月別アーカイブ / 2007年03月

スカパーを再契約したので、
1日中BGMとしてつけて
背中で音だけ聴きながら仕事をしていると、
ベンフォールズファイブをもっと軽やかにしたような
聴いたことのないギターポップの曲が流れてきたので
声から「スネオヘアーかAIRの新曲かな?」とも思いつつ、
メモを取ろうと振り返る。

ベレー帽でボーダーシャツを想像してたのに、
画面に映っていたのは対極に位置するだろう、
B-BOY風ファッションに身を包んだ男性がピアノを弾いている姿で、
曲名もアーティスト名もまだ出てきていなかったので、
最後まで見入ってしまった。

アーティスト名は"SUEMITSU & THE SUEMITH"、
メジャー1stアルバム『The Piano It's Me』。



その時のPVはアルバムにも入っていて、
アニメ「のだめカンタービレ」の主題歌にもなっているらしい
『Allegro Cantabile』でした。

先日、HMVに行ったとき、ジャケットだけは目に入り、
HIP HOPかR&Bだろうとスルーしたけど印象的な白と黒。
ピアノをイメージしたのだろう。
HPで視聴して、全曲良さそうだったので、
早速、TSUTAYAに走り、購入。

僕自体、CDジャケットの仕事に携わっているので、
こんな事を言っては自分への営業妨害にもなりかねないけど、
"時にジャケ買いはするべからず"かな。
予定調和でない新しい音楽との出会いは、
そんな中にもあるのかもしれません。

ギターポップからHIP HOPへのアプローチが
KIMONO MY HOUSE口ロロならば、
このSUEMITSU & THE SUEMITHなのかもしれません。

本来、B-BOYのBは文化を打ち砕くBREAKのB。
精神において立派なHIP HOPに久しぶりに出会いました。
是非皆様、Check it out!(安易)。


追伸/その意味ではこの人もB-BOY。ブンガクのね。

ずれ過ぎた生活時間帯を強引に戻す為、
寝ずに昼から天王寺アポロへ映画を見に行って来ました。

まずはHMVで音速ライン「真昼の月」を購入。



今までで一番メロディの完成度やまとまりがある。
サビの転調から、マイナーで落とすあたりはもはやお家芸。
何より藤井さんの声がいいんよね。

映画がはじまるまでに少し時間があったので、
下の本屋に寄って、生協の白石さんとアンガールズの
「"木漏れ日"ソングブック」を購入。



これがまた曲調がど真ん中ギターポップで、
声も細く不安定で頼りなくていいんよ。
スネオヘアープロデュースのUNO BANDも良かったね。
アンガールズの田中さんは部屋にcorneliusの
ポスターを貼っているらしい。納得。

まだ時間があったので、久々にゲームセンターへ行くと、
ドラゴンボールやキン肉マン、幽遊白書やマリオカートなど、
僕らの世代に訴えかけているにもかかわらず、
知らなかったわぁ、反省。
自分がゲームから遠ざかっていたことを痛感した。
お友達のの東海林さんは、
「人生に迷った時はファミ通を読むことにしている」納得。

時間が来たので「ナイトミュージアム」。
先日の旅先でCMを見て「ジュマンジ」に似てるなぁ。
と思ったら、やはりスタッフが一緒でした。
そしてどちらもロビンウィリアムスも出てる。
あの時もCMを見て映画を見に行ったんですが、
その時期していたことを、
此処に来て全て叶えてくれたような気がします。
ストーリー的にも、映像的にも、コメディ要素も。
迷ってる人が居たら、是非。

帰りにブックオフに寄ったら、
発売から迷っていた「SAW3」が早くも中古であったので購入。



これまでで一番グロテスクだったけど、
そこに隠れ一番、登場人物に人間味を感じられて、
悪くなかったじゃん。

今日は夜にバンド打ち合わせとラジオ収録。
動物が見たくなったのでスカパー再契約しました。
携帯電話やめようかな。

来月から月2冊ずつ(全10冊)発売される
赤川次郎先生のベストセレクション(角川書店)の
表紙イラストを担当させて頂いております。

4月発売の「悪妻に捧げるレクイエム」と、
「晴れ、ときどき殺人」を描き上げましたが、
これがまた上手いこといったので、
書店で見かけた際は開いてみて、
気に入ったら是非買って読んでみて下さい。

って、僕くらいの齢の人はもう読んでるか。
と言うのも、僕は小説というものは、
全くと言っていい程読まないで来たのですが、
この齢になり、絵が落ち着いた雰囲気になってきたのか、
幸運にも、光栄にも、本の表紙のオファーが良く来るようになり、
その度、洪水のように読書家になっております。

これがまた面白い。

絵のない漫画だと勝手に思い敬遠してきたけれど、全然違うものだね。
だけど読む度に思うのは、 早くの本が出たらいいな。
その表紙を描いたなら、やっぱりぼくは漫画家になりたいな。

最近、Blog『月曜相談室』も大好評の
小説家の月島淳之介さんと電話をしていると、
ライターの草壁コウジさんがチャイムを押した。
このお二方、両人とも文章を書く仕事をしていて、
同年齢で、筋肉少女帯が好きで、僕の友人という共通点以外に、
例えばこんな時、奇妙な縁を感じるなぁと思ってたところ、
またも共通点を発見。

スタジオジブリ『となりのトトロ』の主人公は草壁さつきで、
『耳をすませば』の主人公は月島しずく。
何だか書いていたらそれぞれの少女に
それぞれのおじさんの顔がコラージュされて、
気持ち悪くなってきたのでここらでやめよう。
もう当分この2本純粋に見れないな。
おっと失礼。

話はかわり、宮崎あおい・玉木宏主演の
ただ、君を愛してる」のDVDを購入。
「いま、会いにゆきます」と同じ
市川拓司原作ということで予告だけ見て買ったんだけど、
結論から言うと話は単純でつまらなかった。
「は」というところが味噌で、
話はつまらなかったのに、素晴らしい映画だと思った。
宮崎あおい演じる里中静流の少女から大人に変化する描写が素晴らしく、
このDVDに3990円は安いなと思わせる程、
その切り取られた美しさは名画のよう。



最後に里中という名前の男友達"は"居ないことを
幸運に思いつつ、おっと失礼。

兵庫県は城崎に行ってきました。

4年前の春にも1度訪れた竹野海岸に1泊。
ビスケットファンの「昨日のゆくえ」に
"夏の日は終わる 借りは返す"という歌詞があるのですが、
旅の目的はそんなところです。

バスに乗って、温泉に入って、カニを食べて、
海を望んで、城崎の町を歩いて、ロープウェイに乗って、
バスに乗って、帰ってきました。

日本海は生の象徴でも死の象徴でもなく、
喜びや哀しみを沈める為でもなく、
ただそこで静かにあって音を立てるその姿は、
水平線に見えるネコの形をした猫崎半島が示すように、
まさに彼女の欠伸のようでした。



家に着くと、カニのアレルゲンで、
口周りがひどく荒れてきました。
また借りが返されたとさ。


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