さて、Waiveの長かった20周年が幕を閉じました。
(細かくは、ライブBlu-rayが出て観てもらうところまで続きますが……笑)
コロナ第6波と呼ばれるソレがピーキーになってきている状況下で、
スタッフも当初思い描いていた布陣がすべて完璧に揃うことはできず、
それと同じようにチケットを購入くださった方々にも来場かなわなかった方が、きっと多数おり、
まさに苦渋の決断とも言える部分も沢山ある数日を経て迎えた20周年ファイナルでしたが、
今は、それら全て広義で関わってくださったミンナのお陰で、感謝の気持ちに浸ることができています。
今はこの余韻の中で、これから先の自分が何をどうしていくべきなのかを考えたいと思っています。
とりあえず今朝、大雑把に髪を切りました。
このプロジェクトが終わるところまで伸ばすことにしていたので。
後日、もうちょっと綺麗に切りたいです。
あと「衣装が派手すぎるだろ!」という話が度々出たんですが、そうですかね?笑
いや、もちろん地味だとは思ってないのだけど、普通っちゃ普通じゃないのかな??
だって衣装よ? 派手さって意味ではそんなヤバい域ではないと思うのだけど。。
デザインがキてるな〜とかは思っていますが。
スタイリストのミカコさんが、衣装どうするかの話し合いの過程で
「昔、歳を取って地味に老け込まず、より派手にしていきたいって言ってたじゃん」
と言ってきて、
よくそんな15年ぐらい前に言ってたこと覚えてるなぁ〜なんて思いつつも、
ソロ活動を始めてすぐの頃の自分のマインドに触れ、よっしゃいったるか! となったワケです。
特にWaiveでは胸元の開いた衣装を着ることが皆無に等しかったので、
このタイミングでこういうことができたのは自分としても何か意味を持てた気がしています。
機材周りの写真を撮るのを忘れていました。。。
ちょっと部分的な紹介になってしまいますが……
ライブ数日前(スタジオリハ時)にギターのロックピンを交換したほうがいいな〜となり、
かつコンプレッサーをリニューアルしたい、、、と思うようになり、
そのタイミングでOne Control/LEP INTERNATIONALの川村サンがツイッターでロックピンの話をしていたので、
そのピンを購入させていただきたい旨と、「こういうイメージのコンプないですか」と相談をして
下記の2点をオススメいただいた次第です。
どちらもメチャクチャ良かったです。
LOXX Music Box( https://ninevolt.jp/collections/loxx )
BECOS CompIQ( https://ninevolt.jp/products/compiqminipro )
そんな感じで、、、
書くと長いので、今度あらためてどこかでゆっくり話したほうがええわ、、、
と思えてきた部分も多く、ちょっと駆け足にします。
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開場中の場内BGMは、公演の前日に
「2000年のヒットソングにしよう」
と思い、スタッフにラインナップを伝え用意してもらいました。
2000年は、Waiveの結成年です。
そしてソレは最初のデモ音源「スパナ」の出された年でもあり、
20周年ライブの最初の曲「spanner」に繋がるようにしました。
これだけヒットソングじゃないけども(笑)
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ライブ最後の曲「HEART.」について。
この曲がリリースされたのは、Waiveの解散直前。
アルバム「HURT.」の1曲目であり、
当時のインタビューなどでも話したことなんですが、自分としては
アルバムラストの「C.」からCDが自動再生で1曲目に戻って、もう一度「HEART.」を聴いて完結する作品にしたつもりの曲。
今となってはCDとか自動に1曲目に戻るとか何のこと!?って感じでもあるけれど(笑)
そして公演の一番最後に流した「HEART.」のピアノverも
スタジオリハの途中で舞台監督の星野サンとライブのエンディングについて話し、
擦った揉んだした結果「よし、HEART.のピアノを用意するしかない!」となり
公演数日前にも関わらずピアニストに発注して弾いてもらい、
そのデータを受け継いで自分的に「こうであってほしい」という部分をカスタマイズさせてもらい、
1/28の深夜に、ようやく完成。
かなり些細なところだけれど、自分としてこだわった部分は、
コロナ禍の対策として「声を出せない」があるので、
会場の皆さんが脳内で歌詞をイメージするんだ……ということを大前提として想定し
「もう一度巡り会う奇跡」の部分の伴奏を抜き、ほぼ主線のみにし
「信じたい」でフォルテするようにしました。
また、作曲もそうだけれど、作詞をした者として、
解散前からWaiveを知ってくれていた人たちには勿論、
再演後、何なら最近知ってくださった方々にも「言葉」が、「歌詞」が、
少しでも深く届いて欲しい、という思いで結ばせてもらいました。
演出としては種明かしをするのは野暮だと思うけれど、
これは自分も1ファンであるということを大事にした部分なので共有させてもらいたいです。
そして僭越ながらシメのナレーションを入れさせてもらいました。
その言葉は下記の通りです。
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Waive 2Øth Anniversary GIG FINAL「& AGAIN」にご来場いただき、
また、紆余曲折あった20周年および、これまでの22年間にお付き合いくださり
本当にありがとうございました。
また、いつかの奇跡で巡り会いましょう。
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こちらは、基本的に来場者に向けてのメッセージだったので、このような内容になっていますが、
自分も、そしてメンバー、スタッフもきっと、
来られなかった人たちも含めて、すべての「思いを馳せてくれたミンナ」に対して
同じ気持ちでいると思います。
そう、信じたいです。
まぁ、、、、、、、、
そんな感じで(?)
結局長くなってしまった感ありますが、20周年終了です。
最後にオマケ写真を貼っておきます。
↑
帰り際、
「そういえば何も写真撮ってないわ!」
となった俺と田澤くんが、楽屋周りのなんぞを撮っているところを
オフィシャルカメラマンで入っていたVIOLAがスマホで撮ったもの。
何やこれ(笑)
↑
本番直前の待機場で、
大阪で活動していたWaiveを東京に引っ張ってきた立役者、上村氏と。
こちらと、途中にあったステージに置かれているギターの写真は、VIOLAがカメラで撮ったもの。
では、またいつか。
次の奇跡、次のページ、次の物語のどこかで会いましょう。
(気づけばここ数年、ニノカタと同じ本数しかステージに立っていないので(笑)久々にソロも動かしたいね)