まずい。

そろそろ写真を撮りに行かないと、
ブログ用の写真が無い。

写真散歩に行かなければ。



野田知佑(のだ ともすけ)の、
「カヌー犬・ガクの生涯」
という本を読んでいる。


本屋で新しい本を物色しているとき、
ふと、昔友達がこの本を読んでたな、と思い出し、
軽い気持ちで買って読んでみたら、
ものすごい面白かった。


著者がカヌーでありとあらゆる川を
ガクという名の犬と一緒に下る、というエッセイ(ルポ?)なのだが、
ほんと読んでてわくわくする!


アラスカのユーコン川下りの話も書いてあったので
年代的にも、もしかしたら星野道夫とも知り合いなのかもしれない、
と思っていたら、
案の定、そうだった!


本の中で二人が会話していて、なんだか本当に嬉しかった。


なんでなんだろう、
あたしは本でしかこの二人を知らないのに、
本でしか知らないはずの二人が知り合いで、
それをあたしは本の中で知る、という偶然。



エクセルシオールカフェで、
一人で興奮してツイートしてしまった!笑



ちなみに星野道夫さんは
アラスカでアラスカの大地の写真を撮り続けた写真家さんで、
本も出している。



あたしはこの人の写真も、文章も、本当に大好きだ。


残念ながら、もうこの世にはいないけれど…。


もし会えるなら、
とても会ってみたかった人の一人だ。




「カヌー犬・ガクの生涯」の中で、

フルライフ

という言葉が出てくる。



「アラスカでは人は全力をあげて闘わないと生きていけない。
便利な都市生活の中ではわれわれは持てる力の半分も使わずに生きている。
それが文明生活のいいところだろう。
しかし、ここでは100パーセントの力を振り絞らないと苛酷な自然に負けてしまう。
アラスカの人々はこの地でそんな生活を愛情と誇りを込めて
【フルライフ】と呼ぶ。」

...野田知佑「カヌー犬・ガクの生涯」より...




この一節を読んだとき、
なんて素晴らしい響きだろう、と思った。

フルライフ。
フルライフ。



生まれたときから都会に住んでいるあたしは
自然の中の苛酷な生活、など想像の中でしかないけれど


あたしはあたしなりに、
都会の子は都会の子なりに、
【フルライフ】を進んでいこうと思う。





明日は下北沢QUEでライブです!
通常よりかはたっぷり演奏時間をもらったので、
少し濃いめのジンが見せれると思います。


QUEで待ってるよー!






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そこに
植物以外の
生き物の姿はない。


風の音以外は
なんの音も聞こえない


私は
その風の一部となって
世界を眺めている


そして時には
植物となって
その世界を眺めている。


不安はない

過剰な幸せもない
過剰な哀しみも

恐怖も
生きている実感も



そこにはただ
圧倒的な世界があり
静寂があり
風があり
物言わぬ植物たちがいた。



神秘的な
閉ざされた世界


楽園、とは違う

そこには
なんの感情も気配もないのだから。



圧倒的な広さと、美しい色彩と、静寂。



あたしは
ここへ行きたいのだ。

体感したいのだ。

知りたいのだよ。


あたしの頭の中だけに存在する、この世界を。






写真:ひぃたん 「静寂の世界で」