少し遅めの新年のご挨拶になりましたが、
みなさま、あけましておめでとうございます。

今年は新居にて、近所に住む大学からの友人とおせちを食べたり、
妻と台湾へ新婚旅行に行ったりと、久々にゆっくりとしたお正月を過ごせました。

台湾旅行については改めて書くとして、久々と言えば、歯医者に行ってきました。
正確には、"妻に連れて行かれた"という方が正しいのですが、
僕は生まれてこの方、親知らずを一度抜いた時以外、
ほぼ歯医者に行ったことがありません。
それどころか人に会う時以外、ろくに歯を磨くこともしませんでした。

というのも、実家で昔犬を飼っていて、彼が毎日の歯磨きもせずに
歯医者へも行かず、健康に一生を過ごしていた姿を見て、
「本来生き物と言うのは歯磨きはしないでも良いように出来ているのだ!
歯磨きと言うのは、バレンタインデーにお菓子メーカーが
チョコレートをプレゼントしましょうと仕掛けたようなもので、
歯磨きメーカーが作りだした単なるマッチポンプの幻想なのであ~る!!」
と、謝った考えを悟ってしまったのでした。

よく考えたらそんな訳ありません。
動物社会と人間社会は摂取する食べ物も生活習慣もぜんぜん違います。
幸か不幸か、それでもたいした虫歯もなく来てしまったものですから、
こういう"歯医者に行かない人間"に、そして
"いい年して歯医者に行ったことをわざわざ新年のブログに書く人間"
になってしまったのです。

最近、大好きな芸人さんのバナナマン・日村さんが
歯医者に行き、インプラント(さし歯)にしたようです。
あの方も歯に対して無頓着で、ほぼ歯医者さんに行ったことがなかったようで、
名前の"村"の字だけではなく、髪型だけではなく、
他人とは思えない共通点に驚きましたが、妻から
「ほら日村さんもやったよ。あなたも最近テレビに出る機会もあるんだから一緒に行こう」と諭され、
重い腰を上げて、固く閉ざされていた歯医者さんのドアを叩きました。

「子供時代に痛い思いをして、あれ以来遠ざけていた」というオーソドックスな理由ではなく、
何分、僕の場合はただの無頓着だっただけなので、
見慣れない歯医者さんの機材などに若干ウキウキとしつつ、
椅子に座り、「なんかよくわからないけど、連れてこられました(笑)」などと
歯医者さんの質問に答えたのも束の間、
「じゃあとりあえず歯石取りからはじめましょう」という掛け声とともに、
(笑)は一切なくなってしまいました( )

歯石取りという言葉は歯磨きのCMで聞いたことがあったので、
なんとなくカジュアルな「ちょっとお茶してくる」的な軽いものだと思っていたのですが、
"塵も積もれば山となる"、単純計算でそれが33年分溜まっていたものですから、
「ちょっと歯石取ってくる」どころのカフェ感覚ではなかったようで、
ガッツリ、レストランのバイキング形式。

歯と歯ぐきの間を針でこじ開け、そこから石化してしまった歯の汚れをかきだす作業は
ハーフタイムを2回挟む1時間を要し、うがいをする度に出てくるのは真っ赤になった水…いや、ほぼ血。
ほんとうに痛くて痛くて堪らなかったのですが、
その女医さんが「痛いですか~?」「もう辞めますか~?」と
僕にとっては「(大の33才の大人がこれくらいのことが)痛いですか~?」
「もう(人間)辞めますか~?」と聞いてくるものですから、
そこは男のプライドが許さず、「れんれんらいじょうぶです(ぜんぜん大丈夫です)」
「いっはってくだはい(行っちゃって下さい)」とやせ我慢をして、
ようやく辛い闘いが終わた頃には、我慢する為にぎゅっと握っていた太ももは
真っ赤に腫れあがっていました。

ということで今年の目標は「毎日きちんと歯磨きする」に決定。
「塵も積もれば山となる」ということわざは歯石の方ではなく、
もう3年目に突入した小学館

本年もよろしくお願い致します。