月別アーカイブ / 2008年07月

スカパーのディスカバリーチャンネルで様々な生殖行為をテーマにした
ドキュメントがやっていました。
例えばウサギは人間と同じく年中発情期なので、
プレイボーイのマークはウサギになったとか、ほらバニーガールとかね、
人間以外で快楽の為にセックスをするのはボノボだけだとか、
あぁいつもの動物下ネタ系かと思っていたら、
単細胞生物の分裂から、動物の交尾まで割と手広く特集していたので、
もう50分終盤辺り、この大きく広げた風呂敷はとっ散らかったまま、
一体どう畳むのだろう…と興味深く見つめる。
「何と鳥類が全て"つがい"というのは間違いでした!(ジャーン!!)」→スタッフロール。
「え、それだけ?だから何?」と一瞬思ったけれど、実にこれ深いですよ。

「アナタ、ワイシャツに口紅がついてたわよ」
「そっ、それは君のじゃないかーっ?」
「わたし、こんな若い色持ってないもの」
「あ、そうだ!研究チームの若い娘が酔っ払って、あぁ、あの時の(ポン)
そもそも、動物なんて一夫一婦性に出来てないのだよ。…僕は何もしてないけど。」

「……」
「より多くのメスに遺伝子をばら撒きたい。それがオスらしさなんだよ!僕はしてないけど。」
「…じゃあ、鳥はどうなのよ!みんな”つがい”じゃない!」
「うっ…してないけど。」
それから博士の怒涛の研究の日々がはじまった。
丸3年の時間を費やし、雨の日も風の日も朝から晩まで
全ての鳥のDNAを採取・分析し、学会もビックリの結果を証明してみせたのだ。

ってな妄想を番組が終ってからしていたんだけど、
その研究成果を奥さんに証明したところで、
結局「だから何?」と言われるのがオチなので、
鳥あえずお気をつけて。してないけど。







あのヒト、いつ奥さんと別れてくれるのかしら…
つづく。

『バグズワールド』
僕は普段から"アニマルプラネット"と"ナショナルジオグラフィックス"を
ハシゴ付けっ放しの、生物ドキュメンタリー好きなのですが、
数年前、海の生物にスポットを当てた『ディープブルー』という映画が公開され、
数週間前、地球全体の自然にスポットを当てた『アース』という映画のDVDも発売になりました。
どちらも、スクリーンで見るドキュメンタリー映"像"としては圧倒的だったのですが、
ストーリーがないので映"画"にはなっておらず、どうしても退屈になってしまうんですよね。
それを見事に解消したのが、さらにミクロの世界にスポットを当てた『バグズワールド』。
大雑把に言えば、様々な種類の蟻の、驚異の生態なのですが、
きちんとストーリーがあり(駄洒落だよ)、
ドキュメントとしても映画としても成功しているものをはじめてみました。
生物好きから、ドキュメント好きから、
漫画『HUNTER×HUNTER』や映画『ロードオブザリング』が面白いと思った人まで、
是非、劇場でご覧になって下さい。
紹介してくれた友達へお礼メールのタイトルに『アリがとう』と入れて送ったら(駄洒落だよ)、
突っ込みもなく『Re: アリがとう』のまま返ってきたことだけが心残りですが。


『ジャーマン+雨』
同い年の監督さん、横浜聡子さんの劇場デビュー作。
西川くんに紹介してもらって、パンフレットが可愛かったので、
今日のレイトショーで見てきました。
最近は精神病やトラウマなどを題材にした映画も多いのですが、
それを暗くするでもなく、だからと言って変に明るくするでもなく、
くしゃみのように、あくびのように、
自然と消化「できた!」気持ちの良い作品でした。
天涯孤独で貧乏で性格も荒い主人公よしこと親友とドイツ人の植木職人、
そして近所の子供たちとひさうちみちおとリコーダー。
我慢と浪漫を持って末永く付き合っていく。
それが愛なのかもしれないなぁと、
ペダルで夜の海を漕ぎながら、時にぼんやり浮かんでおりました。
あ、同じブログ

「あなた~、料理が出来たわよ。ウッフン。」
「おいおい、僕がいくら緑色が好きだからって、グリーン過ぎやしないかい?」
「テヘッ(ペロッ)」
「ワッハッハ、ゲホッ、ゼェゼェ…ところでその指どうしたんだ!?」
「あっ…料理に一生懸命になりすぎちゃって、指切っちゃったの…」
「確かに緑の指し色に赤は合うけど、赤ワインじゃなきゃ。(パクッ)」
「アッ、あなた、料理が冷め…NO、NO…YES!」
「2人の情熱の赤で温めなおせばいいじゃないか!!」

チ~ン


京都のライブにお越しの皆さまありがとうございました。
しっとりと楽しかったですね。また行きたいです。
リハーサル後、本番前、せっかく京都に来たんだし、
『夢が夢なら』のPVで小沢健二も乗っていた嵐山トロッコ列車に乗ろうと
計画を立ててたんだけど、微妙な時間しかなかったので諦めて、
そば屋に入り"みんなのたぁ坊"タオルで汗を拭っていると、
Keyジョシーに「中村さんっ!たぁ坊目指してるのか、タラちゃん目指してるのか
いい加減ハッキリして下さいっ!」と怒鳴られたんだけれど、
トロッコ列車の件にしても、ライブ後のBGMに
ジャニス・イアン『Will You Dance?』を択ぶところからも分かる通り、
小沢健二を目指してるんだけど、おっかしいなぁ…。

ということで、後日先日、期を改めてトロッコ列車に乗りに行きました。
トロッコ列車とは、嵯峨野観光鉄道の通称「ロマンティックトレイン(ティックって)」、
スタート「トロッコ嵯峨駅」からゴール「トロッコ亀岡駅」で折り返して帰ってくる
渓谷を渡る小さな鉄道なんだけど、最終トロッコ列車の発車時刻は4時50分。
いつもの通りグズグズしていたら、京都駅についたのが4時40分、
そこに「嵯峨駅までは30分かかります」という無情なアナウンス。
電車に乗りながら「もう駄目だぁ…」と思ったけど、いや待てよ…
観光を目的としてゆっくりガタゴト走るトロッコ列車より
この通勤普通列車の方がスピードは早いはずだ。
ということは終点亀岡に先回りしたら、帰りだけでも乗れるはずだ!
と思って車窓を眺めていると、途中『保津峡』の辺りで案の定追い抜かしてガッツポーズ。
ほらやっぱり、何て小沢健二並にインテリジェンスな頭脳をしているのだろうと、
小沢健二力を高めながら亀岡駅を降りたのが5時15分。
そこに"トロッコ列車亀岡駅へは徒歩6分かかります"の張り紙と、
"トロッコ最終5時18分"の文字、あと3分しかない!!
田園風景の中を走る1人の青年。
もうどっから見てもトロッコ列車に乗りたかったのに寝過ごした人以外の何ものでもないね。
こんなに走ったのはいつぶりだろう、そうだ…あれは高校時代のマラソン大会で、
「いやいや、あいつには負けないだろう…」と思っていた学校一足の遅い子が、
ゴール前で気付いたら凄い形相ですぐ後に居たときの瞬発力。
そして無事にトロッコ列車に飛び乗り、汗を拭いたタオルのたぁ坊は笑顔で
横に「ゆっくりしようよ」という台詞が書いてありました。
うん、今度こそゆっくりと一緒に乗りに来ようね、たぁ坊。
そんな僕はやっぱりたぁ坊でもタラちゃんでもなく、
ましてや小沢健二なんかでは一切なく、
ガタゴトと揺られるトロッコ列車に乗りながら遠くの緑をしんと見つめ、
「たぁ坊の弟はまあくんって言うのか…」と小さく呟きました。

あ~。

う~。


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