月別アーカイブ / 2007年10月

今日はGOMES THE HITMANの山田稔明さんのソロプロジェクト
"kickingbirds(キッキングバーズ)"のライブを見に、
南堀江knaveまで行ってきました。

ゴメスでもフロントマンの山田さんだから、
ソロでもそんなに変わらないだろう、バンドセットだし。
と思っていたけど、これが全然ちがう。
全てまだCDになっていない曲という点や、
マンドリンやフルートを配したアコースティックな演奏メンバーも
勿論素晴らしく新鮮ではあるのだけれど、
明らかに違うのはより濃縮で自然で丸裸な、
野菜ジュースもビックリの山田さんのルーツのあらわれ。
ソロって1人でやるって意味だけじゃなく、
こういうやり方があるんだぁ。
はっぴぃえんど活動中に発売された大瀧詠一のソロアルバム、
歌詞も演奏もはっぴぃえんどと同じなのになんか違う。
あんな感じを想像してもらったらわかりやすいかもしれない。

ライブも中盤に差し掛かり、
不覚にも10分ほど寝てしまったことにハッと気付く。
はじめて山田さんの曲を聴いたのは大学の頃。
まだ梅田マルビルのタワーレコードの邦楽コーナーが、
今のジャズコーナーのところにあった、視聴機で。
はじめて聴いたにも関わらず、
見知らぬ大都会のスクランブル交差点で
古い友人に再会したような印象で、
僕は安心してその時も眠たくなり、
うつらうつらと買いそびれ、
家に帰ってハッとしたことを憶えてる。

それが今回の相違点じゃなく共通点。
"kickingbirds”とは陽気な小鳥みたいな意味らしいけど、
僕にとっては夜更かしの友だち、フクロウを指すみたいだ。
あ、やっぱなし。いつも朝に寝るから
"kickingbirds”は"kickingbirds”で、
山田さんはやっぱり山田さんなのでした。

おはよう。おやすみ。ありがとう。

大きな仕事の顔、ひとまず終了。
今回は想像を上回るほどの難産でしたが、
その分大きく美しい女の子が産まれました。
発売はまだ先ですが、お楽しみに。

缶詰状態だったので、せっかくどこかに行こうと思っていたのに、
行く手をとうせんぼするあいにくの雨。
大阪のおばちゃんは"さすべー"をつけて、
大雨の中でもサイクリングだけど、
僕は宝塚出身のもやしっ子なので、
小雨でも家で体育座りの映画鑑賞。

数年前にスカパーでたまたまやってて気に入った
船を降りたら彼女の島」のDVDで四国の旅。


 東京の出版社に勤めている久里子(木村佳乃)は
 カメラマンの充生(村上淳)との結婚を決め、
 故郷にすむ両親に報告するために、
 瀬戸内海に浮かぶ『瀬ノ島』という小さな島を一人、
 2年ぶりに訪れる。

というのがあらかたのストーリーなのですが、
主人公の久里子が昔おばあちゃんと訪れた
「カミシマ」まで船で遊びに行く場面で、
地理感覚が全くない僕は、
名前と入り組んだ町と離島という点で、
以前行った神島(かみしま)だと思い込み、
「へ~、三重と愛媛の真ん中にあったんだなぁ」
なんて思ってたら、それは上島(かみしま)でした。
三重と愛媛の真ん中って、調べたらここ大阪じゃん。
思いっきり陸。

映画の方は何度も見ちゃうほど、しみじみした名作なので、
年頃の女性にはレンタルなどで借りて見て欲しいのですが、
主人公があだ名で「お~い、クリちゃん!」と呼ばれる度に、
赤面して辺りを見回し、音量をひとつ落とす僕でした。
これもしっとりとした雨のせいでしょう。

年頃の男性は、もう普通には見れないね。
ごめん。

以前、制作中なのですが、
人体のラインや人工物は法則がつかめても、
自然物を描くということに慣れることはありません。
資料を見ながら木の枝を指で辿ります。
もうこれまで何枚も描いていることだし、
ある程度、見当をつけ余所見をして、
こっちだろうと歩いて行くと、
道は思いも寄らぬあっち側へつつつっとカーブします。

自然物だって例えばその枝だったら、
より日光の受けやすい方向へ伸びているのでしょうけど、
それは本能の部分で、僕らは考えることが邪魔をして、
どうしても整った真っ直ぐや、まんまるにしようとしてしまいます。
そうですね。子供でもペンを持たせたら、
人や動物や花など、何かを描こうとします。
見たこともないような模様は
もっとふわっとした時にしか生まれないでしょう。

そのように、意識の手をぱっと離したら、
一見歪な形に見えても丸く収まることがあるかもしれませんが、
それが出来たら苦労はないし、
これが僕らの持つ優しさでもあると信じたいものです。
ちょっと話が抽象的だけど、
少し見習ってこんなところでふわっと終わってみます。

引き続き大きな制作中で、外に出れないので
通販で買った最近のライターコレクションです。


金塊もそうだけど、トランプは実寸で裏はKの絵柄、
カッターは本当に切れそうなレプリカだったらもっと良かったのに。
本当に切れたら意味ないじゃん。
最近はライトがついてるのが変なライター業界の流行らしく、
ADというメーカーが勢いがあるようです。

これで脳内麻薬に火がつけばいいけれど、
そんな虫の良い話もなく、腕立と腹筋を豪快にしてみる。
間もなく筋肉痛で作業効率が遅くなった。
次はアンメルツ型ライターでも探すか。

日曜日は内木くんとラジオ2本分収録、楽しかったぁ。
前半飛ばしすぎて、最後リバウンドの泣かず飛ばず。
2週後予告、ご迷惑おかけしました。

月曜日からはおっきな仕事。
この仕事は今やライフワークとなっていて
受け皿も広がっているので、
どこまで一般的で、どこまでアバンギャルドに、
音楽でいうところのポップとロックの割合みたいなものを、
脳内ミーティングで良く話し合って決めてゆきます。
だけれども不思議とプレッシャーが少ないのは、
それ以上に彼らの受け皿が大きいからでしょう。
凄くいいものが描けそうなので、メモしておきます。

話は変わって、「黄色い涙」のDVDを買いました。
永島慎二「若者たち」の嵐主演の映画です。
こないだ見た「めがね」同様、"自由とは何か?"がテーマで、
尾崎豊の歌じゃあないけれど、
クソ食らえな大人は分かってくれない的な
何処かから奪い取ったり、探したりするものではなくて、
規則やめんどくさいことや人や仕事があるからこそ、
日曜日が愛しく、お酒は美味しいのでしょうね。
アレルギーで呑めないけどね、例えね。
映画の方はオチが切なく現実的でいい。
二宮くんカッコいい。桜井くん可愛い。
松潤は小山田似。

何か前の「包帯クラブ」と同じようなレビューになってしまった。
結局、人が大切ですという強引なまとめで、黄色い涙がとほほのほ。

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