月別アーカイブ / 2006年07月

ドアを開けたら突然振り出した雨に、
僕は誰かが部屋に忘れていった傘を差して出て行くと、
感慨深い気持ちになった。

これは実話で、例えじゃないけど例えで、
つまり僕らの日々とはこういうもんなんじゃないかな。
誰かが忘れていった想いを拾い上げ、
バトンのように次の走者に渡すまで走ったり歩いたり。

最初はみんな不意な落し物なんだけど、
持ち主が現れて故意に託す場合もある。
「君なら安心だ。これを持っていてくれ。」。
恋や夢も言葉や想いもそんなもんだと思う。
またはそれが時限爆弾だとしたら、
再び持ち主が現れず困った場合もあるでしょう。
そんな時は水をかけてやればいい。爆発しない。
こんな雨の中、傘をささず歩けばいい。
で、ご飯を買って帰って来てポストを見ると手紙がひとつ。
やっぱりそんなもんだと思って、
僕はようやく誰かの傘を閉じ(たぶん草壁さんの)
部屋に入る。


今日は何だか早起きだ。
ラジオの編集がひと段落したら、
天王寺までチャットモンチーのアルバムと、
竹中直人&ワタナベイビーの「今夜はブギーバック」
を買いに行こう。

手紙の返事を考えよう。

昨日は夕方、以前、草壁さんに教えてもらった
松竹芸能所属のお笑いコンビ「チョップリン」の
セカンドDVD「ULTRA SIMPLE」が出たということで、
天王寺に自転車で行くも何処にも売っておらず、
(と言っても近鉄HMVとMIOとTSUTAYAしかないんだけれど)
そのまま「どうせだから」と運動がてら難波までサイクリング。


難波TOWER RECORDで無事発見し購入。
夜になっていたので、ご飯を食べてから、
何だか胸騒ぎがしたので、久々に銭ゲバへ寄る。
結果から言うと、それは逆で、
久しぶりに逢った益田さん、東海林さん、てっちゃんは、
前に逢った時よりピースフルな顔つき。
笑顔っていいなと思いました。
でもちょっと当たってるところもあり、
洗い物だけして深夜3時に帰る。
草壁さん、ラジオ以外でもまたお家においで。
帰って来てDVD見たけど、凄く面白かった。
シティボーイズやラーメンズなどの
シニカルな笑いが好きだけど、
関西人だったらなぁ…って方、チョップリンおすすめよ。
プラン9と仲が良いのも頷ける素晴らしい作用。

そうそう。
以前言っていた音楽家Mのお仕事ね。
これは、ユニバーサルから発売される
小説家の石田良衣先生監修の、
モーツァルト250周年を記念した「MOZART TOP 20」
というCDのジャケットイラストでした。



2006年8月9日発売/UCCS-3019/20(2CD)/\2,500(税込)


そんな250年前の音楽家でも、
表現することは愛でクラシックが身近に感じました。
という気持ちを手紙として絵に描いてみました。
気付こうが気付くまいが、
綺麗だろうが汚く感じようが、
肯定しようが否定しようが、
今日も地球は愛で廻ってる。

難しく考えなくともそれでOK、
地球を廻しているもの、それが愛です。
君が生きているということ。
花を愛すように。

昨日は夕方から藤野さんとバンドS▲ILSのライブ合評と、
新曲のコード変更や今後の打ち合わせ。
村山よしろうの「いちぺえじのふるさと」と
いとうゆうこの「フォークソング」の奇跡のような、
共通性が部屋で銃弾を放つ。
そこで思うのは僕はバンドで続けたいということ。
素晴らしい歌と表現力で大好きだけど、
ハーモニカに手を振ってもう行くことにするよ。
心配はいらない。僕がいつまでも憶えててあげるからね。

藤野さんが帰る入れ替わりで、
杉浦くんがライブ写真を持ってきてくれる。
と同時に、草壁さんが来訪。
と同時に、電話が鳴り、その後収録するラジオの
アシスタントの女性を駅まで迎えに行く。

新ラジオ収録スタート。
色々な素材録音込みで、2時間で終了。
更新は水曜日が締切日なので、
木曜日になるかもしれないけど、
これにはビックリするでしょう。
そしてアシスタント女性は終電、
草壁さんは銭ゲバ入りと言うことで見送る。

再び一人になって思うのは、
楽しみも悲しみも幸せも大切なものも、
みんな自分のこころが決めることで、
僕はドアに鍵をかけて眠る。
それは大切なものが風で飛んでいかないように。
再び開く鍵は君たちが作った。
それは泥棒たちのテーマ。

S▲ILSライブ中。



手前、前回サポートドラムを叩いてくれたシフゾウ豊福優子さんと、真ん中、90年代のロッキンオンジャパンを読むドラム川崎寛子。



手前、ギター藤野慶一郎と、奥、草壁コウジ。真ん中エネルギー放出後、充電中の僕。



撮影:杉浦圭

昨日はクラブウォーターで行われた
リトマネンさん主催のイベント「メルヘン音楽界4」に
S▲ILSでライブ出演してきました。

今までのライブイベントとは違い、きっちりとした構成に驚き。
特にバンドの準備・片付け中に司会2人のMCで繋ぐというのは、
こういったバンドが複数出演するイベントの
抜け穴、もしくは完成形をポンと見せられた気がして、
終始、感心しっぱなしの2時間半。
出演バンドもバラエティに富んでいて、
お客さんのノリも良く、素晴らしいイベントでした。
リトマネンさん、雨の中お越し下さった皆様、本当にどうもありがとう。

僕らはと言うと、今ちょっとね、
そうだなぁ、人間で言うと第2次成長期に、
ホルモンバランスが崩れて、
体調を崩したり、ニキビが出ているような状態。
まぁ、それも込みでイベントのアクセントとしては、
役割は果たせたんじゃないかと控えめに思っております。
おいおい、リアル青春バンドじゃないかって、みなさん。
次はきっと「何々?髪切った?」的なライブが出来ることでしょう。
乞うご期待。

と、言うことで当日の朝に完成した新曲のデモをどうぞ。



GIRL(作詞・中村佑介/作曲・藤野慶一郎)

あぁ窓の向こう 何かあるの? 風たちよ教えて
もう街はパレード 大通りを夏が進む 涙も連れてって
あぁドアの向こう 何があるの? 鳥たちよ伝えて
ねぇ古いレコード リバプールをバスが行く 3分半だけね

 いいえ何でもない ほら忘れて全部
 I LOVE YOUでいいじゃない 僕が見えるかい?

赤いミュールがなけりゃ裸足でもいいよ
ここへおいでシーソーガール


夜空の向こう 誰が居るの? 羊飼いよ聴かせて
オーボエ吹いて 犬よ走れ 数えたまえ それで夢見させて

 別に何にもない 歌いたいことなんて
 I LOVE YOUでIt's Alright 僕が見えるかい?

赤いルージュと血潮 カバンに詰め込んで
旅へ出ようシーソーガール
さぁ風の向こうへ行くよ 僕もちょっぴり怖いさ
手を離さないでよ

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