月別アーカイブ / 2020年07月

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自ら作りあげた

超えられそうにない大きな壁を破るには

その壁の元素を変えてしまえばよい

もともと見えない壁ならば

それは爽やかな碧き流水と意識せよ

いっそその水中に没してしまえばよい

息苦しさも 冷たさも 不安も 憤りも

その中に溶けていく

やがて もがきながらいつの間にか手足を動かし

「生きよう」と天を目指していることに気づくであろう

その時が、己の心に克つ日となる




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壁は誰かが作るのではなく、自らの想像力が作り上げてしまう時がある。



できないかもしれない。

超えられないかもしれない。

自分には向いていない。

そもそも無理。



難しいことから、人間が持っている防衛本能をフルに活用して離れようとする。

当然だ。


怖い。

嫌い。

苦手。

やる意味がわからない。

そもそも無理(2回目)。



それでいい。

最初の印象が悪ければ悪いほど、
無理っぽければ無理っぽいほど、
それを超えたときの喜びと快感は大きい。


もちろんそのままそこから離れたっていい。

あなたの心の赴くままに進めばいい。

後退も、前進も結果は同じ。


壁を超えることになる。



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後退するということは、その場から逃走するような印象に思えるかもしれない。

理由はどうあれ、逃げたことになるのではないか。

いや。逃げたのではなく、いったん様子をみることにしたのだ。


その近い場所ではわからなかったことが、10年後に見えることもある。

一度「壁」と感じたことは、どう振り払ってもつきまとう。

挑戦しようとしたことは、記憶に残るし、
ダメだった忸怩たる思いも苦く残る。

その壁を無視してきたことを悔やんだりもする。

それでいい。


もちろん、挑戦して失敗しての繰り返しで成長していければ、
それはそれで素晴らしい経験値を得る。

その逆に、いったんやめてしまったことで得る経験値もある。


それをやらずに、休んでいる状態で何ができるか。


人間は、ちゃんと他のことをする。

当たり障りのないことをしながら気を紛らすこともあるだろう。

やらなかった責任をとる場合もあるだろう。

忘れるために全く違う何かを探し出し、そこに向かっていくかもしれない。


でも、忘れることはないのだ。


頭のどこかでは悔しい。

心のどこかで重苦しい。

体のどこかがうずうずして気持ち悪い。


それがピークに達した時、本当にやるべき時になる。

つまり、やらなければならない!

という意識をなくし、ありのままの自分の気持ちに従い、

足掻くのをやめてみる。

壁の存在をなきものにし、流水に身を委ねたら、最初は解放された気分になったが、だんだん苦しくなってきて、呼吸すらもままならなくなり、苦しみの中、酸素を求めて浮上したくなる。

自分の生きる証はやはり、あの壁を超えることだ。

そもそも無理(3回目)ではない。
 

無理そうだが面白い。


とわかる時がやってくる。


それまでの時間は、たとえ長くかかってもいい。

碧き水の壁を破り天を目指すため、
力をため、知識を増やし、気を充填させておけばいい。


やがて見えるだろう。

克己(こっき)の志が。


  

※ こちらの作品は、ありがたいことに、すでにお客様の元へ旅立っています。


作品との出会いは、偶然のようでいて必然にも思われます。

「今、まさにこれが必要だった」

とご購入いただいた方の中には、


痛みの中の希望と勇気として、お手元に置かれていたり、

お世話になった方への御恩返しとして贈り物にされたり、

新しい挑戦をするための道標として
会社の誰もがみる場所に飾っていただいたりと、

様々な想いと、人々のドラマが垣間見られて感動させられるのと同時に、
厳粛な思いに駆られます。

西元祐貴の作品に宿る強いメッセージを、
我がことのように共感していただき、
こう在りたいと定め、

こう成るためにどうするかを探し、

こう動くと決め、

実際に結果を出していく方々を近くで見るたびに思います。


この作品たちを、世に広めるのは私たちの使命だと。

毎回、長々とした文章にお付き合いいただいている皆様。

心から感謝しております。ありがとうございます。


よろしければ、今後の西元祐貴の活動を一緒に体感しつつ、
「新しい挑戦」をすることにご理解をいただきつつ、
若き作家の成長を見守ってやっていただけると幸いです。

何卒、よろしくお願い申し上げます


陶墨画ギャラリー館長 鈴木幸一



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※陶墨画の紹介と詩の解説


ここでご紹介する「陶墨画」は、西元祐貴の墨絵の世界観と
陶芸をコラボレーションさせた西元のオリジナルアートです。 
全ての作品には、世界観を表した詩が付属します。
作品と詩を、一点ずつ解説付きでご紹介しております。
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【スタッフより】
 
7月16日に開催いたしました
チャリティートークLIVE配信では
多くの方のご視聴とご声援、
並びにチャリティーへのご参加をいただき、
誠にありがとうございました。
 
この場を借りて、改めて御礼申し上げます。 
 
チャリティーへの皆様からのご支援により
  
337,982円
 
が、チャリティーの売上として集まりました。
上記金額を、日本赤十字社を通じ
令和2年7月豪雨災害の義援金として
被災地に寄付いたしましたのでご報告いたします。 
 
入札およびご購入に際しての皆様からの
温かいメッセージもお伝えさせていただいております。
 
~~メッセージ一部抜粋~~
 
■この度の水害、心よりお見舞い申し上げます。
あっという間に水が押し寄せた恐怖は、いかばかりだったかと、心が痛みます。
さらにコロナ下での災害ということで、人手も集まらない中、炎天下での復旧作業は、本当に大変だと思います。くれぐれも、お身体はご自愛くださいませ。
この度、西元祐貴さんの想いに参加させていただきました。わずかばかりで恐縮ですが、 ほんの少しでも助けになれば幸いです。
友人知人もおり、なんども訪れたことがある九州。駆けつけることは叶いませんが、少しでも早く復旧・復興が進みますよう、心からお祈り申し上げます。
 
■この度は、貴重なチャリティーイベントを開催して頂き深く感謝申し上げます。
個人が出来る事は限られてしまいますので影響力のある方がお声掛けして下さる事に改めて感謝します。微力ながらお力添え出来れば幸いでございます。
 
■この度の豪雨にて、被災された方々には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い再建をお祈り致します。大変微力ではありますが、復興のご協力になればと思います。
コロナの不安もある中、避難生活は一層不安の大きなものとなっていると思います。
応援することしかできませんが、どうか、希望を持って、頑張って下さい。
 
■負けないで下さい。 明るい明日はきっと来ると、信じています。

■ 大好きな西元さんと供に被災地の皆様へ少しでも力になれればうれしいです。
 
~~~~~~~~~~~~~~
 
被災地の一日も早い復興と、
被災された皆様方の日常が
一日でも早く戻りますことを
心からお祈り申し上げます。
 
また、本チャリティーイベントに
ご参加いただきました皆様、応援賜りました皆様に
重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
 
 
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大きな渦に巻き込まれ

心が萎縮したときは

身も心も小さくなって

諦めてその渦に飛び込めばよい

渦中の情報を得ることで

次の一手を選択できる

どうせ逃げられぬ立場なら

いっそ燃え盛る緋色の焔(ほむら)を呑み乾せ

宇宙の理(ことわり)を

一瞬で解く発端となる



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人は誰しも、何かに挑戦しながら生きている。

言い換えると、何かに挑戦したくて生きている。



その挑戦に挫けてしまったらどうするか。



再び挑戦してもいい。


途中で諦めて、次の挑戦を探してもいい。


完全にやる気を失って、「何もしないこと」を続けることも一種の挑戦になる。



何もしなくても、頭は動いている。

心は何かを感じている。

だんだんうずき始める。

また動き出したくなってくる。



もしかすると、

やる気の出なかった環境を変えることで再挑戦できるかもしれない。

一つのミスをクヨクヨ考えすぎていたことに気付き、
誰にでも起こりうることだったと理解できるかもしれない。

自分の努力が足りなかったこと、
それに対して自分を責めすぎていたのかもしれない。

最初から高望みしすぎてオーバーワークになっていたのかもしれない。


よし。


今度は生まれ変わったつもりで、やってやる!


そう。


自他ともに認める「ダメだったこと」全てを呑み乾し、新しいものを生み出す。

人間にはそれが可能だ。


どんな状況に陥ったとしても、

それを恨まず、悲嘆し過ぎず、過去となっていく今をただ懸命に生きる。


大きく見せたり、強がったり、見栄を張ったり、頑張り過ぎたりすると、
許容量がパンクする。


今の自分の器はどのくらいの容量が入るのか、
を客観的に見てみる機会を得るチャンスがダメだった時だ。


その器には、良いことも悪いことも、
受け取ったものをどんどん入れていくことによって、
だんだん大きく、深く、壊れにくくなっていく。


ただし、入れ方は難しい。



乱暴に、無造作に、言葉汚く入れてしまうと、
器はすぐにヒビが入る。

少しの力加減でパリンと割れてしまうものになってしまう。



ダメだった経験を器の中にいれる時のコツは、
いったん口の中にいれることだ。



いったん口に入ってしまえば、後は黙って呑み乾す。

噛まない。時間をかけてはいけない。そして、吐き出さない。



それに対して否定をせず。

ただ、飲み込んでみる。胃に入れるのではなく、
心に入っていくように。


苦い、熱い、痛い。


でも、それが呑み乾せた凄さは、自分でわかる。
だからこそ、自分を褒めることができる。


辛くても、悲しくても、涙を流しながらでもそれができたら上等。


次の扉の鍵を手に入れたことになる。



ttt.jpg


全てを諦めても、全てを捨てたとしても、

自分という存在は消えることはない。


消さなくてもいい。


どんなに間違えたとしても、

やり直せるチャンスがある。


炎に焼かれて苦しむよりも、

自らがそれをゴクンと飲み干すことで、

人はそれを尊敬の念に変換してくれる。


決して戦ってはならない。戦わないことが負けることではない。

戦いたいと思わないのに、その場に往く必要はない。

勝ち負けなど関係ない。


あなたを傷つけた人も、あなた自身も、どちらもこれ以上苦しまなくていい。



傷ついて泣いた後は、

開き直って考えよう。

どうすれば、違うやり方で表現できるかを。


なんせこの世は、

自由な考え方で、自由な行動力で、自由な表現をしていい。

と法律で決まっている。

もちろん、公序良俗に反しない限りとあるので、
世の中のルールから外れないようなら自由だ。


宇宙の理。


それは、たくさんある。
答えは一つではない。

行き着く答えは人それぞれ。
百人百様。

今回のテーマは「許す」

この龍に宿っている強さの秘訣は、他人も、自分も許せよという精神だ。


もちろん。そう簡単にはいかないのが、人間だ。

しかし、許さないと先に進めないことも多いこの人生。

どれだけキャパシティがある人でも難しいのが、

許すこと。


怒り続けることが生きる証になってしまう場合もある。

怒り続けられることで、生きる実感だと感じる場合もあったりして、
一概にこれが良いとは言えない。

ただ、一つだけ言えることは、傷つく時間は少ない方がいい。

苦しすぎると萎縮してしまい、
本来できることもできなくなってしまう方もいる。


緋い焔を呑み乾す龍になる。


これが、この世を堂々と生きるための一つの理(ことわり)となる。


本来の自分を取り戻し、あなた自身が輝き、
苦しかった経験を器に入れて、
溢れ出たそれを体系化して人に話し、
苦しみの人を増やすことなく、
幸せ人を増やしていく。


それができるのは、呑み乾せた人。


さぁ、


グッと一気にいこう。



喉元過ぎれば、心が熱くなっていく。

波打つ五臓六腑に落とし込み、龍の如くニヤリと笑え。



作品詳細

緋焰呑乾(ひえんどんかん)
http://yu-ki.work/shopdetail/000000000052/
サイズ:W1430×H1060mm(額装含む)




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※陶墨画の紹介と詩の解説

ここでご紹介する「陶墨画」は、西元祐貴の墨絵の世界観と
陶芸をコラボレーションさせた西元のオリジナルアートです。 
全ての作品には、世界観を表した詩が付属します。
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