ハロー、ララベル

突然ですが
ゆかしな所長のしょーもない趣味のひとつに
80年代のオーディション雑誌をニヤニヤ眺める、
というのがあります


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アイドルブーム華やかなりし80年代は
芸能界のオーディション、ミスコン、音楽コンテスト系のブームの最盛期だった
といっても過言ではないかと思う

以前も武露愚に書いたことがあったけど
私のクソ姉ですら
何を血迷ったのか芸能界を目指していた時期があり、
かの「夏・体験物語2」のヒロインオーディション名古屋予選に出場した
(いちおう書類審査は通った……)
という極めて微妙な経歴を持つわけだが、
家にはいつもオーディション雑誌があって、
クソ姉はオーディション情報をチェックし
せっせと家で応募写真を撮り、履歴書を書いていたのであった……
(私と母は
「どう優しく見積もっても中の中程度のルックスの姉が
芸能界などに入れるわけがない」と、冷静にジャッジしていた)


今あらためて当時のオーディション雑誌を見ると
芸能界の縮図 が分かって、非常に面白かったりする

一つの楽しみ方としては
自分なら
80年代のどのオーディションに応募したいか
と考えながら読むという妄想プレイ

事務所(コンテスト)の規模、輩出しているタレント、出演実績(映画、TV)、
賞金、副賞の有無を確認し、
今後自分がその事務所の看板を背負って立つ覚悟ができるかどうか……
そんなことを妄想しながらオーディション情報を読むのが
とてつもなく楽しいのである
(どうです、暗いでしょ?
こんなことばっかり家でひっそりやってるんです)


今、自分的には80'Sヒラタオフィスがキテます

理由はやはり
大好きな工藤夕貴ちゅわわわんが所属していること、
実力のある女優・タレントを多く擁していたことなどが
ゆかしなのなかで非常に好印象なのである
(高橋由美子、五十嵐いづみ←旧ビッグアップル
中野みゆきetc...)
↑ただ映画「BE-BOP HIGHSCHOOL」が好きなだけやんw

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もしくはだよ、
やはり
本田美奈子ちゅわん&少女隊 を擁する
憧れの名門・ボンド企画だよな~

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この時代のオーディションでまず忘れてはならないのが、
なにはなくとも
「全日本国民的美少女コンテスト」でありましょう

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「ゴクミ」という不世出の美少女アイコンがなかったら
今の「オスカー美女軍団」の歴史と栄華の物語は生まれえなかった……

「ゴクミ」は色黒だったけど
日本人離れした美形でレベルが違いすぎる存在だが、
第1回グランプリの重圧をものともせず、
爽やかにデビューした藤谷美紀ちゃんの可憐さも
当時結構な衝撃だったし
その後も地道に長~く活躍しつづけるマイペースなところが
実は凄かったよな~と思ったりする


これに負けず劣らず話題となっていたのが
「ロッテ CMアイドルはキミだ!」オーディションであった

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1986年グランプリが立花理佐、
1987年グランプリが相川恵里(準グランプリが島崎和歌子)
1988年には山中すみか、1989年には宍戸留美(るんるん)を輩出

ゆかしなとしては
この人選はどうなのかといまだにネチネチ思うわけだが(私見です)、
それはさておき
やっぱりお菓子のCMに出て、同時に華々しく歌手デビュー するのが
アイドルとしては王道だし、夢だよね


こんな大手メーカーのタイアップが約束された
華々しいオーディションは、
数多あるオーディションのなかの、ほんの一部……

大半は無名な事務所だったり、
謎~ディション(ナゾーディション)だったりするのである

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三井観光
'88 ドリーミング新人オーディション

劇団四季の「ドリーミング」の
オーディションかと思ったら、
山手線・巣鴨駅前のショーパブ
「ドリーミング」のオーディション
だったw

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第2回 トロピカルコンテスト

バステリンというバストアップのサプリ(?)のイメージガールということで
なんと審査はトップレスだという

こういうの、「性差別」だとかいって
今の時代は絶対にNGだよな

な~にが
「乳房にちょっぴり自信のある人なら、
応募してみることですぞ。」
だww


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「丹波道場 研修生募集」

「丹波企画による映画『霊界旅行』制作決定
当道場7期生合格者の中より出演者選択」

とあるが
これは
一世を風靡した一大スペクタクルSFファンタジー映画
「大霊界 死んだらどうなる」(1989年)のことかな?

【参考画像】
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セブンツーオフィス
「合格したからってプロじゃない
藤田佳の実も礼儀作法から始めた。」

藤田佳の実さんとは「11PM」に出ていた方のようだが、
それよりなにより
「小悪魔隊」が気になるww

なぜ和太鼓www



さらに
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これは当研究所の不定期連載
「まゆつばガーリー広告劇場」の枠に入ってくるような気もするが……

『映画「ビート・ジェネレーション―最後の学園―」
(仮題)の高杉舞は主役としてデビューするとともに
歌・CM等への大展開が約束されています。
高杉舞という名の新しい大スター、それはあなたです』



釣り針がでかすぎて、アタイ怖いw



以下あらすじをお読みください

Beat Generation―最後の学園―

「異常に校則が厳しく徹底した生徒管理で有名な某高校に、
一人の美しい少女"高杉舞"が転校してきた。
それに前後して、黒木竜をリーダーとする不良グループの一団も転校してきた。
(転入しすぎだろ)
その日から学園の平静は失われ、
やがて学園の大破壊へとドラマは進行していく。
ロックのリズムに乗せて繰り広げられるアクティブな青春ドラマを
夏の湘南海岸から晩秋の北海道へと舞台を移しながら展開し、
最後には本物の高校を破壊しつくしてしまうという
痛快でちょっとオシャレな作品です」

ちょっと、
オシャレ要素皆無なんだけどw

そして
本当に実写化されているならマジで観たいわ~~
「マッドマックス 怒りのデスロード」とちょっとストーリーかぶってるし

監督は
名匠・大林宣彦監督に師事し
「時をかける少女」「さびしんぼう」などの助監督を担当した
中村明監督とのこと

経歴からして、
これは期待しない方がおかしいというもの

絶対に完成させてくださいね、待っていますから



こんなのもありました

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東映映画「本場ぢょしこうマニュアル」(1987年)
ナマナマ女子高生募集


「本場~」(有間しのぶ先生)は当時ヤンマガで連載されていた
女子校生の生態を描いた4コマ漫画作品

最終選考が
ボーイフレンド(特定の人とは限らないので、
オジさんなども可能)同伴で参加のこと


とあるのがまず謎

【参考画像】
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「本場ぢょしこうマニュアル ~初恋微熱篇~」
主演の3人組
左から白島靖代ちゃん、工藤夕貴ちゃん、佐藤恵美ちゃん
か~わゆ

映画には確かにたっくさんの女子生徒が出てくるので
誰がオーディション合格者なのかさっぱり分からなかったけど、
ガールズパワー全開の映画で
ゆかしなのお気に入り作品のひとつですw


いや~、オーディションってほんっとに
いいもんですね(水野ゆか郎)



さて、ここでお知らせです

私ゆかしな所長、
ステキな夏のイベントに出させていただくことになりました

ファンシー展告知用3
2015年8月14日~8月25日
「ファンシー博覧会 まほうつかいになりたくて」
(藤沢市辻堂 cafe tiny zooさんにて)


店主のカオカオさんが愛する、
著名なファンシークリエイター様やショップのアイテムが一堂に集結、
期間中は特別メニューなどもいただけるそうですよ

特設サイトはコチラ


そして、ゆかしな所長は
8月22日(土) 16時~
「マイ ファンシー」 というお題で
あろうことかトークイベントを敢行させていただきますw

生きていくうえで
最も不得意なことのひとつが人前でのトーク だというこのアテクシが

普段めったに人前に出ないアングラ人間であることと、
今後イベントの予定もとくにはござーませんので、
ぜひぜひこの機会に
ゆかしな所長の挙動不審ぶりを見にきてください
極度のアガリ症なんです、本当にw


この日のために特製テキストを作るつもりなのと、
ゆかしな所長のガチ80'S秘蔵コレクションをお裾分けする
フリマコーナー
「フルハムロード・ユカシナ  出張篇」もぶっ放します

「フルハム~」は、
昨年の狂熱の「ゆかしなEXPO2」からおよそ1年ぶり

トークショー後から「フルハム~」の物販を開始しますので、
トークイベントにご来場いただいた方たちが一番にお買い物できます
(トークイベント後も、会期中最終日まで購入可能です)

なにをお話しようかな~、
なにを売ろうかな~とあれこれ考えているところデス

皆さまに会えることを楽しみにしていますので、
ぜひいらしてくださ~い


※トークイベントは有料(1500円)になります

予約は8月1日(土) 10時から開始
※定員は15名です

予約用URLはコチラ
※8/1追記 システムの不具合によりお申込みを中止いたしました

海の香りのするステキな街、辻堂で
ステキな夏の思い出を作りましょう

「親父、辻堂で待ってる」


沖ゆかしな