小学館きらら新連載『さんぽ文庫』の第2回を描き終えました。
何かこう、絵の調子がすこぶるいいです。
ぐんと伸びた枝から自分でもびっくりするよな花が咲きます。

クチロロのニューアルバム『TONIGHT』と
『北の国から』のサントラ完全盤を買いました。
新しいものと古いもののようで、これがどちらもクラシックなのです。
クチロロは前作よりもっと針が振り切れた感じで、気持ちいいです。凄い。
小沢健二が"BUDDY"や"夢が夢なら"でやりたかったポップスとヒップホップの融合って、
こんなのじゃないのかなぁという理想郷のようだ。
『北の国から』はドラマ『Dr.コトー診療所』のDVDで、
吉岡くんの顔を見ると、やっぱり純のテーマが頭ん中で止まらないので。
さだまさしは名曲"遥かなる大地より"を、脚本家・倉本聰の前で
即興の5分で作った(作らされた)らしいんだけど、それって凄い話だよねぇ。
こうグググッとその人の中から引き出す、そういう人の業であったりドラマの魅力であったり、
また音楽からグググッとストーリーも広がったことでしょう。
そんないい連鎖、いうことなし、まったく奇蹟のようだ。

そう新しいものを手に入れたと思えば、
近所からまたリプトンのティオレが姿を消しました。
何かを手に入れるということは一方で何かを手放すということなんでしょうか。
ほんとうにほんとうにそうなのでしょうか。
僕はやっぱり違うと思うのです。
後から付け足したただの言い訳のような気がしてならないのです。
必要なのは2つも3つも抱えられる大きな手や腕力かもしれません。
また、相反するように見えていたものでも遠くどこかの接点が見つかるような
視力や洞察力なのかもしれません。
そもそも、何かを手に入れるということ自体が出来ないことなのかもしれないし、
そんな風に思いたいだけなのかもしれないしって、
おいおいティオレがないだけで、こんなに頭を悩ませてしまうなんて、
まったくいい女のようじゃないか、ミスリプトン。

さんぽ文庫1冊目「檸檬」より。ストーリーはコチラで。