今年もそろそろ終わりですが、家族間で利用して役立ったアプリやサービスの紹介をしてみます。

※ この記事は、家庭を支える技術 Advent Calendar 2016の12月16日の記事です。

2015年まで

まず去年までの状況をおさらいすると、夫婦間で欠かせないツール類は以下でした。

  • 基本 PC は使わず iPhone のみ
  • iCloud のカレンダーで夫婦の予定を共有
  • iCloud の写真で家族写真を遠方の実家に共有
  • コミュニケーションは LINE が主体

はい、きわめて普通で新しく準備することは特にないものばかりです。
ぼく自身はソフトウェアエンジニアなのでいろんなサービスを試したりちょっとしたツールを作るのは好きですが、家族で使う道具は「覚えることが少なく」「習慣的に使い続けられる」道具であることが選定条件なのでこういったコンサバなラインナップになっています。

2016年

そんな「普通テクノロジー」を愛する我が家で2016年最もライフチェンジングだったのは「LINE Pay」でした。
LINE Pay というと LINE Pay カードの2%ポイント還元が強調されがちですが、家庭を支える技術の観点で真に重要なのは「送金無料」と「プリペイドカード」の2点ではないかと考えています。

送金無料が唯一無二の魅力

我が家の家計は基本は共同管理で入出金の状況は夫婦どちらも確認できるようにしています。
そこで困るのが急な必要経費が発生した場合です。去年までは一旦家で協議してお金用意してといった手順を踏んでいて少し効率が悪かったです。
今は LINE で協議して送金依頼 or 送金して完了、という感じでリアルタイムかつリモートですべて完結するようになりました。

_var_mobile_Media_DCIM_101APPLE_IMG_1347.JPG

夫婦間でお金の使途を協議すること自体が面倒という人もいるかもしれませんが、この通過儀礼があると互いの金銭感覚が似てくると思うので結構気に入っています。

プリペイドカードと現金主義への回帰

LINE Pay カードが発表された当初はクレジットカード派だったので、プリペイドカードは使い勝手が悪い印象を持ちました。が、ポイント2%に釣られてオンラインショッピングを含むほとんどの支払いを LINE Pay カード払いに切り替えることにしてみました。これって実質的にはカード派から現金主義に宗旨替えしたことになりますよね。結果的には現金主義の方が収支のバランスが取りやすいし無駄遣いが減る、というのを体感できました。
以前読んだ、山崎元さんの「学校では教えてくれないお金の授業」でもカードより現金をオススメされていて自分もそうしたいと漠然と思っていたんですね。それが今回無理のない形で実現できたことになります。
その結果月々のクレジットカード代は光熱費と通信費の2万円代になったので限度額もショッピング枠のみの10万円に縮小しています。
まさか固定費以外でクレジットカード使わなくなるとは去年までは思ってなかったので今の状況に心底驚いています。これからの若い人はクレジットカード作る必要ないのでは?とさえ思います。

2017年の展望

iPhone7 に Suica が載りましたし電子マネー関連は LINE Pay を中心により洗練されていきそうです。
今年は特に家庭用ツールを作らなかったので、来年は火の鳥のロビタくらい家庭的な LINE Bot を作りたいなと思います。あと来年で40になるので、健康をサポートする技術をなにか取り組みたいですね。

おまけ

実家とのやりとりについても少し書きます。
数年前までぼくの母はスマートフォンを全く使えなかったのですが、2014年から SIM を抜いた古い iPhone を渡して年に数回会う時に少しずつ使い方を覚えていってもらいました。
2014年はおさがりの iPhone 4S で iCloud 上の孫の写真を見てコメントを入れられるように、2015年は LINE でメッセージ、スタンプ、写真を送れるようになりました。
今年は iPhone 5s を渡して LINE のビデオ通話を本格的に使うようになったので以前より頻繁に連絡を取り合うようになりました。この結果、母のケータイは相変わらずガラケーですが、じわじわネットリテラシーが向上してます。先日会ったときは Radiko 経由で Twitter のハッシュタグ検索を眺めるようになっていて長足の進歩を感じました。

数年単位で親のリテラシー向上のサポートをするのは多少粘り強さが要求されるかもしれませんが、遠方に住む実家とのやりとりの質が格段に上がったので家庭を支える技術の一環として取り組む価値のあることであったと言えます。