月別アーカイブ / 2007年11月

Blogを毎日更新するくらい、ちょっと落ち込む時期らしく、
そのせいであまり食欲がないけど、体調管理は大切だと思い、
いつも行く喫茶店に遅い昼食を取りに行きました。

ウガンダさんの「カレーは飲み物」発言じゃないけど、
昔から噛むのが苦手で何でも飲み込む癖がついて、
だから食べるのはいつも結構早い方なのに、今日は箸が進まない。

いつもと違う様子にマスターもおばちゃんもチラチラ見てるんだけど、
大丈夫なフリをして、漫画を読んでるからアピールをしたのに、
「今日、ちょっと多すぎた?
お兄ちゃんどうせ夜しっかり食べないんでしょ。
じゃあ綺麗に食べなきゃ。仕事何してるの?」
と色々話しかけてくれました。

そんなものは、目や口をふさいでも、毛穴から出るしくみになっていて、
みんなバレてないつもりでも、こっちから見ればバレバレなのに、
自分のこととなると、よししっかり隠せてると思っちゃって、
ズボンのお尻にところ穴あいているものなのにさ。

もしくはウンコもらしてるようなもので、
「平然と口笛吹いてるけど明らかに臭いよ!」みたいなね。
その場合は早く言ってしまって、すみやかにパンツを洗わなきゃ、
染みが取れなくなりますよって、
この2番目の例え、いらなかった気もするけど。

でも、おばちゃん。
落ち込んでるのプラス、ごはんの上のゆかり、
実は僕、すっごい苦手なんだぁ。
今度は言ってみよう。

今年もあと1ヶ月。12月のBlogは15件くらいになるように、
ゆっくりゆっくりとゆかりみたく飲み込めたらいいなぁ。
ごちそうさまでした。

近藤ようこ先生の代表作「見晴らしヶ丘にて~完全版」が発売されました。

近藤先生の作品に出会ったのは大学生の頃。
つげ義春や鈴木翁二などいわゆるガロ系の漫画に興味が出てきて、
これまで読んできた少年・青年漫画とは全然違う、
些細な日常や心のテーマ、独特な絵柄は目新しかったのですが、
僕にとっては何かちょっと心にすっと入ってくるものがありませんでした。
「だけどここに何かある」と感じ、色々と掘っていたら見つけた「赤い爪」。
これも近藤先生の代表的な短編集のひとつです。
あくまで平凡な日常の中の時に冷やっと、時にほっこり、
そしてシーンと静まり返る時間が冷静な目線で切り取られてあります。

いつからか僕は、男性でも女性でも「この人いいな」と思う人に出会うと、
まずは「見晴らしガ丘にて」を貸してみる癖がつきました。
それくらい自分の温度に近いのか、その温度を求めてるのかはわかりませんが、
共有したい微熱の世界なのです。

話は戻り、そこでこの完全版の発売。
今まで僕の持っていた文庫版が9話までしか掲載されていないのに対し、
14話まで完全収録されています。
僕の作品の温度が好きな方ならきっと気に入って貰えると思います。
是非、この機会に読んでみて下さい。


これからは好きな人が出来ても、9話まではいつでも読めるなぁ。
色んな人の手に渡り黄ばんでボロボロだけど、
その方が愛着があるし、第4話「かわいいひと」が読めるからいいや。
一度、文庫版を貸したのに、また完全版を貸された僕の周りの方、
きっとあなたのこと結構、信頼しかけています。
そして、僕のことも少しわかってよっていうかわいいテストなので許してね。
もしくは逃げてね。

小学館きららに連載中の「微風ハイツ」の第5話を仕上げました。
今までのものもWEB上で読めますので、この機会に是非。
PDFファイルで2ページに渡ってるので、印刷した方が読みやすいと思います。

今回は特に犬と猫が可愛く描けました。

動物はよくモチーフに選ぶので、
これまでもよくインタビューやファンの方から、
「動物が好きなんですねぇ?」と聞かれることがありましたが、
造形や色、または存在自体がイラストにとって
効果的だなと判断した場合に脇役として描くだけで、
実は、特にこれといった思い入れはないのですが、
ガッカリさせちゃいけないと思い「は、はぁ・・・」みたいなアンニュイな返事をしてきました。
好きだよ。好きなんだけど、女の子よりはそりゃ興味ないよ。
興味あったら田中義剛の牧場にカントリー息子として就職しています。
だけど、そこまで説明するのは面倒くさいし、
言えば言うほど、中学生がエロ本を見つかった時の言い訳みたいになってくるので、
「は、はぁ」がベストな訳です。

だけど今回のは特別です。
女の子も2人描いたんだけど、
もしかしたら彼女たちよりも可愛く描けたのかもしれない。
たぶん、猫が飼いたいだけだったのかなぁ、僕は。
やっぱり犬がいいや。きつね色でまんまるの。

沸点に達しても蒸気にならず、もっとずっと真っ赤になる熱おくれ。
火傷してしまうくらいの。ねぇ、悪魔とお嬢さん。
これ、あげるからさぁ。

ザ・スパイダースの曲名でこんなのあったなぁ。
僕は井上順ソロバージョンの方がのんびり感があって好きだけど、
そんな話は置いといて、同じく音楽家の小沢健二さんが昔、
ロッキンオンジャパンのインタビューで、
「音楽が詳しい人がたくさん言葉を並べて説明するのも、
ギャルが"なんとなく好き~"っていうのも同じことだ」みたいなことを言っていて、
なるほどな~と学生寮で寝転がってハナクソをほじりながら読んでいた。

デートをしていて「何食べたい?」と聞いたら、
「中華がいい」「何で?」「何となく」女性にはよくあることだ。
しかし男性諸君、これをあなどるなかれ。
女性は母体だ。自分の身体にとって今何が必要かが肌で分かっている。
「私(彼)にはこの栄養素が足りない」「この気分を解消出来そう」
そんな色んなことを身体が欲するので、「何となく」で片付ける。
理路整然としない回答も、笑顔で帳消しになってしまうのも込みで、
女はたくましく生きているような、うん、気がする。

男の僕だって30を間近にむかえ、
お肉より野菜やお魚の方が美味しく感じるようになった。
ビタミンやカルシウムが足りてないのだろう。
たまに焼肉だって食べたい日もある。
エネルギーが足りないのだろう。
たま~にプリンを食べたい日もある。
疲れてるのだろう。
ある人はお酒を浴びるほど飲みたい日もある。
忘れたいのだろう。

つまり、直感で決めても、じっくり考えてから進んでも、
筋道は違えど、行き着くところは同じなんだと思う。
別に食べ物の話をしたかった訳でなく、
それは色んなことにもあてはまる訳で、
先日「佑介は何事も冷静に考えすぎ~もっと直感で動け!」と、
兄弟ゲンカの末、衝動で小学生の僕の足に鉛筆を刺し、
またある時は僕の部屋のドアを突き破り、
「憶えてない」と言い放つ立派なお兄ちゃんに注意されたので、
少し考えてみた訳だ。

だけど、行き着くところが同じなら、
これからもどしどし徹底的にドライに物事を考えることにする。
食事にしろ仕事にしろ人間関係にしろ。
冷たい目の奥で、どうやったら優しく出来るかを考える時だってあるんだ。
そう信じたい。え、理由?

う~ん・・・何となく。

パク・チャヌク監督『サイボーグでも大丈夫』を見に行きました。
『オールド・ボーイ』、『親切なクムジャさん』 など少しバイオレンスな作風を一転、
舞台は精神病棟、自分がサイボーグだと思っている女の子と、
人の性格をコピーしてしまう男の子とのラブストーリーです。
タッチは先日見た『恋愛睡眠のすすめ』が「まさに男版アメリ!!」と
たまたま生まれた的に賞賛されている一方、
何だか大分アレがアレでアレらしいんですよ。
マトリックスとリザレクションの関係性に近いと申しますか、
が、僕は『アメリ』を片手間にしか見ていないので、
そんなことは気にしないし、オリジナリティなんて模倣の結晶だし、
渋谷系世代なので、元ネタがあってもウンヌンカンヌン・・・あぁ、4行も気にしてしまった。

結論から言うと、面白かったです。泣きそうにもなりました。
DVDが出たら買うと思います。
まず主演の2人が役柄も本人もとっても可愛い。
もう歳も歳なのか、最近はもうそれだけでポチ袋あげちゃうような。
親戚のオジサンじゃないんだから。(え~!500円かよぉ。ケチくさいなぁ・・・)
そしてCGやファッション性のレベルも高く、韓国映画元気なんだなぁと感心しました。
ただこれは国民性だから仕方ないのかなと思うのは、
割と韓国の映画に共通しているのはオチがハッピーエンドというより、
バッドエンドでもないのですが、現実的でちょっとその後が心配になります。
日本映画のわかりやすいオチがなく、
小説のように余韻を残しフワッと終わる独自性みたいなものでしょうね。

それにしても、同じくこちらは精神病棟から逃げ出すというロードムービーの
逃亡くそたわけ~21才の夏』を同時上映しているBIG STEPシネマート心斎橋ってば。
もういっその事、『クワイエットルームへようこそ』も入れて3本立てにしちゃえ!
それこそビッグなステップじゃない?(じゃ、ない。)

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