國屋書店国分寺店
お問い合わせ: 042-325-3991(10:00~22:00)

トーク&サイン会@茨城
日時:3月28日(日) 13時~
場所: リブロひたちなか店
お問い合わせ: 029-265-2655

そして翌日3月29日(月)に東京のFMラジオJ-WAVE(81.3FM)の
RENDEZ-VOUS(ランデブー)というラジオ番組に出演させて頂きます。
14:30~14:40のWOUDERFUL ESSENCEというコーナーですので、
関東の方は是非、お聴きください。
収録場所はけやき坂スタジオ。これは外から見れるのかな?

行ったことがないのでわからないのですが、
場所は六本木けやき坂通沿い、六本木ヒルズアリーナ隣ですので、
お近くの方は是非。

そして引き続きツアーファイナルトークショーの予約受付中です。
編集部にも早速たくさんのお問い合わせを頂いているようで、嬉しい限りです。
席に限りがありますので、お早めに!

4月24日(土)中村佑介 展示&トークイベント
47都道府県のBlue Film



2009年に飛鳥新社より発売された画集『Blue』が6万5000部を突破!
そしてその47都道府県サイン会ツアーの終了・全国制覇を記念し、一日限りの特別イベントを開催。
昼間の展示では、原画はもちろん、サイン会ツアー中のドキュメンタリー映像(?)も見る事ができます。
夜のトークイベントは、特別ゲストに中村の大学時代のクラスメイトである漫画家の石黒正数が登場!
自身の作品の話やツアー中の裏話など、今までにないボリュームと濃い内容でお送りします。


会場:VACANT(東京・原宿)
展示:13:00~16:30入場無料)
トークショー:17:00~21:00(入場料1,500円/1ドリンク付き/途中入場及び退場可)
司会:柏木弘康 スペシャルゲスト:石黒正数(漫画家)
予約:ss@asukashinsha.co.jp
トークイベントはメールでの予約制となります。
ご予約の際は、件名に「中村佑介イベント予約」、
本文に「お名前(代表者)」「人数」「連絡先」を明記ください。
尚、定員に達し次第、予約受付を終了いたしますのでご了承下さい。





最後に


全国のサークルKサンクス、セブンイレブンでお求めの上、
Yahoo!でもGooでも"大人の薫はとっても危険"との注意報が発令されておりますので、
お子様の手の届かないところに厳重に保管下さい。
僕は注意も聞かず、昨日はノックアウトでした。


以上、イラストレーター改め、平田薫ーター・中村佑介からの告知でした。



こんなに忙しい最中に"みんな大好き愛しの恋ちゃん"こと
Soda fountainsの小泉等くん(右)よりほんとどーでもいい内容のメールがあり、
寂しいんだな…と思って電話をかけなおしてみると、
やはりただ暇だったとのこと。なんと失礼!!
しかしどれくらい暇だったかというと、その日昼に起きてからしたことは、
そのままベッドに寝転がりながらZOOKEEPER(携帯ゲーム)を2時間しただけ。
そして今に至る…って正確には起きてない!!
しかしこの男、以前から薄々気になってはいたけれど、
完全に神さまに地球の登場人物として忘れられてるのではないか!?

ユリイカでもお話ししたのですが、僕は高校3年生までオネショが治らず
遅刻はすれどそれだけは秘密の皆勤賞だったのですが、
でも実は最後の2年間ほどは惰性でしておりました。
お母さん(干させて)ゴメンナサイ!ベッドの天板(腐らせて)ゴメンナサイ!!
どういうことかというと意識は起きているのに、
今までの自分の癖にかまけて、トイレに行くのが面倒くさいから、
治っていないことにしてそのまましていたという。
「もはやお寝ショではないお起ショだ!」と目くじらを立てるこいちゃんに、
「それならこいちゃんも今日はまだ起きてないことになるね」
と言うと「半立ちだ」と本当か嘘か下ネタかようわからんことを言ってました。

そんな長電話していてもラチがあかないので、急遽『小泉さまの暇を潰させてもらう会』を結成、
メンバーは僕と、仕事場が近所の

写真:山本シエン
3人でdigmeoutART&DINERで夕食を食べることになりました。
しかしdigmeoutの場所がわからないという将軍・小泉さまと、
「"まんだらけ"ならわかる(すぐ横)」ということで、そこで待ち合わせすることに。
遅れて到着すると、将軍さまはしびれを切らし、
セーラーヴィーナスのスカートの下を覗いておられました。

それ以上に驚いたのが将軍さまのファッション。
もう初春だというのに、セーラー戦士の元気なミニスカートとは真逆の、
去年12月の忘年会の時と同じとっくりセーターにロングコートにマフラーという、
完全に春の訪れ・日本の四季を無視した古畑任三郎スタイル!
先に神さまを無視していたのは将軍さまということで、喧嘩両成敗ですね。

それを指摘すると、「12月との違いはコ・コ・で・す・よ」と額に指さしました。
何とトレードマークだったワイルドな眉毛が舗装されてるじゃありませんか。

おまけに髪の毛まで少し茶色になっている!

そしてその変化には誰も何も触れぬまま、とりあえず注文しました。
あさ子ちゃんは気を使い「やっぱりSodaだけにゆずソーダですね」
と飲み物を注文すると、将軍さまも「僕もコカ、あ、ソー、コーダ!」とグダグダの注文。
おそらく何でも揃うdigmeoutART&DINERには、
"コカ・ソーダ"という新しい飲み物が存在しているに違いありません。
いえ、将軍さまが黒といえば、白いものも黒!
古谷マスター、早急に手配お願いします!!

待っている間、将軍さまお得意の妄想話浮世話がはじまります。
何でもお酒が呑めない酒豪の将軍さまが行きつけのバーに行くと、
たまたま同席した宮崎あおい似の女性に声をかけられ、
一夜限りのアバンチュールを結んだという、このように3行くらいで済む話を、
実に10分以上の時間をかけてお話しされていました。

あぁ、思い出すなぁ…(ただの水)

なるほどー(あさ子ちゃん!目!目が死んでるよ!!)

尻すぼみの話が終った頃、丁度注文したものがやってきたのですが、
それは普通のコカ・コーラでした。
将軍さまは何も言わず一気に飲み干していました、とさ。決め!



そんなCola fountainsのNEWアルバム『Rainbow Sprinkler』は絶賛発売中。
セイルズとして僕もあっちゃんも参加しています。(M4:春に咲く恋の花)
僕はM2とM14が、沼田さんも伽音ちゃんの笑顔がお気に入り。
春にぴったりなこの1枚、ぜひとっくりセーターとロングコートは脱ぎ捨てて、散歩のおともにどうぞ。
そして『小泉さまの暇を潰させてもらう会』にアナタも是非ご入会を。


岐阜、大阪ATC、和歌山のサイン会に来て下さった皆さま、
どうもありがとうございました。
それ以前の埼玉、秋葉原についても書きたいことがたくさんあるのだけれど、
それはまた詳しく後日ということで、
最近はいつも度に同行してくれている飛鳥新社の営業課長・沼田さんフィーバーが
各地で起こっており、「今日写真撮られましたよ!」から、
「今日"も"写真撮られましたよ…(※訳:ヤレヤレ、モテる男は辛いぜ…)」
になってるくらい、写真やサインを求めらております。生意気ですね。
しかし、それでも恥ずかしがり屋さんの沼田さんはトークショーには出てくれず、
東北に続き、岐阜も1人でやりきりました。
さすがに見るに堪えないと思い、一昨日の和歌山では、
急遽、真理藻ちゃんがトークショーの相手を勤めてくれました。
真理藻ちゃんありがとー。和歌山の皆さんは、お得でしたね。

なんと今回のトークショー会場は映画館。
将来監督として舞台挨拶(ピンク映画)する予定なので、予行練習ですね。


その日も沼田さんは「トイレは"小"の時も必ず座ってする」とカミングアウトし、
繊細ぶりをアピール。さらに「…だから僕、思ったより繊細なので気を付けて下さいね!」
と続けましたが、それなら食事時にそういうことを言わない神経も持ち合わせて下さいね!

恥ずかしい…でも食べたい…恥ずかしい…でも写りたい…

それを聞いて「一見活発だけど恥ずかしがり屋というギャップ萌えなんじゃないですか?」
と解析し、ライバル意識を燃やしている季刊エス編集部ミポリンに、
「そしたらお嬢様と偽ってるけど、実は貧乏という設定にしたら?」
と提案してみましたが、「絶対イヤッ!!」と却下されたのに、
昨日、タダでもらえるたまごを食べて、食中毒で自宅療養中。
早速実行に移したようです。かわいいですね。

そんないつもお尻丸出しの"女版びんぼっちゃま"ことミポリン主催のイベントがあります。
そうそう、今日は告知のコーナーだったのに、またベラベラと余計なことを喋ってしまった。

4月24日(土)中村佑介 展示&トークイベント
47都道府県のBlue Film

会場:VACANT(東京・原宿)
展示時間:13:00~16:30(入場無料)
トークイベント:17:00~21:00(入場料1,500円 1ドリンク付き)
※途中入場及び退場可
司会:柏木弘康 スペシャルゲスト:石黒正数(漫画家)
予約:ss@asukashinsha.co.jp
トークイベントはメールでの予約制となります。
ご予約の際は、件名に「中村佑介イベント予約」、
本文に「お名前(代表者)」「人数」「連絡先」を明記ください。
尚、定員に達し次第、予約受付を終了いたしますのでご了承下さい。

そう、この47都道府県サイン会ツアーも残すところ今週末の茨城のみとなり、
それを祝して、東京・原宿VACANTにて、トークイベントを行います。
これまでトークショーに参加してくれた方も出来なかった方も、
インタビューやユリイカの話を実際に聞いてみたい方も、
トップランナーが見足りなかったという方も、ぜひお越しください。
47都道府県を回って約5000人のみなさんに鍛えられ、
この半年で劇的にサインもイラストも上達しましたが、
トークのスキルもイヤらしい程に上がりましたので、
あまり絵に興味のない方でも、きっと楽しめる内容だと思います。

昼には原画展示や、ミポリンが撮り溜めた47都道府県ツアービデオも上映しており、
そちらは入場料は無料です。
司会はいつもの柏木くんに加え、ゲストにはなんと漫画家の

サイン会に来て下さっている人たちの中にも、
石黒くんファンの方がたくさんいらっしゃるのですが、
実は彼とは大学のクラスメイトで、今回無理言って特別に出演してくれることに
なりましたので、こんな機会もう2度とないかもしれませんよ。
ですので、4月24日(土)関東の皆さまはお友達を誘って、
VACANTに遊びに来て下さいね。お待ちしております。


そして今日は告知がまだまだあります。
まずは小学館

さぁ、駆け巡れ真っ赤な青春。

さらに、以前も告知していた4月ロードショーの映画『

挿入歌『ブルー』の配信用ジャケットも出来上がりました。



詳しくは公式サイトまで。

最後に今後の文字通り最後のサイン会と、
久々の名古屋・東京でのセイルズライブスケジュールです。

サイン会@東京 日時:3月27日(土) 13時~
紀伊國屋書店国分寺店 お問い合わせ: 042-325-3991(10:00~22:00)

トーク&サイン会@茨城  日時:3月28日(日) 13時~
リブロひたちなか店  お問い合わせ: 029-265-2655

2010年4月2日(金) ~GRANCHと音の旅~
GRANCH『Photograph』レコ発イベント

会場:名古屋新栄クラブロックンロール
開場 18:30 /開演 19:00
チケット:前売り1,800円 /当日2,000円 (別途ドリンク代500円)
出演バンド:S▲ILS 雰囲気 DIEZEL GRANCH
チケット予約はkazekissa@gmail.comまで。

2010年6月12日(土)「LOVERS FESTIVAL 2010
開場 14:00  開演 15:00
会場:上野水上野外音楽堂
出演:朝日美穂 高橋徹也 ゲントウキ S▲ILS spanova and more…
チケット料金:前売 3000円(税込)
☆全席自由、整理番号順の入場
☆ドリンク代なし(野外イベントなので)
☆小学生以下は入場無料
☆ローソンチケット(0570-084-003)にて4/3(土)発売(Lコード77684)


以上、告知のコーナーでした。
みなさん無料のタマゴには気を付けて!ミポリンお大事に。



長崎のサイン会の後にあったFM長崎の取材で僕があまりに喋りすぎたので、
次の目的地佐賀行き終電の時間になってしまいました。
(番組も2部構成になってしまたみたい。平川さんスミマセン!)
夕飯はまだだったのでお腹が空いていたのですが、
もう時間もなかったので、向こうに着いてから食べることに決め、
改札機に切符を通した僕らを待っていたのは、長崎駅のハンパない誘惑でした。
何と駅の中にピクニックに行った時にあるような
机と椅子がセットになった休憩所があり、
そこで煙草を吸えるようになっているのです。
あぁ、終日全席禁煙時代に逆行しているが、何とわれわれに優しいんだと、
電車が来るまで2人とも煙草を吸っていると、次に奥からいい匂いがしてきました。
良く見ると、ホームにキヨスクではなく夜店が何点か出ていて、
焼きそばなんかのいい匂いが充満しています。
もはや、映画「氷の微笑」でノーパンで足を組みかえる
シャロンストーンにも負けないほどの長崎駅の誘惑、いやおそらく駅長の微笑に、
大のウィンナー好きな上、煙草と寒さと空腹で判断力が鈍っている沼田さんが
「え~い!もういいや!!」とフランクフルトの前で財布を開けようとしたので、
だったらきちんと食べちゃおうと、結局お弁当を買うことにりました。

そして佐賀入り。ホテルでグッスリ寝て、まずは書店周り。
ショッピングモールに入り昼食を取った後、
大きな窓にただただ広がる田園風景を見て、
沼田さんは退屈してしまい、いつもの一人遊びをはじめてしまいました。
長崎へ行った時も真理藻ちゃんに「痩せた?ちょっと会わない間に綺麗になって」
と女性なら誰でもが喜ぶ台詞を吐いても、
「額に嘘って描いてありますよ」とすぐに返されるくらい、
沼田さんの笑顔には長年の営業仕込みの嘘がこびり付いています。
しかしずっと一緒に旅している僕"ナカえもん"は知っています。
沼田営業課長がひとりの少年"ぬま太くん"として嘘ひとつない本当の笑顔になる瞬間を。
そのひとつがこの一人遊びをしている時です。

何をしているかと言うと、まずはトークショーやサイン会中の
僕や真理藻ちゃん、また季刊エス編集部のみんなを隠し撮りします。
またそれが天才的な確率で白眼を剥いていて、
その部分をカメラのモニタで思う存分拡大して一人でゲラゲラ楽しんでいるのです。
高性能カメラに定評のあるオリンパス泣かせの技だこと。
しかも困ったことにその時だけは、一点の曇りもない本当の笑顔になるのですね。
もうひとつは、最後にお教えしましょう。

そして昼食も書店周りも終えて僕らは佐賀のサイン会会場である
積文館書店佐賀デイトス店に向かいます。
佐賀というのも土地のイメージが全くなかったし、
正直僕も「何もないとこだな~」と退屈に思っていたのですが、
集まってくれた方々のなんと個性豊かなこと!
ちょっと紹介するだけでも、NHKのアナウンサーの方が来てくれたと思ったら、
次に待っていたのは偶然別の局のラジオDJをしている女性、
季刊エスに投稿している僕の大学の後輩の女の子、着物を作ってる男の子、
お小遣いを出しあって2人でひとつの画集を買ってくれた高校生、
7人くらいで来てくれた美術系高校の女の子たち、
「何もしてない」と言いつつ何か企んでそうな若者、
突然プロポーズしてくれた花屋の女の子、
かと思いきや、もっと直接的にサインしている間中
僕のほっぺたを執拗に触り続ける女性、
そして後ろからも何か鼻息を感じるなぁと思って振り返ると、
僕の手元をずっと覗いていたおばあちゃん。

そのように、佐賀には面白い人がたくさんいるので、
夜までやってる繁華街もアミューズメントパークも別にいらないんですね、きっと。
集まってくれた皆さま、積文館書店佐賀デイトス店スタッフの皆さま、
本当にどうもありがとうございました。

そして次の日は九州の最後の地、大分の書店めぐりをして、

念願の"鶏天"も食べ、空港に着いた僕は見ました。
「すみません、これしかチケットが取れなかったんです…」
と僕を残し、1時間早い便で東京に戻れる沼田さんの、
喜びを隠しきれない横顔から漏れた笑顔を。
もうひとつとはこのことだったのですが、
憎ったらしいので、僕にはどうか嘘のままでいて下さい!

(おわり)

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