あっという間に2019年も残すところあと2カ月半ですね。という事はカレンダーも残り僅か2枚。
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2011年からはじまり、いろいろな形、開き方を試行錯誤し、2012、2014、2016、2019年とこれまで5冊のカレンダーを作ってきました。
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7月、出版社の方から「2020年のカレンダーはどうします?」と聞かれ、ふと2011年からサイン会の際にときどき言われていた「卓上も欲しいです!」というお声を思い出しました。その時は、「会社では飾れないのはわかるけど、絵のカレンダーだからそりゃ大きい壁掛けの方が良いでしょう」と思っていたので一応試しにTwitterでアンケートを取ってみることにしました。『もし来年のカレンダーが3択なら壁掛けと卓上と両方セット、どれが良いですか?』と。上記のような理由から圧倒的に壁掛け希望者が多いとたかをくくって結果に驚きました。

圧倒的に卓上が多かったのですね。理由は上記の会社の都合だけでなく、一人暮らしや住宅の都合で、壁に穴が開けられないという理由や、飾る場所を選びたい、コンパクトな方が好き等。というより、2011年からの8年間、合計すると7割の方の卓上希望にまったく気付いていなかったにも関わらず、インタビュー等では「イラストでは自分のやりたい事より他者の求めるものを優先したいので、センスよりマーケティングを重視している(キリッ)」等と豪語していた自分が走馬灯のように。ふぅ…とんだ道化師だぜ。ビシッとスーツきめてパーティ出席したのに、家に帰ってきたらチャック全開だったことに気付いた時、友達からメールで「お前今日チャック空いてたぞ」って、もっと早く言って~!社会の窓も鼻毛出てるのも、そういうのその時言ってぜんぜん大丈夫なタイプだから!あぁ、やはりやりたい事と出来ている事はいつも違うのですね(遠い目)。それなのに7割の人が8年間も我慢して壁掛けを使ってくれていたなんて、どれだけ優しいんだ。。。僕はあなたたちの為に生きるっ!!

と言うことで早速、人生はじめての卓上カレンダー制作にうつります。まずはかたち。卓上なら縦長と横長が売っているけど、どちらの方が良いのだろう?僕のイラストは本の表紙なら縦長、CDのジャケットでも正方形で、横長のものが圧倒的に少ないので、「壁掛けと同様に縦長が良いだろう」と出版社に伝えようとしたところ「いや待てよ…」とさっき出た逆の結果を思い出しました。とりあえずアンケート取ってみよう。

ガーン!またも外れた!!ふぅ…危ない危ない。これまでの空想上ではなくほんとうのマーケティングはかなり精神にキますね。理由は「縦長は倒れやすいから」とのシンプルなもの。その後も細かなアンケート、意見交換を繰り返し、ことごとく予想は外れ、精神がボロボロになりながらも、







ついにはじめてのマーケティングによる、はじめての卓上カレンダーが完成しました!
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中村佑介 卓上カレンダー2020
13頁/サイズ:18×20×8.5cm/飛鳥新社/1320円(税込)
🧀全国書店、ネットショップにて発売チュウ🐭

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イラストは最新から過去作まで、季節に合わせた12枚をセレクト。予定を書き込みやすく裏写りしにく紙質を選び、裏にもスケジュール欄(こちらに六曜は記載)のある両面仕様。いつものように各月にコメントもあります。チラッと見える脇腹には日々の疲れから解放されるビタミンカラー。さらに2019年のカレンダーがポスターになったように、使用後も各イラスト部を切り取れば、12枚のポストカードになります。
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という訳で2020卓上カレンダーのメイキングでした。今回の制作を通し、まるで表紙の回し車を駆け回るネズミのように、今まではその場をドタバタと走っていただけで、あらためて空いた扉から出て、みんなの声を聞かなくっちゃと実感しました。制作にご協力頂いたすべての皆さま、心より感謝申し上げます。本当にどうもありがとうございました。次はお返しする番ですね。生活に、お仕事に、勉学に、皆さまの予定をいっぱい書き込んで、2020年も元気に歩みを進められますように。その時にお傍でご協力出来ればこれ幸いです。少し気が早いですが、2カ月半後の2020年からもどうぞよろしくお願いいたします。
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https://www.amazon.co.jp/dp/4864107211
(届いた方から早速のレビュー!ありがとうございます)