月別アーカイブ / 2007年11月

今日は筆が思うように進んで、
珍しく陽が昇らずとも目的地まで辿り着いたので、
お風呂に入ってから、銭ゲバに行くと、
柏木くんやトンボの面々がいた。
そうか、イベント終わりか。
西野さんは何故か仮面ライダー1号のようなキマった髪型で、
常に薔薇をくるくる回し、さらにキメていた。
男性のみでごった返す空間で何のアピールだったんだろう。
その後、石野さんに逢いに行くと、
店内には1人でほっとした。けど、
お店的には決して喜ぶべき状況じゃないのだから、
人間の持つ感情というのはとっても矛盾してるけど、
温かいココアはやっぱり暖かかったです。

明日は夕方まで仕事の続きをして、
夜は内木くんとSAW4を見に行き、
そのまま日曜日はラジオ収録。
こんな時間が一番好きだなぁ、ぼくは。

春に開催する個展までには画集を出したいなと思い、
再び、絵のリマスター作業をしています。
リマスターなんて格好よく書いたけど、
要はゲームボーイの画面についたホコリを眼鏡拭きでふくようなものです。
データだとほぼ無限に拡大できちゃうので、これが結構大変なのですが、
困難なものの数は、のちの喜びの為にあるのでしょう。
と言い聞かせ、地道にぽちぽちやっています。

そんな中、昨日は大学の恩師である銅版画家の大山幸子先生に逢いに行ってきました。
大学の助手をやめてから、ずっと逢っていなかったので、5年ぶりくらいになるのですが、
横目で「あら、あなたいつからそこにいたの?」という相変わらず突き放しつつ引き寄せる、
サディスティックな接し方が気持ちよかったです。
色々な話をして晩くなったので、その後先生の車で送って頂くことになったのですが、
それまでに聞いた方向音痴エピソードからお互いのことを考え、
「じゃあ古市まで…」という合意点に達しました。
さよならはいやなので、おやすみなさいと言って車が走り去った後、
駅前のカスタード鯛焼きをひとつ買って、
先生は飴と鞭だけど、僕はまだまだ雨と無知だなぁと食べました。

悩みを相談する時って、聞いて欲しいんじゃなくって、
解決策を見出したいんじゃなくって、
逆に悩みを相談して欲しいのかもしれませんね。
誰かに相談されるということは、必要とされるということは、
生きているという実感になります。

こんな僕でも相談してくれる友人がいて、
その行為は見当違いですが、この状況は幸せに思います。
月島さん、富山は藤子F不二雄先生の故郷だよ。
柏木くん、何度も言ってるけど、僕はど、ど、ど、童貞じゃないよ。
石野さん、マーボ豆腐で乗り切ろう。
そしてありがとう。

大学の時、大好きだったたまが学祭に来てくれて、
そこで夕暮れの中聴いた、ある1曲がどうしても思い出せなくて、
歌詞もメロディもおぼろげで、印象だけを持ってこの6年間
ぼくの心のソファにもたれかかっていました。
CDを買い集めても、その曲はたぶん、たぶん入っていなくって、
あれは幻だったのかとさえ思っていました。
人間の記憶というのは一方で実に曖昧に出来ていて、
自分の都合のいいように思い込ませることもあるといいます。
「お金返したよ」「いや、返してもらっていない」、
この両者どちらとも嘘はついていないというケースが有り得るのです。

そんなことも忘れかけていた、先日夜、
たまの解散ラストライブのDVDを久しぶりに見ていたら、
"いわしのこもりうた"が突然心に響いて、これだ。これだ。この印象だ。
人間の脳というのはまた一方で、実に膨大な量の出来事を記憶しています。
忘れたと思っている出来事でも、実は引き出しの奥にしまってあって、
その引き出しを開くカギや場所がわからないだけなので、
「え~っと、う~んと、ココまで出掛かってるんだけど・・・」の時に、
ちゃんと思い出さないと脳の老化は進行していくそうですよ。

話は戻り、今まで何度もそのDVDは見ていたのに、
まさにたまの歌のように、ある晩だけぽっと声を出すこどももいるのでしょう。
1枚だけ持っていなかったラストアルバム「東京フルーツ」に入っていることがわかり、
さっそく次の日に、確かタワーレコード梅田NU店で昔見たなぁという記憶を頼りに
自転車を走らせると、ほんとにありました。

だけど手に取ったそのCDを買おうかどうか、ちょっと迷いました。
当たり前のことだけどもういないバンドの新譜は出ません。
(レアトラック集などを除いて、アーティスト本人の意向でという意味)
フィッシュマンズの時もそうでしたが、買っていなかった最後の1枚を手に入れてしまうと、
本当にその物語はぱたんと音を立てハードカバーが閉じ紐が締められ終わってしまいます。
たまについて気になっていたこと2つが同時に解決したのはいいものの、
結局買ったし、結論から言うと良かったんだけど、
やっぱり少し寂しい気持ちになりますね。
きっと秋のせいにしてしまいましょう。
皮肉にも"いわしのこもりうた"はこの季節に寄り添うように優しく響きます。


画像は似てる3点。
セザンヌ「オレンジとリンゴ」、芸術の秋、実りの秋ですね。



たま「東京フルーツ」、脱退した柳原さんの"きみを気にしてる"のアンサーソング的な"学習"もいいですよ。



キリンジ「Fine」、"Driffter"もこの季節にぴったりです。



 ラジオの編集をしていたら、自分で藤子・F・不二雄先生の「未来の思い出」の話題をしているのに、本棚を見たらない、ない。「そういえば、2年ほど前、健ちゃんに貸したっけ」と僕も少しだけ思い出をさかのぼり、早速連絡を取って、待ち合わせをする。

健ちゃんというのは勿論あだ名で、大学時同じコースのひとつ下の学年だった坪井健くんのことで、彼はデジタルアートで賞を取り、テレビにも出たことがあります。コレコレなんかとっても面白いでしょ。そして今は立派にフリーのデザイナーとして活躍していて、数少ない在阪フリーランス仲間として、在学中は喋ったことがなかったんだけど、卒業後次第に近づいていきました。
小沢健二さんの『ブルーの構図のブルース』で"あぁ川の流れのように生きられたらいいなと思う"という歌詞があるのですが、まさにそんな感じに僕らは生きれておるのかもしれませんね。
意識的でも無意識でも、反発しようとも時間がかかろうとも、行きたい方向に、逢いたい人の方向に走る各駅停車。長いトンネルに差し掛かり真っ暗けになっても、しばらく経つと目が慣れてきて、前に座っていた人の輪郭が再び浮かび上がってきます。またトンネルを抜け、目を細めるのも一瞬で、奇蹟や偶然のようなものは、実際起こったあとには光慣れを起こし、そうそう新鮮には感じられませんが、太陽の下で生きていることを時々は忘れちゃいけないようです。

そんなことを思いながら、偶然に居合わせた何人かのお客さんで賑わう深夜喫茶で、漫画とお詫びのドーナッツを受け取りました。「そんなんいいのに」と言いながら口に運んだオールドファッションはそれはそれは丸く美味しかったです。健ちゃん、ありがとう。

軽やかに上空を飛んでいたはずが、いつの間にか深海を浮遊している、
フィッシュマンズの世界観を間違えて受け継いだBlogへようこそ。

空を飛ぶ魚といえば、勿論スカイフィッシュじゃありませんよ。
そうトビウオ。最大300mもの飛距離があります。凄いですね。
鳥人間コンテストのほとんどの大学生は負けてしまいます。
その卵は、料理の世界では"トビッコ"と呼ばれますが、これまた凄いですね。
ほとんどの大学生は違う意味で捉え赤面してしまいそうです。

そして、海へ潜る鳥といえばペンギン。
彼らのお腹が白いのは、海中から見上げた水面は太陽の光で白く、
背中が黒いのは、上空から見たときの海の色は黒っぽいからです。
凄いですね。つまり保護色にして、四方八方の敵から見えにくくしている訳です。
コソコソしてるので、弱いのかと思いきや、一応肉食で、
とがったクチバシは、うかれたカップルの目を突き失明させるくらいの威力はありますので、
デートで水族館などに行った際には、お気をつけ下さい。

アンタッチャブルの柴田さんのBlogが大人気ということで、
動物豆知識の部分だけユーモア抜きで影響を受けてみたところで、
日記のコーナーに移ろうと思います。

最近、心のバランスがグラグラとジェンガのようだけど、
身体の調子はすこぶる良いんです。
ここ2年くらい、常にストレスにより、どこかしらに湿疹が出ていて、
自分ではこれを『身体的うつ病』と冗談交じりで呼んでいました。

上に書いた動物もそれぞれ特性を持っているように、
人間は考えることで進化してきた動物です。
知恵を絞り悩むことで、この世界を生き抜いてきたのです。
文明も発達し、もう心配ないくらい進化した今でさえもそれは同じで、
仕事に、人間関係に、恋愛に、社会に、その他もろもろ、
考える宛が特に無かったら、困ったことに"何もない"さえも考える。
(すなわちそこは解決しない。だってそもそも何もないんだもん。)
そして考えても考えても中々解決しないその過程、
そこが「悩む」って呼ばれてる時間のかもしれません、むむむ。
さぁ、僕のこの状況と照らし合わせてみても、
どこかが引っ込めば、どこかが突出する「1」で出来ているようです。
「0」になんないってことね。
だったらさぁ、どうせどこかで悩まなきゃいけないのなら、
数学みたいに、必ず解決できるところにポイントを置きたいね。
難しいテストの問題を解くとか、お金を貯めるとか、
カラオケでスキマスイッチの『奏』をあの娘の前で上手く歌いたい(突然具体的!)とか、
まぁ、他者や外部のことに向いてたら尚更良さそうだなぁという例をあげたかっただけなんだけど、
(ちなみに東京03の新作DVDに入ってるコントより抜粋)
自分に向かうなら『お腹減った』とかが一番健康的でよさそうだ。

あ、考えてたら、ほんとにお腹減ってきた。
今日は外に食べに行ってきます。

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