【履歴小説】5人の作家が3枚の履歴書から物語を妄想してみた


バイト求人情報の「fromA」さんのオウンドメディア「fromAしよ!!」内ではじまった企画に、参加させていただきました(オモコロとかではなく品田遊として)。

内容は、提示された「履歴書」を元に短編小説を書く、というもの。
私(品田遊)のほかに、カツセマサヒコさん、ジョイマン 高木晋哉さん、夏生さえりさん、比之葉ラプソディさんが執筆陣として参加しています。同じ履歴書が元になっているのに面白いくらい方向性が違って面白いので読んでみてください。


品田遊 第1話「検索履歴書」|履歴小説


私のはこれです。自分で読み返して「やだな~」と思いました。


ジョイマン高木 第1話「道標」|履歴小説

拝読して一番おもしろかったのは高木さんの「道標」です。「いいな~」と思いました。




で、よかった旨をツイッターに書いたら高木さんご本人に反応していただけて、そればかりか以前から認識してもらえてたことが判明して、ちょっとうろたえました。

「ありがとう オリゴ糖」って言うべきか、1,2分、迷った。






 

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ツイッター経由で知った『一行怪談』(吉田悠軌)という本がおもしろかった。
句点を一つだけ使った一文しばりの怪談。


せがまれて、裏返してある姿見をまた表へと返してみれば、背中の子供が映っていない。(p21)

玄関の隙間から、縦に並んだ両目が覗いている。(p171)


こういうのが200本ちかく収録されている。いい不気味さ。


自分でも作ってみたくなったので、いくつか考えてみよう。


台所から漏れ聞こえる女の話し声が気になって戸を開けると炊飯ジャーの蓋がひとりでに閉まるのが見えてそれきり静かだった。

ご指定の深さまで穴を掘り続けると土の中から死体が出てきますので、その顔があなたであることを確認したら元通りに埋めてください。

こんなものが這いまわっていると知るくらいならおとなしくプラネタリウムを見ていればよかった。

ポスターによると引っ越したばかりの町で木曜に回収されるのは「爪」のみらしく、今朝も丸々とした黒いゴミ袋が通りのあちこちに積みあげられている。

いつも安全運転ねと助手席で笑う妻を横目に、見えない何かを撥ねる感触がまた僕だけに伝わる。



楽しい。


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8/18(金)渋谷LOFT9『#名称未設定イベント』終了いたしました。

ご来場ありがとうございました。
差し入れ等もありがとうございました。
スーパークリエイティブタイムでお茶をこぼしたのが恥ずかしかったです。
これからもがんばるぞ。

イベントの休憩中に流した餃子作りの動画、需要あるかわからないですがLINEで「餃子」と入力すると見られるようにしておきました。ともだち登録している人は試してみてください。


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描く意味があったのかわからない絵










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伊豆に行ったら、すし屋の戸に「げんなり」という文字が貼ってあった。

何?
今日の店主の気分?


そんなわけないかと思って検索してみると、東伊豆稲取の郷土料理に「げんなり寿司」というのがあるらしい。なるほど。

なぜげんなりなのか。説が主にふたつあるそうだ。

説、その①。

げんなり寿司は、とにかくネタがでかい。ギチギチにつめこんだシャリに、巨大な玉子やマグロの切り身、金目鯛のそぼろ、しいたけの煮付けが乗っかっている。
そのあまりの大きさに、食べる人はげんなりしてしまう。
だから、げんなり寿司。

説、その②。

めでたい席で出すので、ゲン(縁起、ゲン担ぎのゲン)が成る。
だから、げんなり寿司。




ものすごく②っぽい。
でも、①であってほしい。
①であってくれ。



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http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/71414


#名称未設定イベント

OPEN 19:00 / START 19:30

前売¥2,000 / 当日¥2,200(税込・要1オーダー500円以上)

前売券イープラスで発売中 購入する


【出演】品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)

【ゲスト】ワクサカソウヘイ その他




トークイベントをやります。

トークライブ軽量化.jpg


もう今週の金曜日! やばい。



http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/71414


#名称未設定イベント

OPEN 19:00 / START 19:30

前売¥2,000 / 当日¥2,200(税込・要1オーダー500円以上)

前売券イープラスで発売中 購入する


【出演】品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)

【ゲスト】ワクサカソウヘイ その他




連絡が遅くなってしまった。久しぶりにトークイベントをやります。

小説の出版記念イベントの体ではありますが、たぶん本とはあんまり関係ないトークになると思います。



トークライブ軽量化.jpg


勢いで作ったポスターなので内容は暫定です。けっこう盛りだくさんになると思います。



・次回作どうしたらいいと思います?
・あの商品がどんな会議を経て生まれたのか妄想する
・『キテレツ大百科』にないエピソードはどれだクイズ
・精神科に行ったときの話
・人の悪口

などをやりたい。そろそろパワポ資料などを作り始めねばならない。

「品田遊がひとりで料理をする動画」というのも撮る予定です。需要があるのか?


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名称未設定ファイル


単行本もよろしくね。


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最近は炭酸水ばかり飲んでいる。

なんだか知らないうちにいろんな炭酸水がコンビニで売っていたのだ。ウィルキンソンとか南アルプスの天然水とか。味(というか香料)もいろいろある。レモンとか、シークヮーサーやコーラなど。
何気なく買って飲んで驚いた。たとえばレモン風味の炭酸水、かなり「ジュース」を感じる。甘さを錯覚するのだ。

ジュースには糖分が必須だと思っていたがそうでもないらしい。なんか寂しくなった。こち亀が終わった後のジャンプが意外と大丈夫だったときの寂しさに近い。

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「本当に才能があるならこれくらいの困難でくじけるわけがない、くじけたなら才能がなかったのだ」

と言って「志望者」に苦難を与えようとする人たちがいる。

「本当の才能があれば、多少の苦難でくじけはしない」

これはわりと正しい。

たしかに、本当にすごいカリスマなら、放っておいても何かを創るだろうし、為すだろうと思う。だから、困難にぶちあたって挫折するような人に本当の才能はない。


しかしながら、世に出ている人の中に「本当の才能」を、つまり、駆け出しの挫折にくじけないようなパワーを持っている人は稀だ。

けなされれば自信を喪失し、課題があればサボりたがり、売れなければやる気をなくし、金に余裕ができるとなにもやりたくなくなるような人が、さまざまな分野のプロにおいて大部分だと思う。

あり得たかもしれない並行世界ではとっくに挫折しているような人たちが、この世界では「たまたま」なにかのプロをやっている、やれている、というのは、別に珍しくはない。

つまり彼らには本当の才能はない「生半可」な人たちなわけだけど、逆に言えば、プロの世界というのもそんなものであって、なにがあろうが揺らがないような、そんな強さは必須ではない。

「生半可」を許容しない風潮は、人材が供給過多の世界に生まれる。芸能人や漫画家が特にそうだ。ほっといても志望者がどさどさ押し寄せるから「本当の天才」だけが生き残っても十分な数になる。消費者的にはかまわないわけだ。


このまえ、自作の小説を印税全部ぶっ込んでプロモーションした人の広告記事に関わった。その人の挑戦は概ね好意的に受け入れられていたが、気になる反応があった。

「本当に才能ある人ならほっといても活躍して目立つ。こうやって広告の力で露出する人は消費者にとってノイズになる」

厳しい。正しい。だって、消費者的には「本当の天才」の作品だけで、一生ぶんは読む小説に困らないはずだもの。


でもそれはあくまで消費者の都合である。生半可な人が、そこまで気を遣ういわれもない。

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