鬱など精神疾患に悩む人が身の回りに多いのだが、ハッとするような話が流れてきた。

プロからプロへ:多様化する抑うつ状態を呈する患者への対応(姜 昌勲→井原 裕)

[引用]

最近になって「薬物療法では対応しきれない患者が増えた」というよりも,「そもそも抗うつ薬とは効かないもの」なのです。臨床の混乱は,精神科受診者が増えたため,その中のうつ病患者も増え,その分「薬物療法では対応しきれない患者」も増えたものと思われます。

(略)

つまり,抗うつ薬が奏効する患者より,奏効しない患者のほうが多いのです。この事実を知れば精神科医のあなたはうつになるかもしれませんが,それでは試しにあなた自身が抗うつ薬を服用なさってみて下さい。多分効かないでしょう。

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 年初に、中医協も業を煮やして、効かない薬を大量に処方されて精神疾患系の患者が「シャブ漬け」になることへの対策に乗り出すなど、それなりにホットな話題にはなってきたようで。

16年度診療報酬改定 多剤併用、残薬を“減らす”評価で医薬品適正使用推進 処方せん様式変更も

 飲み残し、飲み送りや、転売を防ぐための服薬管理(ブラウンバック)の話もあるんですけど、こういうネタを安易にやると「政府は俺を殺そうとしている」みたいな人がネットに溢れたりして、やり場のない見捨てられた感とか、こういう情報だけで不安になって自殺をほのめかす人とかが出るので、まあむつかしいっすね。