池田信夫余波で、扱いが微妙な感じになっている勝間和代女史であるが、別途話題になった「35歳独身限界説」に新たなエピソードが加わってて、とても面白いわけです。

結婚のすすめ(1) 35歳独身限界説
http://morningmanga.com/katsuma/091105.html
結婚のすすめ(2) 35歳という年齢
http://morningmanga.com/katsuma/091112.html

 35歳で結婚し、36歳で倅のできた私からしますと、確かに結婚という節目の効用というのはあるような気もしますし、結婚できるならしたほうがいいよという緩やかなアドバイスは周辺の独身者にするようになりました。必ず「お前にだけは言われたくない」とか「まさかお前に言われるとは思わなかった」という反応がセットで返ってきますが。
[引用]結婚をすることは、成長するための大きなきっかけになります。既婚と未婚の差が現れ始めるのは35歳くらいからだと、前回、主張しました。35歳は、非常に重要な年齢です。多くの経営者は、35歳の社員に注目をしています。

 気になるのは、勝間女史が結婚という世情では一般的な内容を語るにあたって、自分自身や周辺の少ないサンプルを根拠に語っているのに加えて、ちょいちょい「経営者」という上から目線の人間の代弁をしているところにあります。つーか、経営者関係ないっちゅうねん。

[引用]35歳までの結婚を私がすすめる理由を理解していただけたでしょうか? 次回は、私が考える理想の結婚像についてお話しします。

 さっぱり理解できん… 賛同する人はどの辺が理解のよすがになってるんでしょうかね…。いや、素で分からんのですが、35歳以上は高齢出産になるからリスク負う前に結婚しとけという論旨ですかね。仕事との両立を考えるワーキングマザーのハンデと、それを克服した勝間女史の効率に関する考え方は分かっても、それが35歳限界説とは直接結びつかんと思うわけですが。

 突き詰めると、結婚に限らず35歳周辺では人間の生きるための可能性は少なくなって、選択肢が減ってしまうという意味合い以上のことは感じません。逆説的に、他の事だって言えるわけです。

「35歳 キャリアアップ転職 限界説」
「35歳 育毛 限界説」
「35歳 朝立ち 限界説」
「35歳 連続徹夜 限界説」

 まあ、なんだって当てはまりますね、肉体の衰えやスキル習熟曲線低迷が根拠になって、人間としての成長や活動能力が低下してくるわけですから。別に結婚や出産に限った話じゃないです。別に大上段に構えなくとも、勝間女史本人が経験や思考の結果として結婚を勧めるのはまったく良い話だとは思いつつも、連載次回で大団円になるような良いオチでも用意されてるのか期待しております。

グラビア・ページの男目線・女目線、など
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/

 ところで、山崎元氏も書いておられますが、どうやら勝間和代女史、週刊文春の巻頭グラビアである原色美女図鑑に出演をごり押しした挙句、文春に「断る力」を発揮され、玉砕した模様です。同じ話を、なぜか麹町からではなく音羽や一ツ橋から聴いたのがミソではありますが…。

 個人的には、グラビア35歳限界説とか唱えておきます。