月別アーカイブ / 2021年02月

改めまして、昨日はWaive 20th Anniversary Special GIG
「ライブハウス渋谷公会堂へようこそ。」
に集まってくださった皆さん、

配信視聴くださった皆さん、

チケットを購入したけれど来られなかった皆さん、

スタッフの皆さん、

その他(例:28日までのアーカイブ配信で見る、など)どんな形にせよ、とにかく関わってくださった皆さん、

ありがとうございました!!


 
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流石に20年以上続けていることなのでテンプレ化している部分があるというか、
役割分担が成されていることによってラクになっているとことも多々あるようになってきていたんですが、
今回は、その感覚で進められないイレギュラーだらけで、ぶっちゃけ本当ーーーーーーに大変でした(笑)
スタッフの方々も連日のハードワーク、ご苦労さまでした!!
 
 
どのセクションのことを考えても大変だったろうな〜という感じなのですが、
ダイレクトに僕の無茶振りに応えてくれた、
マネジメント(有限会社モンスターズ)、舞台監督、映像班、配信班は、本当にギリギリまでご協力ありがとうございました。
 
以下、ネタバレ含むのでアーカイブで初体験する方は、視聴後に読んでいただいたほうがいいかもしれません。
 
 
 



まずライブ配信の内容について。
いくつかの配信ライブを観させていただいてきた中で、
自分的に抱いていた不満点を解決するために、かなり無茶を言いました。

あくまで個人的モットーでしかないので、近年はバンドにエゴを入れすぎないように……と考えていたのだけれど、
今回は「初の生配信」であることと、どうしても今までに自分が観てきたものに対して「ここだけは改善しないと、配信はしたくない」というのがあったので、
そこに対してだけはWaiveっぽくないかもな〜(ソロっぽいかもな)と思いつつも、ワガママ言わせてもらいました。
その結果が、オープニング部分とエンディング部分です。
 
特にエンディングは、ステージ上にメンバーがいる状態で、手を振って
「ご視聴ありがとうございました」と表示されてプツっと終わるようなものや、
「これ、まだ続きあるんかな?」みたいなFIXの引き固定カメラがずっと放置されるもの、
その他、僕が観たものだけかもしれませんが、どうしてもリアルに観るライブの余韻からは程遠いものが多かったので、
せめて1歩でも、あのグラデーションするように現実に戻っていく感覚を味わってもらいたいと考え、
『最後は観客の1人の視点となったカメラが客席からロビーに出ていき、告知のパネルを視認する』
という演出を提案しました。
 
これらに関しては、現地組にとっても配信組にとっても、リッチすぎると「何か違う」感が出ると思っていて、
これはステージ演出についても同じことを考えているのだけれど、
アナログ感というか、温度感を重視しています。

 
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ライブ中のMCでも述べましたが、
Waiveは解散中なのに、次回のライブが決まりました(笑)

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Waive 2Øth Anniversary Again GIG
「2Ø22 -俺たちの戦い(20周年)はこれからだ-」


2022年1月29日(土)
LINE CUBE SHIBUYA (渋谷公会堂)

※詳細は後日発表

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世間がどうなっていくかわかりませんが、
今回の発表から当日までに味わったすべてを背負い、
もう一度、20周年記念を行おうと考えました。
 
いろいろな意見があるかもしれませんが、
あくまで自分の考えとしては、まずファンの方々に「小さくてもいいから希望(この言葉が適切かは置いといて)を持たせたい」というのがあります。
長年エンタメに関わってきた者としての意味を自問自答し、今得られる答えの1つがソレかな、と。

 
正直な見解を先に述べておくと、
コロナ禍を経て、少なからず「ライブへ行く」という行動自体から足が遠のいた人がいると思っています。
それはWaiveの話に限らず、生活サイクルが変化したというか、生き方が変わったと思うので。
また、配信で見られることが今以上に普通になっていくだろうし、
今回の「Live Heaven!」などもそうですが、そのクオリティも向上していくと思うんです。
なので、Waiveの規模のバンドで
「よし、もう1回渋公やっとくか〜! フルキャパでやりたいもんな!」
ってのは、本当にアホな考え方です。
一見、実動員数に関係なくデカい会場ばかりやるヴィジュアル系バンドやアイドルみたいでもあります(笑)
でも、まぁ……今回できなかったことを形にしたい想いは強くありますし、
結果は結果として出されるまでわからないので、ここは底力見せていきたいという気持ちです。
 
このご時世、大手を振って
「じゃ、ライブで会おうね。来てね!」
と言いにくい状態ではあるけれど、
戦うべきもの、向かうべき場所、なんであってもいいから目指す先があることは
人にとって進む意思につながると思うので、
まずは、2022年1月29日を大きな指標にして、そこまでの道で経験値を増したいと思います。
一緒にこの旅をしてくれる仲間を、約2000人募集中です(笑)
 
 
ーーーーー
 
 
話は戻って、、、
 
前日も電車が無くなる時間まで告知用の諸々の準備をしてくれ、
何なら当日も本編開始直前に撮った写真を舞台裏で加工してボードに貼って、
終演間際までアクセクと動いてくれたマネジメントスタッフ。
 
それらがFIXしないと動けない中、どう動けば具現化できるかを
一緒に考え、そして実行してくださった映像チームの皆さん。
 
僕がキャパオーバーしている部分を察し、意向を汲み取って形にしてくださった舞台監督と、
そこからの指示に対してエキスパートに動いてくださった全スタッフ。
 
何よりも、
この状況下でも「何か」を求めて来場してくれたミンナ。
配信で試聴してくれた人たちも。


これまで20年以上もやってきたので、そりゃあ色々と思い出もありますし、
正直、昨日よりも記憶に刻み込まれている日も幾つもあるんですが、、、
それでも、まだこんな気持ちになる時間ってあるんだな〜と心から感じたほどに
関わってくれたすべての人たちが誇らしい日でした。
 
なんなら逆に自分が至らなかった点を猛省しているほどです。
 
 
何はともあれ、苦境を経て得たこの感覚を活かしていきたいと思うので、
Waiveの繰り返される20周年(笑)に、もう少しだけお付き合いください。
 
 
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リハ後、1秒も暇がなかったので自撮りとかは皆無です。
まぁええよね、そんなもんより20000倍ぐらい大切なこと書いたと思うし。
 
 

こんばんはーー!!
 
……ってなワケで、2/23の渋公公演は席数に対して50%のお客様を入れつつ、
ライブ配信も行うことになっています。

▼配信システムの詳細はここ

▼Waive公式サイトおよび、ライブ配信情報直リンクはここ


〜〜〜〜〜〜〜


いろいろな意見をいただき、なるほどと思うものもありますし、
前にも書いたように残念な気持ちに寄り添えるなら寄り添いたいと思うものもありますし、
それは流石に俺や俺らのせいではない、お門違いである、ということもあります。

ただ、総じて言えるのは、
この状況下で最もやるべきことは「進むこと」だと思うので、
変に立ち止まらずに、とにかく「できることをします」。
引っ張る側であるべきなので。
 
 
さて、その上で願っていることがあります。
 
 
Waiveの存在を知っている全国各地の方々で、
この2/23を含めて、なかなか会場まで足を運ぶことのできない人は多々いると思います。
今回に限らず、普段からという意味でも。
 
そんな人たちにも配信ならWaiveのライブを見ていただけます。
この配信のことはもとい、今回の公演のこと、何なら解散以降に何度かライブをしていることなどを知らない人が、まだ沢山いると思いますので、
もし、周りに「あいつがそうかも」と思う人がいる場合、教えてあげてほしいです。
 
もちろん、これを機に初めて見る人も大歓迎です。
(言わずもがな、来場者でも同じです。初めてだろうが、ずっと来ていようが何だろうが嬉しいです。特に我々は解散中。言わば亡霊のようなバンドなので/笑)
 
 
なんか、あまりブツブツ書くと話がややこしくなりそうなので、以上にしておきます(笑)

よろしゅうお願いします。
 
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こんにちは。
最近、寝ている間も眠い気がする善徳です。
 
さて、言わずもがな大変な世の中になっちゃいましたね。
いろいろ思うところがあるのですが、要点が伝わらなくなると本末転倒なので
今日のところは下記件についてを書きます。
 

Waive 結成20周年記念 Special GIG
「ライブハウス渋谷公会堂へようこそ。」
2月23日(火・祝)  LINE CUBE SHIBUYA
のライブ配信が決定しました!!

2/12(金)18:00より、配信チケット発売開始!
ライブ配信の詳細はこちら↓
https://www.waivewaive.com/gigs#streaming


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また、本公演は、政府要請のガイドラインを遵守し、
感染防止対策を徹底の上で「開催」いたします。
つきましては、チケットの払い戻し対応やリセールなどは予定しておりません。
ご了承いただけますよう、お願い申し上げます。

▼チケット販売および座席種についてはこちらをご覧ください。
https://www.waivewaive.com/2020/11/?p=6348


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という感じです、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
 

先もって予想できる問い合わせ内容の中で、一番言っておきたいのは
「緊急事態宣言が出ているのに払い戻しないのおかしい、ふざけんな」
的なやつに対しての返答です。
 
その宣言を出しているのは我々じゃないですし、
宣言を出している側からのルールを守った上での開催をしているので、何もおかしくないことを、まずは理解してください。

いいですか?
理解していただけましたか?
   
 
 
それでは続きにいきます。
 
 
もちろん、そういった情勢下にあることは重々承知しています。
人それぞれに事情があるだろうと思うので、十人十色の見解があるでしょう。
チケットをお持ちで来られない方がいるのもわかります。残念な気持ちになられているでしょうと思いますし、僕も同じように残念で仕方がないです。
 
来られる皆さんの中にも不安を抱えている方が沢山おられるでしょう。
それもわかります。僕も決して不安がないとか、絶対何があっても大丈夫だよ〜なんて言うことはできません。
ただ、不安を煽る気もありません。
1年前にソロ公演を行なったときにも言ったことですが、生きていると常に死と隣り合わせです。
が、車に撥ねられるかもしれないから外には出られない〜と考えるタイプの人は、もともとチケットの購入をしていないと思うんです。
今は昔、「飛行機は落ちそうで怖い。なんであんな重いものが飛ぶんだ」なんて言っていた人たちの多くが、今は気にせず搭乗している気がします。
それでも飛行機はやっぱり怖い!って人も見かけはします。どちらも「そりゃそうだ」と思います。
なぜなら、やはり常に生と死は隣り合わせだからです。
「かもしれない」は、消えないからです。
 
無責任なことを言いたいわけではないので、あくまで考え方の例としてしか述べませんが、
「感染予防・対策してるから大丈夫だよ!」
と言って全員が来て、たしかにコロナ感染はしなかったけれどインフルエンザにかかってしまう人がいるライブもあるかもしれないし、
きっと長いエンタメの歴史の中では、道中で不慮の事故に遭った方や、何やかんやがあると思うんです。
それら全てが本当に残念なことだというのは大前提としてあるのですが、
だからと言って「道中で車に撥ねられるかもしれないし、飛行機が落ちるかもしれないから払い戻しをしてくれ」なんて横暴がまかり通ることはありません。
何度も言いますが、生きてりゃ死ぬ可能性があるんです。常に。
 
Waiveの公演でクラスターが発生する可能性もゼロにはなりませんし、
その他のどの催しでもそうですし、なんならこの先の未来ずっとそうです。
緊急事態宣言下にあるかどうかと関係なく、宣言が解けても一緒です、そこは。
人類は常にそうやって新しい脅威や未知の何かに触れ、気づけば慣れてきただけでしかないと思います。
 
祖父・祖母が昔、FAXに不思議がっていました。
こっちで書いた紙が、相手先にどうやって送られているのかが理解できないと言っていたんです。
ぶっちゃけ仕組みもわからず使っていた人も多いだろうし、
そういう意味では電話やメール、その他の何においても特に考えずに使っている人だらけだと思います。
 
風邪だって、生まれたときから冬になったら流行るもんだ〜というのが普通になっているから何も思っていない人が多いだけで、
ずっと昔から抹消できていないウイルスなわけで、めちゃくちゃ怖いはずなんです。
 
もっとキリがないほどに、何だって怖いはずなんですよ。
本当は、ほとんどのことを知らないんです、所詮は。
 
 
だからと言って、緊急事態宣言なんて無視していいぜ〜! とか言いたいわけじゃないので、
やはり最初に述べた通り、ガイドラインを遵守して公演を行います。
そこは『ルール』だし『マナー』なので。
 
ただ、それ以上のことをアーティストや主催者に求めたり責任追及するのは論点が違っているということをわかってほしいです。
我々だって、できることなら全て万全の状態で行えれば〜と、下手すればファン以上に望んでいるはずの立場なわけで、
これは俺やWaiveに限らず、きっとどの現場も現場なりに限界まで考えて各々の結論を出していると思います(知らんけど、多分そう。そうであって欲しい)。
 
とにかく100%の正解はないです。
 
開催中止も英断、無観客公演化も英断、実施も英断です。
そして、それと同時にどの判断も愚断の可能性をはらんでいます。


ーーーーーー


これは、おそらくお互いに言えることで、
来るも来ないも、どちらも英断なんじゃないでしょうか。
なので「どっちにしなさい」を強要することはできないと考えています。

あくまで開催者として「来てほしいな」はありますが、
仮に来れない人に対しても理解しておいてもらいたいのは、

この情勢下でのライブは、まず大前提として、
『チケットを買ってくれた人(配信込み)のために演る』
ということです。
来てくれた人のため『だけ』ではないです。
 
「よく来てくれたね」とは、きっと思うよ。そこはゴメン。けど、そりゃそうだよね?
ただ、「来なかったやつ、バーカ!!」の精神ではないです(笑)
 
あーーー、でも「買わなかったやつ、バーカ」は、あるかもしれないな。
むしろ、あると思う。
 
 
 
今回は20周年記念でもあるし(解散中だけど)、
高額席の販売などもあったので、そりゃあ色んな意見があるだろうな、と。
とは言え、券売当初から世間はこの状況下にあったのだし、
その上でお互いが「きっと21年の2月23日には、少し違った世界にいる」ということに賭けていたんだろうし、
ある意味で、その賭けには負けてしまったのかもしれないけれど、
だからと言って脳裏に1%も過ぎらなかった未来ではないはずだからこそ、
この状況の中でWaiveが選んだ英断を、愚断を、心から応援してもらえると嬉しく思います。
それと同時に皆さんの選択を誇りに思わせてください。
  
 
では、
2/23にLINECUBE、もしくは自宅なり何なり配信を楽しむ場で、
総じて“渋谷公会堂”で逢いましょう!!

▼追記:来場する人は、気をつけて来てね(体調管理含む。お互いに)

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