私はあなたがいなかった3ヶ月を一体どれほど長く感じていたことでしょう。

毎日2度口付けをしていた夏の到来を予感させるある日に、
あなたは私の元から突然姿を消してしまいましたね。

その頃はあまりにも急な出来事で訳がわかりませんでしたが、
今考えると、幸せを当たり前のものだと思い始めていた
私への当然の報いだったのかもしれません。

あなたのいない私は、夏の太陽に溶けてしまった硝子細工のように、
決して楽しくない日々を送っていました。

寂しさを紛らわすため、時にはお金で愛と寝たこともありました。

けれど私は気付いたのです。やっぱりあなたしかいないと。
いつも薄茶色のワンピースを着ていたあなた。
悲しい時もミルクのように優しい笑顔をしたあなた。

その想いをいつも胸のポケットに静かに抱きつつ、
夏も過ぎようとしていた少し肌寒いある日に
真っ赤なルージュに紺色のカーデガンを羽織り、
少しオトナっぽくなったあなたが再び私のもとに現れたのです。

あぁ、神様。私は誓います、左手の薬指に。
今日からは私、いやオレは、
あなたでなくオマエと呼びこの人生を共に歩いていこうと。

そうリプトンのティーオレ。俺じゃなくオマエ!
もう離さないんだからっ!!


あれ、ストローどこだっけ…