＜Vo&Key 太一＞

曲づくり真っ最中の野村太一です。この時期がやってきましたね。

一年に何曲つくるんだろうか。

Yellow Studsでは今まで130曲以上をつくってきたわけですが、「もうそろそろ手を抜いてもいいんじゃないか？」とも思ってしまうときも正直あります。

けどそれだけは絶対にやらなかったんですよ。

せーの、

太一さん偉い。

うん。ありがとう。曲やメロディーを考えるのは得意なんですが如何せん歌詞を作るのが滅法苦手でして。。。

「歌詞に意味を持たせてもどうせそんなに歌詞なんて聞いてないでしょ。」ってバンドもいますがYellow Studsがそれをやってしまったら何の価値もなくなるバンドだと思ってます。

だからいつも本気でノートにグワーっと文字を書き出します。

言いたいこと、思ったこと、見てきたこと、体験したこと、全部吐き出します。

そしていつも気付くんです。

「あ、コンセプト何にも考えてなかったわ」って。

そう歌詞を書くにあたって最も大事なものはコンセプトだと思っています。

実体験を元に作っているのでまたこのコンセプトって奴がなかなか顔を出してこない。

手紙なのか、祈りなのか、願いなのか、はたまた主張なのか。

「あり触れた言葉を使わず、どこかの文章で誰かの心を斬る」

これを忘れずに日々頑張ってるわけです。

歌詞には「良い歌詞」と「上手い歌詞」の二つがあると思うんですよね。うん。

良い歌詞→何だか分からんが心に響いて感動する

上手い歌詞→巧な文章構成で人を感心させる

俺は上手い歌詞は書けません。だって生まれてこのかた小説ってもんを3冊くらいしか読んだことないから。。。

活字を読むのが嫌いなんです。漫画とか絵本が好きなんです。

今朝、外では解体工事の音が響く中、歌詞が一つ完成しました。

累計何十時間かけて研いだつもりです。

うん。一つ進んだ。快挙だ。

これにギター良平、ベース植田、ギター奥平、ドラム高野が焼きを入れて仕上がるわけです。

ダメな作品だったらその場で叩き割る。

そんな感じで作詞作曲が進んでるんです。俺らは。

万人に届けるというより、苦しんでる誰か、答えを探している誰かのヒントになってくれたらと祈っております。

ってな感じで今回は歌詞ができるまでを書いてみました。

 そしてね、今週の金曜日に大阪でワンマンライブをやりますのでオフィシャルのツイッターからでもなんでも予約お待ちしてますよ。

じゃぁ今日はスタジオ練習なのでこの辺で！

【Yellow Studs MV　脱線】