今日の大阪は大粒の雷雨なのに、遠く空は晴れて夕焼けという、
オレンジと水色の不思議な、それは不思議な天気でした。
子供たちも空がゴロゴロと鳴るごとに悲鳴を上げてのセッション、
恐いというより楽しそうで、おへそも隠していなかったことでしょう。

「雨に唄えば」をはじめとした雨がテーマの名曲はいくつもありますが、
その中でもとりわけバート・バカラック作曲の
Raindrops Keep Falling On My Head」(邦題「雨にぬれても」)が好きです。
みなさんも一度は耳にしたことがあるだろう有名な曲なので、
勿論、インスト・歌もの関わらず数多くのカバーが存在します。
その中でも特に良かったのが、メンボーズとヨンジン。

メンボーズは90年代に大阪で活動していた女の子2人ユニットで、
たまをもうちょっと日常化させたような独特なその歌の世界に、
当時、スピッツやあのBECKも絶賛していました。
カセットをいくつかとCDアルバム2枚、
そしてこの「雨にぬれても」のカバーシングル(残念ながら廃盤)を発表し、
歌詞は自分たちでオリジナルのものを乗っけていました。
基本ギター2本の弾き語りでシンプルな演奏ですが、
可愛らしい声と歌詞と美しいメロディがまた別の雨を降らせます。
こぼれ話として、ぱぱぼっくすやゲントウキとはレーベルメイトで、
名曲「南半球」は元々このメンボーズの為に田中さんが書いたのですが、
「コードが難しくて押さえられへん」と言って結局ゲントウキに返されたそうです。
彼女ららしいエピソードです。その為、歌詞も彼女との共作なのです。

そして日本のギターポップバンドadvantage Lucyのカバーバンドとして結成された、
韓国のLinus' Blanketの紅一点ボーカル・ヨンジンソロアルバムが、
全編バート・バカラックのカバーで構成されていて、
勿論、この「雨にぬれても」も入っているのですが、
元々シャッフルリズムでお馴染みの曲調を、
大胆にも、さわやかなギターポップ8ビートに変身させて、
彼女の澄んだボーカルとともにハッとします、

そして忘れてならないのが、カバーはしてないものの、
"いつもかけたバカラック♪(CHEEKY)"と歌詞にまで愛情を見せる
我らがスパイラル・ライフですが、
サニーデイサービス再結成の波に乗って帰ってきてくれないかなぁ…。
車ちゃんは太陽降り注ぐオーストラリアで、
本当に波に乗るマッチョマンになっちゃったので、
雨にぬれても、ぬれんでも無理かしら。