❇︎自然療法の智恵❇︎
月経の働きとセルフケア

ご訪問ありがとうございます。
葛西にある自然療法サロンYASUMUの高橋です。
久しぶりの投稿ですが、これから少しずつ自然療法のお話をお伝えしたいと思います。

今回は日々を心地よく過ごす自然療法の智恵から、女性の健康維持にとても大切な月経の働きと、その働きをスムーズにする簡単なセルフケアをご紹介します。

❤︎ 
月経の働き
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月経は赤ちゃんをはぐくむ準備の働きだけではありません。

⚫︎経血の排泄によって血液をきれいに保つデトックスの働き

⚫︎体が月経の頃はゆるんで排卵の頃は引き締まる動きで体の弾力を保つ働き

男性より女性の方が丈夫だと言われているのは月経のおかげでもあるのです。 


❤︎ 月経にともなう体の動き 
ウエストが月経の頃に太く、排卵の頃に細く感じた経験はありませんか?

⚫︎月経の1週間前から
頭蓋骨 → 首 → 肩甲骨と上から順に体はゆるみ、骨盤がゆるむと経血の排泄が始まります。

⚫︎月経2日目
体全体が一番ゆるみ、経血の排泄量は増えます。

⚫︎月経3日目〜排卵日
月経2日目以降、体は少しずつ引き締まりながら経血の残りを排泄し、排卵の頃に体は一番引き締まります。


❤︎ 月経にともなって体の動きがスムーズにいかないと‥ 

⚫︎頭蓋骨や首がゆるまないと
 →  頭痛や過食やイライラに

⚫︎肩甲骨がゆるまないと
 →  肩や胸の張りに

⚫︎骨盤がゆるまないと
 →  月経の遅れや月経痛に

この様に月経にともなって体の動きがスムーズにいかないと月経前症候群や月経痛など、様々な問題につながります。 


❤︎ 月経前から月経中に避けた方がよいこと
頭部の刺激や神経が緊張する様な活動はなるべく避けましょう。
⚫︎歯の治療
⚫︎パーマやカット
⚫︎パソコンやスマホの長時間使用
⚫︎手指の酷使
⚫︎瞬発力を必要とする激しいスポーツ
⚫︎緊張するような活動

これらの活動は、体がゆるんだり引き締まったりする月経前後の自然な動きにブレーキをかけてしまいます。
髪の毛を濡れたまま乾かさないで頭部を冷やすのも、足元を冷やすのもよくありません。

これらのことをやってしまったと感じた日は、足湯や目の温湿布などのケアをして整えましょう。


❤︎ 月経前からセルフケアを始めてみましょう 
月経前に食欲が増したり、イライラと感情の起伏が激しくなったりしませんか? 
それは目や頭などの疲れから来る、首の硬さが原因かもしれません。
月経前から骨盤が開き切る月経2日頃まで、目や頭の疲れをやわらげて骨盤が開いていく動きをサポートするケアがとても大切になります。

❶ 足湯 ※ ⑴参照
首や頭の緊張はアキレス腱にあらわれます。
足湯でアキレス腱を温めると首や頭はゆるみ、体が開閉する月経の頃の自然な動きのサポートになります。 
xSc6D1KNfn.jpg熱く感じるお湯に両足6分、片足2分浸けます。
足湯中はテレビやスマホは控えて、ボケーっとしながら行います。
※ 詳しくは「足湯のやり方」をご参照ください。


❷ 眠る前の目の温湿布 ※ ⑵参照
眠る前の目の温湿布は頭や目の疲れを取り、眠りの質を高めてくれます。 
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つむった目の上から温湿布を6分当てます。
目が疲れている人ほど温湿布の水蒸気が目にしみるので、休み休み行ってください。
※ 詳しくは「温湿布のやり方」をご参照ください。


 発散方法を工夫する
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あくびをする、おしゃべりをする、大声で笑う、カラオケで歌うなど、口を大きく開ける動きは首をゆるめてくれます。
気分もスッキリする様な発散方法を工夫してみましょう


❤︎ 月経初日のセルフケア
月経初日は骨盤が開き始めて、経血の排泄が始まる日です。
月経2日目にしっかりと骨盤が開くケアをします。 

❶月経初日は油断ちをしましょう
 ※ ⑶
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月経初日に、丸一日油を断った食事を行って肝臓と腎臓を休ませてください。
すると骨盤の動きはスムーズになり、翌2日目の経血の排泄や排便までも促してくれます。
おにぎり、蕎麦、蒸し野菜、野菜の汁物、フルーツなど、月経初日の油断ちを楽しめる工夫をしながら行なってください。
月経初日に油断ちが出来なかったら、翌日に行っても大丈夫です。

❷足湯 ※ ⑴参照
足湯をして、骨盤が開いていく動きをサポートしましょう 

❸眠る前の目の温湿布 ※ ⑵参照
目や頭の疲れを取る為に、眠る前の目の温湿布をしましょう。
目や頭の使い過ぎによる、月経中の眠くて仕方ない場合のケアにもなります。  


❤︎ 月経2日目のセルフケア
月経2日目は骨盤が開ききって経血の排泄量が増える日。
目や頭を休ませてゆったり過ごすのがケアになります。

❶ ゆったり過ごす
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月経2日目はとにかく目や頭、体も休ませてゆったりと過ごしてください。
ゆったり過ごすことで骨盤は開き切り、経血の排泄量も増えます。 

❷ 朝の足湯 ※ ⑴参照
朝に足湯をして、日中に骨盤が開く動きをサポートしましょう

❸ 鼻柱の温湿布 ※ ⑵参照
もし月経2日目に忙しくて、目を酷使したり、イライラしたり、排泄がスムーズにいかないと感じたら、眠る前に鼻柱の温湿布をしてください。
鼻は骨盤の動きと繋がりがあり、鼻柱から小鼻まで温めると骨盤はゆるみ、気分も落ち着くケアになります。 
このケアは、月経前のイライラにもお勧めです。
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眠る前に鼻柱を温湿布で6分温めてください。
※ 詳しくは「温湿布のやり方」をご参照ください。


 ❤︎ 月経3日目から終わりまで
月経2日目に開ききった骨盤が正しく締まってゆくように、引き続き目や頭が疲れるような刺激は避けて、ゆったり過ごすのがケアになります。

⚫︎忙しい方は
月経が終わるまで、足湯と眠る前の目の温湿布を続けてください。  
同じケアでも3日目以降は、骨盤が閉じてゆく自然な動きのサポートになります。


❤︎ 月経が5日以降も続く場合
自然療法では月経は4〜5日で終わるのを正常としており、月経が5日以降も続くようでしたら、子宮に経血が残らないように骨盤を引き締めるケアを自然な形で行います。

⚫︎手を下腹部に置いて深呼吸
下腹部に置いた手に意識を集中させて深呼吸を続けると子宮周辺が温まって引き締まる動きが活発になり、経血の排泄を促してくれます。
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仰向けに楽な姿勢で寝て、下腹部に置いた両手で吸ったり吐いたり呼吸をしているイメージをしながら深呼吸を続けます。
両手から温かい呼吸が浸透してくるイメージによって、下腹部がポカポカと温かく感じるまで行います。
 

月経前後でなりやすい症状のケアをご紹介します。

❤︎ 月経痛のセルフケア
ケアを続けて、骨盤の動きがスムーズになってくると月経痛は軽くなるものですが、辛い場合は骨盤をダイレクトにゆるませる仙骨の温湿布を行います。 

⚫︎仙骨の温湿布 ※ ⑵参照
仙骨はお尻の真ん中にある、平らに感じる骨です。
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衣服が濡れないようにビニール袋に包んだ温湿布を仙骨の下に敷いてその上に仰向けに寝て、両手は下腹部に置き、ゆったりとお腹で深呼吸をしながら6分休んでください。 
※ 詳しくは「温湿布のやり方」をご参照下さい。


 ❤︎ 頭痛のセルフケア 
脳の血液は左側から上り右側から下るという実験データがありますが、現代は目や頭を使い過ぎたり神経系統の緊張などによって、血液が下りずらくて頭痛になっているケースが多いようです。
自然療法でも以前より頭痛時に循環の滞りを解消する、右半身をほぐしてゆるめるケアがありますのでご紹介します。

左側の硬さをゆるめたいと感じた場合でも、
右側をゆるめて→ 左側をゆるめるという順にケアをおこなってください。


❶右ワキ腹をほぐす
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右ワキ腹を摘み、外側へ引っ張るようにやさしくほぐします。
特に骨盤すぐ上の硬い所は、丁寧にほぐします。


❷右ワキの水かきをほぐす ※ ⑷
_var_mobile_Media_DCIM_111APPLE_IMG_1737.JPEGワキの背中側にある水かきの硬くて痛い所をつまんで少し伸ばしたり、つまんだ親指をズラしたりして、やさしく水かきの内側をほぐします。


❸首の温湿布 ※ ⑵参照
_var_mobile_Media_DCIM_111APPLE_IMG_1681.JPEG首の骨の真ん中から右に指2本外側のポイントと→ 盆の窪を順に、温湿布の角を当て(この場合は10円玉大の範囲を)それぞれ6分ずつ温めます。 
※ 詳しくは「温湿布のやり方」をご参照ください。

右ワキ腹→右ワキの水かき→首の真ん中の右側→盆の窪と下から順にほぐしたり温めて、右半身の循環をよくして様子をみてください。

「月経前から月経中に避けた方がよいこと」も、注意しましょう。


❤︎ 肩コリのセルフケア 
肩コリは内蔵のくたびれや循環の問題を考えます。
ここでは、応急的な肩コリのケアをご紹介しますが、肩コリは食べ過ぎや脂質の取り過ぎを考えて、ご自身の消化能力に合った食事を心掛けてください。 


❶ワキの水かきをほぐす ※ ⑷参照
この場合は、右ワキ→左ワキの順に水かきをほぐしてください。 

腕を後ろへ回す
腕を後ろへ、心地よいと感じる10〜30回ほど回します。
右腕→左腕の順に回してください。
この時に回す側の小指をピンと開きながら後ろへ回すとより効果があります。

水かきのほぐしとセットで行うと肩甲骨周辺の血流がよくなります。 

⚫︎油断ち ※ ⑶参照
肩コリの一番の原因は食べ過ぎによる内蔵のくたびれが考えられます。
油断ちを週一のペースで行うなど、肩コリや背中の重さが辛い方は食事を見直してみてください。 


❤︎ 足湯のやり方 ※ ⑴ 

❶ 熱く感じるお湯(お風呂の温度+3度)を足湯用のバケツに入れます。

❷ 両足を6分浸けます。
その間に常温の水をコップ1杯ゆっくり飲んでください。 

❸ 6分たったら、どちらかもう少し温めたいと何となく感じる方の足をあと2分浸け、もう片方は出して直ぐによく拭きます。

❹片方だけを浸けて、2分たったら出して直ぐによく拭きます。

片方をもう少し温めたいという感覚を大切にして、左右差を付けることが体のバランスを整えるケアになります。

❺よく温まるまで足湯を続けてしまうと、その後は冷えやすくなりますが、時間を守り、もう少し温めたいと感じる頃に終えた方が、体は温かさを持続しようと働いてくれます。 

❇︎足湯用のバケツはホームセンターにて1,000円程で購入できます。 


 ❤︎ 温湿布のやり方 ※ ⑵

❶ ハンドタオルを水で濡らして硬く絞り、必要な大きさに畳んでからレンジで温め、そのままでは熱いので蒸したタオルの上から乾いた布で包み、なるべく小さい範囲に温湿布を当てます。

❷ 温湿布の水蒸気が体の奥に浸透して、こわばった箇所をゆるめてくれます。(仙骨など服の上から温めたい場合は蒸しタオルをそのままビニール袋などで包み服が濡れない工夫をしてください)

❸ 熱く感じたら少し離して休み、また繰り返し当て6分まで温めます。途中、ぬるく感じたら、畳み直して熱い面を当ててください。

❹ 時間を守り、もう少し温めたいと感じる頃に終わらせてください。その方が体にとって効果的な刺激となり幹部を自然とゆるめてくれます。

レンジから取り出す際や、温湿布を当てる時は火傷に気を付けて行なってください。


❤︎ セルフケアのポイント  

⚫︎1日に何度もやらない
ケアをしても変化を感じなかったら、少し休んでもう1セット行なってください。
それ以上は刺激が強いので、その日はやめて翌日以降に行なってください。 

⚫︎毎日、同じケアを続けない
同じケアを毎日行うと体は怠けてしまいます。
体の自然な働きを奪わないように最小限のケアを行なってください。 

⚫︎強張りがほぐれて感覚が戻ると、痛みやダルさが表れます。
強張っている箇所は感覚が鈍くなるので、強張りがゆるむと感覚も良くなり、痛みやダルさを感じるケースは多くあります。
この時に、冷やしたり、ゴリゴリと強くほぐすと更に強張ってしまいますのでNGです!
強張りがほぐれた部分に痛みやダルさが表れたら、温湿布を当て温めたり、下記に記した手で温めるなどを行い、ゆるやかにほぐれると体の自然な働きで段々と軽やかに感じられるようになります。


❤︎ 温湿布の代わりに手で温める事もできます
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❶目を閉じて合掌をして、てのひらで吸ったり吐いたり深呼吸しているイメージを続けてください。 

❷てのひらが温かかくなったら必要な箇所に当て、手から温かく浸透してくる呼吸が患部をほぐしていくイメージで深呼吸を続けてください。
意外とこれで十分に温まってゆるみます。 

ゴリゴリと強くほぐすと体は硬くなってゆきますが、ゆったりと自然にほぐれると体は少しずつ弾力を戻してゆきます。

簡単で温湿布要らずですし、ぜひ試してみてください。 


❤︎ 最後に
月経が整うと気分は穏やかに、肌ツヤはよく、女性らしい健やかさを保ってくれます。

妊娠や不妊の問題なども含め、女性の健康を保つ上で月経の働きはとても重要です。

是非この機会に日々の生活を見直して、自然のリズムに体の動きが整う様に、ご自身をケアしてください。 

また、セルフケアに加えて、ご家族や周りの理解があるとよりいいですね。
「今は体がこういう状態だから、症状が出て辛い」という気持ちをキチンと伝えて、安心して過ごせる環境作りもとても大切です。 

❤︎ 葛西にある自然療法サロンYASUMUより
ここで示す自然療法の智恵とは、野口整体の智恵・やさしい野口整体・アロマテラピーの学校等の学びをまとめたものです。
女性の健康維持に大切な、月経の働きとセルフケアをお伝えいたしましたが、いかがでしたか?
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