「王様と私」

ミュージカル「王様と私」を　観劇された方から

コメントをいただきました

私がチュラロンコン皇太子役で出演したのは

日本ての初演　1965年でした


↓ソロナンバー「パズルメント」を歌う11歳の私


初演の演出は　菊田一夫先生で

オリジナルに忠実に演出されていました

↓週刊朝日の記事(1965年5月7日号)


その後　十数年を経て　大人になっての

日生劇場での公演では タプチム を演じました

↓タプチム(公演パンフレットより)



劇中のたいへん重要なシーン

バレエ劇「アンクルトーマスの家」のナンバーは

毎回　大いにエンジョイしていました❣️




この時の演出は　ブロードウェイで

同作の演出をてがけた　YURIKO で

とても仲良くしていただきました


その後何年かたって　

青山劇場での公演を観る機会があって

演出が　大変貌していて　驚きました


父である王様が　王としての悩みを歌う

「パズルメント」というナンバーがあり

そのナンバーを　皇太子として同じように

歌うシーンがあるのですが

↓初演　チュラロンコン皇太子を演じる11歳の私



すっかりそのシーンがカットされていて


その上　芝居が大団円を迎え

感動のラスト場面が終わったとたん

主役の女優さんの歌のショーが始まり

作品とは関係ない歌を歌っちゃってるし

何が何だかわからんチンプンカンプン？


私 長年ミュージカルに出演して来ましたし

各国で多くのミュージカルを観てきましたが

この時の「王様と私」のエンディング演出は　

初めてみるものでしたので ビックリしました

あまりの忖度演出に　なんか　笑ったけど


さて　現在上演中の演出は

一体どうなっているのかしらね

↓初演(越路吹雪さん 市川染五郎[当時]さん 私)


ミュージカル「王様と私」については　

ユル・ブリンナーさんとの話も含め

YouTubeの岡崎友紀オフィシャルチャンネルで

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