大学の同窓で起業した友人が、会社設立から二年経って、久しぶりにメールをくれたのはいいが内容が愚痴だったので早く潰れろと思った。愚痴の内容が資金繰りとかなら切実な感じがするが、来た内容は「採用活動してもいい人材が来ない」とかいうへぼい話でしたので。
 中小企業やベンチャー企業にはもとからピカピカの人材なんか来ませんよ。どっか問題のある、クセを持った人とか、自己アピールが下手だったり人付き合いに問題があったり、何らか課題を抱えて伸び悩んでいる人たちが仕事を失ったり行き詰ったりして、中小企業やベンチャー企業に転職してくるんです。

 でも仕事なんてのは経歴でやるもんじゃない。まあコネとかはあるかもしれないけど、どこかに雇われて働こうなんてのは、持ってるコネを営業に使ってバンバンやるようなイケてる奴はなかなか来ません。そういう積極的な人間はだいたい前の会社で問題を起こしたか躁鬱病患者が躁のとき採用されたかだと思います。

 冒頭の彼も、人材紹介会社とかでヘッドハントしたり、MBA持ちをどっかから高値で連れてきたりとか、いろんなことをやっていたようだけれども。元商社とか元ソニーとかそういうブランドで雇ってもしょうがないと思うんだけどね。そもそもそんな高値で人を引っ張って、事業体全体が調和取れるのかとか、維持できんのかとか、別の課題も起こすわけですし。

 まあ、だからなんだという話ですけどね。