月別アーカイブ / 2008年12月

映画『東南角部屋2階の女』を観に神戸新開地まで行ってきました。
途中電車でホフディランのタオルを見せてきたので、
「自慢かなぁ?」と思うも、「どんな映画でもよく泣くから」とのこと。
そして会場に着き、席に座り、幕が開ける。
横顔を見ると早くも彼女の目が滲んでいたので、
「疑って悪かった。本当に心の綺麗なヒトだったんだ!」と反省していたら、
どうやら大好きな加瀬亮が良く見えるように、
目薬を点していただけのようです。
そんな訳で、結局ホフディランのタオル使わず終いで、
事の真相は良くわかりませんが、それでも心が綺麗なことは確かです。
なぜなら僕も西嶋秀俊に夢中で、映画の内容を答えられなかったのですから。
つまり、いえ、もういいですね。帰りにポスターが売っていたので、
5分ほど悩みあぐねましたが、それは値段にではなく、
どちらが持って帰るか喧嘩になりそうだったのでやめておいた
ということだけ付け加えておきましょう。

場所は神戸アートビレッジセンター。
立て続けに『真木栗ノ穴』を上映するという、
いくらあっさり顔好きでも胃がもたれそうな、
西嶋秀俊2本立てを強行する神戸アートビレッジセンター。
来週は『8 1/2』『ロシュフォールの恋人たち』という
愛すべき時代錯誤な神戸アートビレッジセンター。
そんな超文科系インテリジェンスを目指しているのに、
ピロティにはNintendoDSとPSPで溜まる異なる文化系の子供と、
周りは競艇場のおじさん達のお酒の匂いが立ち込める神戸アートビレッジセンター。
そうか、「アートとは生活に根付いたものだ」と、
身を持って提示する神戸アートビレッジセンター。


小学館きらら連載『さんぽ文庫』第4回より

来春発売のタイフーン・ミニスターズのニューアルバム
『ワールド・スタンダード』のジャケットイラストを描き上げました。
タイフーン・ミニスターズはピアノボーカルとドラムボーカルの
女性2人によるポップスグループ。
サポートもつけないこのようなミニマム編成の場合、
どうしてもアンビエントな方向に向ったり、
はたまたアバンギャルドになり過ぎたりするもんだけど、
彼女たちはしっかり地に足をつけ、ひたすらポップスを歌っています。
楽器ふたつとは思えない賑やかな演奏と、男らしい歌詞がとても気に入って、
今回、描かせてもらうこととなりました。
彼女たちのエッセンスをふんだんに取り入れ、
いつもとはまたちょっと違うテイストに仕上がったと思います。
また発売日が決まり次第、ここでお知らせしますので、
それまでお楽しみに。

そしてもうひとつ、PHP研究所から2009年1月28日に発売予定の
『生まれてすみません~太宰治の言葉』の表紙も仕上げました。
凄いタイトルですね。そう、太宰治の小説から抜粋した名言集です。
どんな感じに仕上がったのか、こちらもこうご期待。

さて、告知もこの辺にして、日記を。
今日はアジカンのライブを見に大阪城ホールまで行ってきました。
席に座ると、隣には松本美香さんが!
松本さんは今はもう解散してしまったのですが"-4℃"という漫才コンビを組んでいて、
高校生当時大好きだったので、とても嬉しかったです。
松本さんはよく映画を見られるので、「ハッピーフライトどうでした?」と聞くと
「綾瀬はるか可愛い!以上!!」だって。
おそらく内容も面白い映画だったんだろうけど、
そういうことじゃなくって、まぁそのつまり、
フロイトの言う通りソウイウコトなのかもしれませんなぁ。

そしてライブがはじまります。ツアーの最終日ということもあって、
メンバー4人がいつもより演奏を楽しんでいる様子が可愛かったかっこよかった。
ほらね、だからもう、つまりソウイウコトなんですよ。
終って楽屋に遊びに行ったらやっぱりみんないい顔してたので、
その隙に、たこ焼きと肉まんを盗んで帰ってきました。
4人、ごめん、ごちそうさま!絵で倍にして返す!!

昨日はアメリカのバンド"シャラップス"の日本ツアー大阪編に、
出演させてもらいました。来て頂いた皆さま、どうもありがとうございます。
MCで言っていたあっちゃんのブログはコチラ
石田靖さんの若干重いブログの記事はコチラです。
何だかよくわからない方は1月16日(金)の『探偵ナイトスクープ』をお楽しみに。
1.GIRL 2.レモン 3.天才ラプソディ 4.冬のサイダー 5.おしりのふとん 6.ほんとはね
以上6曲をバンドで演奏して、すぐにART HOUSE忘年会が行われている
中目卓球会館に移動、以下5曲を弾き語りで歌って、またライブ会場に戻る。
1.雨にぬれても(カヴァー) 2.絵筆は役に立たず
3.お嫁においで(カヴァー) 4.薫 5.記念樹(カヴァー)

電気ブランは3、4年前、一度十三ファンダンゴでも共演させてもらったのですが、
その時は別バンドのしかもドラムを叩いていたので、気付かないだろうなぁと思ってたけど、
わ、ビックリ。DJの選曲やテンションも素晴らしかったし、他のバンドも気持ちよかったし、
いいムードが連鎖しているのが見て取れるようだった。
木漏れ日の二宮さん、まゆみさんSoda Fountainsの小泉くん、
Shutter and Loveのお二方も会場に。
最後はぱぱぼっくすの樽谷先生と主催者であるエレキベース阪本さんと団欒。
とメモのように憶えてる限り書いた日記は本当は1行で済むこと。

楽しかった。

そして来年、とてもいいことがあります。そう、とてもいいこと。
それがみなさんにとってもいいことになるように、もう少し背伸びしようと思います。




あと↑発売中

先日、フランス座に行くと奈緒ちゃんが「布団が欲しい!」と言うので、
ベッドを買ってからもどうやって捨てたらいいのかわからず、
放ったらかしていた僕と取引成立、早速家に帰って押入れを見てみると、
着ていない服がたくさんあり、これはゴミ袋に入るので捨てる。
するとかなりスペースが空いたので、アレもコレもポイポイ押入れに放り込んで行くと、
と話が長くなるのではしょって結局、気付けば部屋の模様替えをしてしまった訳だ。

片付けて行く途中、父からハタチの誕生日に「まぁ、読めや…」ともらったけど、
当時の僕は(今も仕事以外では)小説は全く読まなかったので、
これまた放ったらかしていた『ライ麦畑でつかまえて』が見つかった。
ちょうど仕事で読まなきゃならんとこだったので、
10年かけて父親のプレゼントをしかと受け取る。
ここまで来たらもはや親不孝なのか親孝行なのかわからない程の年月だ。
もう何十年もベストセラーで、マーク・チャップマンの愛読書でもあったので、
どんな風に人生変られちゃうんだろう?と恐る恐る本を開くも、
ぱたんと読み終えて「なるほどこんな本か」くらいの感想だった。
やはり、その年齢その時期に読まなければズボリとはまれないものがあって、
何だかそれはそれで淋しい気もするけど、
30歳の今、そういう感想を持つ自分がちょっとだけ誇らしい。
僕はポールにも小沢健二にもピストルを構えずに済みそうだよ。
むしろどんな道を進んでも一緒に歩きたいとさえ思う。
だって第26章の結末はそんな話じゃないか。
マーク・チャップマンはきっと前半しか読んでいなかったんだろう。
もし僕が彼の友達だったら、「僕でも全部読みきったんだぞ!」と冗談を言うなぁ。

そんなことを考えながら模様替えの終った部屋を見渡す。
なんともすがすがしい気分だろう。
部屋は人の心と双子のようにとてもよく似ていて、
ある友達の家に行くと、綺麗なんだけど押入れの中はグチャグチャだったり、
ある友達の家に行くと、引越の時作ったダンボールがまだそのままだったり、
ある友達の家に行くと、捨てられないものが山積みだったり、
ある友達の家に行くと、整理されてるんだけどホコリがいっぱいだったりってこれは僕、
また、ある友達は部屋にすら入れてくれない。おもしろい。
通常、性格や心の状況→部屋という順番で影響を及ぼすんだろうけど、
何か悩み事のある人は、矢印を逆向きに変えて、
まず部屋を片付けてみたらいいと思います。
その証拠に走り出した僕の第27章は、
ハイネックのセーターからぎゅっぎゅっスポンと頭が出たような気分。

あ、それも捨てたんだった。

BGM:『赤い星

年末に向けてイベント3つあります。
ひとつ目は来週水曜日S▲ILSのライブです。
ぱぱぼっくすやエレキベース、海外からThe Shut-Upsも。
クラブジャングルはラジオのトークイベントでよく使わせてもらっていたのですが、
ライブをするのははじめてなので、楽しみです。詳細は以下。

2008/12/17(水)「The Shut-Ups JAPAN TOUR
会場/大阪心斎橋クラブジャングル
open/start 18:00/18:30
add/day 2000/2500(without 1drink&1Food)
出演/The Shut-Ups(U.S.A)/THE OUTLAWS/The denkibran
/S▲ILS/ぱぱぼっくす/オカネモンスター(fromELEKIBASS)  DJ/ワッキー
お問い合わせ/club★jungle・tel.06-6282-1120

ふたつ目は12/25(木)- 09/1/18、digmeoutCAFEで行われる
『さよならエルマガジン展(仮)』に描き下ろし作品で花を添えさせて頂きます。
僕から言えることはそれくらいしかないのです。最後まで笑顔で。

みっつ目は12月28日、東京ホテルクラスカににて行われる
ワイキキ・フィリアとABC』というインディレーベル合同忘年会に参加します。
以前紹介したミエットワン橋本さんやエレキベース、カジヒデキさん、
HARCOさん、その他豪華な出演陣に混じって僕はお絵描きをします。
何をやるかは来てのお楽しみ。実はまだ決めてないので、僕が楽しみ。
勿論、ライブやDJなどやバースペースもありますので、
一般の方も遊びに来てくださいね。オリーブみたいな服装だったら特典があるそうですよ。
これは90年代の復讐、僕らの学生運動だ!!

是非。

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