ご訪問ありがとうございます。
葛西にある自然療法サロンYASUMUの高橋です。
先日、元整体協会の整体コンサルタント 宮崎雅夕(みゆき)先生をお呼びして、野口整体の活元運動、愉気、穴追いの愉気をご指導していただきました。
野口整体に興味のある方が増えている事と、日本各地で指導されている宮崎雅夕先生のお人柄がとても魅力的ということもあり、2日間の定員はすぐ満席となって注目度の高さを感じました。
今回は野口整体とその智恵についてご存じない方が多いと思いますので、まずは簡単に説明させていただきます。
★野口整体とは‥
野口整体とは、昭和20年代に野口晴哉が提唱した整体法。活元運動、愉気法、体癖論から構成される。Wikipediaより引用
〜それは治療のための体系ではく、「全生」を目指す生活法の様なものです。 〜
〜変化をし続けている、体のその流れを知り、体の流れに乗って生活するという能力を身につけ、そうしていのちの力・気に満ち、自ずと「なるようになっていく」そういうことが野口整体の眼目です。
楽々塾 棟居アキラ先生の〜野口整体について〜より引用
★やさしい野口整体とは‥
野口晴哉先生の遺されたものをよりやさしく伝える事にご尽力されていた野口裕介先生のご指導により、宮崎雅夕(みゆき)先生が「誰もが本来生まれながらに持っている能力である愉気と活元運動をより多くの方に実際に練習体験して活用して欲しい」という思いの元、Facebook投稿や全国での練習会を始められたそうです。
「やさしい野口整体では文字通りやさしい所を、みんなでお互いに活かし合うという携帯を広げながら、健康に生きることに直接繋がることを伝えていけたらよいなとかんがえています。」
やさしい野口整体〈投稿者の自己紹介〉より引用
https://m.facebook.com/yamato.yukiseitai/
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以下は先日、宮崎先生にご指導いただきました活元運動・愉気法・穴追いの愉気についてです。
★活元運動とは‥
体の強張りを寝相で調整したり、異物が侵入した時はくしゃみや咳で排出するなど人に元々備わっている無意識の動きを引き出す訓練法です。
⚫︎活元運動が出やすくする準備運動
・緊張を和らげる呼吸法(邪気の吐出)
・腰の弾力を一時的に取り戻す体操(捻転運動)
・後頭部に意識を集中して本能的な働きが活発になる体操(活元運動の誘導)
これらの準備だけでも寛いで呼吸は深くなりますし、腰痛や脳梗塞予防になる体操なども含まれています。
⚫︎活元運動
雲の上の青空の様な天心でポカンとして、体の欲求の動きに任せます。
★愉気法とは‥
呼吸に意識を集中して気の流れを作り、湧いてくる気を送ることです。
⚫︎愉気の練習
・合掌して手で呼吸をしているイメージに集中して、気の動きを作る練習(合掌行気)
・胸に吸った息を「うーむ」と声を漏らすことで、お腹に息を下げる(深息ろうき法)
・愉気を体感してみる
実際にやってみると愉気を感じたり、肩への愉気は肩が軽くなるのを実感出来ると思います。
愉気は使えば使う程に湧いて来るそうなので、どんどん使いたいですね。
★穴追いの愉気とは‥
体の至る所にある凹みのポイントに愉気を行い、体が愉気を必要と感応して表れるその人にとって必要な道筋を指で辿ります。
⚫︎眼窩の穴追い
・眉頭付近からスタートする穴追い
眼窩の穴追いは目の疲れを軽減させ、股関節の稼働とも関わるので、排泄や歩き方の違いを感じられるのではないでしょうか。
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「私にも出来るの…?」そう感じられる方は多いと思いますが、これらは全ての人に元々備わっているものなのです。
練習を続けることで感覚は育ち、無意識の運動(錐体外路系)が活発になると、病気になっても早い段階で体は自然に治ろうと反応してゆくそうです。
これらの活元運動・愉気・穴追いの愉気などを行うと、回復過程でダルさ、眠さ、痛み、排泄などを経て元の弾力に戻ろうと体は反応してゆきます。
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いかがでしたか?
野口整体の一部でしかありませんが…
知っていただけたでしょうか?
自然療法サロンYASUMUでは、定期的に活元運動、愉気法、穴追いの愉気の練習会を行い、季節ごとに宮崎先生にご指導していただいています。
★今後の予定 (2018年)
練習会 10月8日、29日
やさしい野口整体in東京 11月18日、19日
興味のある方はご連絡ください。
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