何の変哲もない日々のようでも、実は色々と変わっているもので、
ひたすら繰り返してきたことが急に変化したように感じても、
実は「急」でも何でもなく、じっくりとグラデーションしていたのに
それに気付いていなかっただけだったりするのかもしれない。

 
 

まるで全然関係のない話だが、
作詞とか作曲とかをすることが、ときどき(笑)ある。
 
そういうのも長い年月の中で少しずつ変化してきた、させてきた。
例えば、わかりやすい部分でいうと......
自分が歌う曲と、他人が歌う曲での歌詞の書き方。

以前、バンドを組んでいた頃は、特に何も考えずに
「自分の伝えたいことを他人が歌う」という形を何気なくやってた。
けれど、その形が結果として「こりゃアカン、伝わるわけない」と思うようになり、
それからというもの、この数年は、
他人が歌う際は、あくまでも『その人』に似合う言葉をチョイスするようになった。

けれど、よくいう「感情が伝わる音楽」ってのにも色々な考え方があって、
例えば演奏を通じて感情を伝える際に、
『非常に感情的にギターを弾く』という行為と
『正確なリズムとトーンで、曲の持つパワーをしっかり表現する』というのは、
どちらが正解とは言えないものがある、と思うわけで。

「ミュージシャン」なんて言う場合は、やはり正確に曲のパワーを再現すべきだし、
「表現者」なんて言う場合は、浮き沈みがあってでも曲のパフォーマンスを倍増する可能性を見いだして欲しいし、
どちらが良いとか悪いではなく、違った種類の正解だと、、、そう思う。


そういう意味でも、歌詞や歌だってそうで
届け方・届き方の種類は色々あるんだろうと思うので......
だからこそ、誰にどれが相性良いか考えて書けるべきなんじゃないかな
なんて思ったりする昨今だったり。

その相性を上手く理解してやらないと、俺の解釈としては
どんな名曲も名プレイヤーも表現者もポテンシャル以下になってしまうので
そんな提供者じゃ、ちょっと物足りないな?と思う2013年の夏。