「光陰矢の如し」ということで……気がつけば5月も後半か。
アッという間にWaiveのツアーとZeppTokyo & リキッドルーム公演も終わり、
それからも3週間ぐらい経っとるがな! ブログ書きんしゃい!!
…ということで、、、
Waiveの各公演に参加してくださった皆さん、
協力してくださったスタッフの面々、
応援してくださった皆様、
罵ってくださったクソども、
どなた様も、ありがとうございました。
楽しんでいただけましたでしょうか?
多くの方に観ていただいたので賛否こもごもだと思いますが、
裏側で起きる面倒なことなどへの対処も含め(笑)精一杯やりましたので、
褒めるまでいかないにしても、暖かい目で見てほしいな〜〜〜〜〜と個人的には思っています。
今はセコセコとライブBlu-rayの制作を進めています。。
公演を終えてすぐは、いろいろと語りたいような気分だったんですが、
比較的早めのタイミングでアプレゲール復刊11( 通販は、こちら )で取材を受けたものの、
その段階ですでにちょっと話したいことが減っているというか、自分の中で整理してしまった感があったので、
なんかブログにとやかく書くことはないかもな〜となり、今日に至った的な感じです。
とは言え、このアプレゲール復刊11の取材は意味ある話ができた気がしているので、読んでほしいとは思っています。
あとは、そうですね〜、、、
BARKSのコラムにオチがついていないので、そろそろどこかのタイミングで〆に入りたいですね。
終演後、BARKSの方に
「個人的には再度、田澤クンがツアーを経てどう感じたのかを聞きたい」
とお伝えしたので、それが形になればいいなと思っています。
それから、これまた宣伝くさくなってしまいますが、
メモリアルフォトが売られているようです( こちら )。
これは外部連携でやってることなのでシステムなど含め詳細には把握していないのですが、
1枚ずつ買ったり、セットで買ったり、サイズが選べたりするようです。
気が向いたら買ってね。
先日、SNSでバズっていたらしい、新人カメラマンが撮ったライブ写真を売ってカメラマンの活動費にするのがどうの〜というのを、某媒体の方が取り上げていたので自分も目にしたのですが、
ものすごく単純な話、写真って「焼いたもの」か「データ」かで、かかる費用が全然違ってくるわけで、
データの場合、極論でいうと撮ってしまえば、そのあとは無限に増やしていくことができるので、
有料化する際に非常に悩ましいよな〜と思うのです。
仮に500人の顧客に対してライブ写真データを売り、客単価500円だったとした場合、
売り上げでいうと25万円になるわけですね。
細かいことを除くとデータ販売の場合は、そのほとんどが純利益にもなり得るわけで、
そう考えると上記の新人カメラマン活動に対するフィーとしては、いささか高価すぎるのでは?と思うのです。
キャパ500/客単500という計算がどうかは置いておき、仮にその3分の1だとしても日給8万円ほどで、
バンド側は基本的には自分たちの活動から生計を立てているので、他の活動は少なく、月内に打てる公演数も知れていると思うのだけれど、
これも若干の暴論であることを承知の上でいうと、カメラマン側は現場数を複数もつことが可能なので、
例えば毎週土日に上記のキャパと売り上げ、+αで週に1本ずつ更にその半分の売り上げとしても、
80万/月の売り上げになってしまうので、やはり新人にとってこれはどうなの感あるんですよね。
新人がそんなに仕事もてないでしょってのとか、いろんな細かいことは置いといてですよ。
ビジネスとしては、すごくいいアイデアだと思うんですが(お客にとっても良いなら)、
目的がそうでないなら、ちょっと自分的には違うかな〜という気がするんですよね。
特にこれって無責任な立場の人ほど稼ぎやすくなってしまうというか、
インディーバンドほどチェキを売りまくって生計を立ててしまって、それによって金銭感覚が麻痺ってしまうのと似ているんじゃないかなと思うのです。
目的の手前で金になってしまうと、その先に進めなくなることが多々ある。
金が目的のために必要な場合も多々あるので、そのときは必要なんだから用意しなきゃと思うけれど、
稼げる「スウィートスポット」みたいなものが目的の手前にある場合、
それはビジネスチャンスではあるけれど、ウサギとカメみたいなことになりかねない。
何が言いたいかというと、
上記の「アー写.com」の件についても、自分らで仕切れば正直めちゃくちゃ儲かると思うし、
あえて紙焼きせずデータ販売にすれば、それこそ全物販の中で一番の利益になってしまう可能性さえあるけれど(笑)、
「メモリアルなものを紙焼きで」というところに古き良きというか趣のようなものを感じたので、
それはそれでイイんじゃないかな〜、紙焼きすることとカメラマンのギャラ考えると案外安いっちゃ安いし、
みたいな感じです。
僕は、物販なり何なりで「あまり儲からない手段」を選びがちです。
よく怒られます(笑)
音源とかも、すぐに無料であげちゃいますし。
でも資本主義なので原価割れしてしまうのは当然好きじゃない。
ライブ会場の選定と一緒で、できれば完売までしてほしくないし、ガラガラになっても困る。
90〜99%の券売率と100%の着券率が理想です。
でも、「このタイミングは!」というときは売り切れてほしいと思うこともある。
それと同じで、「ここは稼がせてもらうよ」というときは、ガッツリ利益になることもします(笑)
でも、根底にあるのは『ギブ&ギブ』これです。
ギブ&テイクじゃなく、ギブ&ギブ。
その上で、10年以上前から言ってることだけど
「その利益で、また次の曲や公演、楽しんでもらえるものを創造するんだ」
ということを、頭の隅の隅の隅ぐらいにでも置いておいてもらえると嬉しいな、と。
さて、そんな感じで次はソロ公演なわけですが、
まだまだ先だな〜と思っていたら、案外日が近くなってきてビックリしています。
配布の新曲、Recしなきゃな。
これについてもいろいろと思うところがあって、
来場者には、それこそ「メモリアルグッズ」としてCDをプレゼントしようと思うけれど
音自体は有料で販売したいな〜と個人的には思っているんです。
かなり前からマネジメントサイドに、この意見は出しているんですが
未だ明確な返事をもらえておらず、先に券売になってしまったのを少し心苦しく思っています。
まぁでも、近年は必要以上にファンの方々のことや、
周りのスタッフなどのこと含め、『考えすぎ症候群』とでも名付けたいぐらい自分勝手さゼロの活動をしてしまっているな〜と思っているので、
そろそろ好き勝手にやったほうがいいのかもな、、、人生1度きりだしな、なんて思っています。
勿論、感謝の気持ちやら何やらをないがしろにしたいという意味ではなく、
あくまで牽引する側の人間であろうという意思の表れとしてね。
また長々と書いてしまったなぁ。。。
それでは、爪楊枝の溝を彫る仕事に戻りますかね。。。
写真の話が出たので、
最後に、カレンダーに入れようと思ったけどボツになった写真を置いときますね。