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鸞鳥の背に乗り

目指す天道を往け

快適を捨て

潤沢を屠り

渇きの極地へ向かえ

水を欲せば出てくる場所に居続けては

水のありがたみも生まれず

人の援けがある場所に居続けては

人への感謝も薄れゆく

孤独にならずんば

見えぬものがある

刻下(こっか)旅立ちを奉祝す




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鳳凰が老いると鸞鳥になるという。


鳳凰は、世の中の矛盾を問い、正義を喜び、

燦めくようなその姿で人々を畏怖させ、

吉兆を呼び、凶兆を退ける。



鸞鳥となれば、若き日々の血潮のたぎりも収まり、

心は大海の波のごとくゆったりとうねり、

動かぬ身体ゆえに精神は研ぎ澄まされ観察眼鋭く、

人の礼、義、信、仁を動力に変えて飛ぶ。



礼とは、

人への尊敬。


敬って畏まることで、相手の心は開き、
自分だけでは知り得ない叡智を授かる。



義とは、

裏切らぬ心。


嘘をつかず、決めた忠誠は覆さない。
そして必ず、相手から受けた恩は返す。



信とは、

謙虚に傾聴する姿勢。


人の言うことに共感し、落とし込み、実践する。
経験したことは、真実となり一生の宝となる。
謙虚に、素直に動いたからこそ得られる。



仁とは、

人々への愛情。


相手の成功を我が事のように喜び、
相手の成長を心から讃え誉め、
相手の苦難には我が身を粉にして援け、
相手の病苦にはあらゆる手段で根治を目指す。
人を救うことで、我が身も救われていく。




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乱れた世に現れたる鸞鳥の背上に乗り、
急がず、慌てず、一歩一歩着実に進む時。



長旅の準備を万全に、


自らをいたわりながら、


人を愛しながら、
 

死に行く覚悟を抱きながら、


孤独の闇を感じながら、


面倒なことも嫌なことも受け入れながら翔び、


世の中の痛みを呑み込み、


弱者への差別を憎み、


痩せ細った羽を広げ、人々の近くまで降り立ち、


人の目の中に瑞光を授け、疫病を雲散させる。



今こそ、

天道に届くほどの祈りを捧げよう。

やがてそれは反射し、増幅し、地球全体に放射される。


世界をつなぐ空と海の流れが、

それを隅々まで行き渡らせるだろう。


作品詳細


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※陶墨画の紹介と詩の解説

ここでご紹介する「陶墨画」は、西元祐貴の墨絵の世界観と
陶芸をコラボレーションさせた西元のオリジナルアートです。 
全ての作品には、世界観を表した詩が付属します。
作品と詩を、一点ずつ解説付きでご紹介しております。
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