少し早起きしたから

朝散歩した


ちょっと丈の裾の長いジャージが

時々地面を擦りながら…



頭の中では「あー、この擦る感覚嫌だなぁ」と思うけど

心の中では「まぁ、もともと擦れてるしか今更だよ」
なんて2つの思考が私の中で行き交う



今朝は雨がぱらついていたけど
それはそれで「いいな」って思った


朝の空気と雨の感じ、なんか好き



本当は家の周りの区画を一周して帰る予定だった

だけど「きっと公園まで行って回ったほうが達成感あるよ」と
心が散歩中の犬のように遠くへ行きたがる

頭では「時間」を気にする
体は「体力は充分あるからどっちでも」と曖昧な雰囲気を出す
心は「行こう行こう」と誘い出す


これ、全部私の中で行われている会話w



結局心の言う「達成感があるよ」に惹かれて
公園経由で散歩する


途中、曲がり角で自転車と車と人が遭遇したから
通りにくい雰囲気になる

頭はスムーズに進む経路を計算
体はひたすら歩く
心は……「めんどっ」とテンションを下げる


あぁ、私の気分ってこんな簡単に変わるんやなぁと実感w



そして公園についたとき

公園の横の道路を歩くこともできるし
公園の中を通ることもできる

こんな細やかな選択肢ですら意見が分かれる


頭「自然に触れたほうがストレスを緩和できる」
心「裾に土着きそうやな…嫌やな」
体「久々に感じる砂利感」



あぁ、私ってやっぱり気分屋なんだぁ…



公園の砂場グラウンドの砂のように水捌けもよく
少し大きめの石も轢かれて

ジャリジャリ感が心地良い

感触も足音もいいな…





そのまま鳥の声をききながら
家に向かう


一人で歩いてるのに
無意識の私の声が飛び交う

しかも真逆に、そしてコロコロ意見を変えて



たった少しの散歩ですらこうなんだもん

全ての時間を通して生きていたら

心と体と頭がチグハグするのも当たり前じゃんって思えた


うん、当たり前なんだよ。



今日も私は私と私で生きている。