ということで白書ラッシュなわけですが、今日は今日で少子化白書が出ました。個人的には林野庁が出している森林白書が楽しい読み物ですけれども、それはそれとして今夜23時05分からのフジテレビ系ネット放送ホウドウキョク『真夜中のニャーゴ』ではサンフレッチェ問題… ではなく、最近出た最新の白書「高齢社会白書」「消費者白書」から、いまの日本が抱えている問題について解き明かしてみたいと思っております。

ホウドウキョク
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 かねてから、白書ネタは好評だったのですが、読んでいて思うのは日本の官僚の皆さんは真面目だなあといいますか、過去の年度から現在に至るまでかなりの部分で一貫性があって「ああ、この分野はこういう動きがあるんですね」ってのが良く分かるわけですよ。よく日本の官僚制に対する批判として、数年でローテするため専門知識が育たないという指摘があるわけですけど、それはそれとしても充分に連続性のある評価を各分野で下せるというのは凄いことなんだぞと思います。また、内閣府には内閣府の、総務省、警察庁、金融庁その他省庁いずれも特色のある資料の作り方をしており、いろんな組織文化の薫り高さを思い浸るんですよね。これはこれで楽しいと。

 なお、サンフレッチェネタは某大統領訪問が終わった後で、大口の話を投入する予定です。これはこれでお楽しみに。

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 で、来週は「クリントン対トランプ、史上最大の嫌われ者同士の戦い」でもやろうかと思ってちくちく選挙予測見てたんですが、選挙人予測に自信ニキな統計家たちがこぞってトランプ勝ち残りをまったく予想できてなかったり、いままでの大統領選のモデルでは考えられないような状況に陥っているみたいで興味深いわけです。平たくいえば、「クリントン支持者対トランプ支持者の各州票読み」ではなく「クリントン絶対投票しないマン対トランプ絶対投票しないマン」の戦いになったため、従来型の支持の広がりを政策別に読んで予測することが困難になるという、統計は過去の経験則から未来を見通す予測ツールという観点からすると盲点とも言える大統領選になったなあと感慨深く思うわけであります。

 我が国の選挙予測においては、最近はクラスター分析や政策ごとのウェイト処理もできるようになって、日本人が民主的に行動する場合どうなりそうかという予測は当たるようになってきました。それでも橋下徹さんがいきなり住民投票をおっぱじめると参照するべきデータ集めている間に話が進んじゃったりするわけで、なかなか大変なことになるわけですけれども、これはこれで勝負事の楽しさということで、一興と思っていただければ幸いであります。