ということで、ステマの話をやるわけなんですが。



 先日の「真夜中のニャーゴ」でもお話をしましたが、基本的には戦略PRと広告の垣根が下がっているように見えて、ペイドパブなのに広告記載の無いノンクレに関しては原則として消費者に優良誤認を導くから駄目ですよ、という話であります。



 最近この界隈で話題になったのは、片岡英彦さんとこが結構平然と媒体名載せて料金表出しておるわけですが、正直なにしてんのと思ったりするんです。



リリース配信 - 戦略PRの【片岡英彦事務所】

http://www.freezepage.com/1443084206UAJTQUXFKW



[引用] PR効果を最大化するプレスリリース配信サービス



株式会社プラップジャパン(PRAP Japan, Inc.)との業務協力により、同社の持つ、Digital PR Platformを活用し、プレス向け情報配信をサポートします。プレスリリースの持つPR効果を最大化するための情報設計のアドバイスを行い、お客様の商品やサービスの持つ魅力を世界中に広めます。



 確かにプレス向けの情報配信までであればプレス代行そのものですから問題ないのでしょうが、そこに特定の大手ポータルに記事掲載されたらアドオンでお金貰いますよという話になると、それは単なるステマ屋さんという認識になるんじゃないかと思います。


[引用]

有力ネットメディアとの提携により、ニュース記事サイト、ソーシャルメディア等にて、プレスリリースをもとに、ライターが独自に編集を行った記事の掲載を行います。



<掲載可能媒体>



Yahoo! livedoor Ameba excite GREE mixi等(30媒体)



<価格>



30媒体掲載(Yahoo!含む): 1,200,000円(営業管理費10%別・消費税別)




 ある意味で、本当に口利きで合格したのか分からない裏口入学詐欺も同様の手口であって、普通にプラップジャパンやPR Timesのリリースを見て記事になったものがヤフーニュースやライブドアニュースに掲載されることもあるわけでして、そこに値札つけて堂々と掲載しているのは微妙なグレーを超えてるんじゃないかと感じます。



 ついでというわけではないのですが、wave21がこんなサービスを展開しているようです。



ネットPR 日本最大のポータルサイト Yahoo!ニュース欄に掲載

http://www.freezepage.com/1443085378VNWYBXAMQZ



 「ネットPRでブランドを創る」という文言との落差にちょっぴり眩暈を感じますが私は元気です。



 この手のビジネスで申しますと、各媒体に一斉配信するサービスを流用して、たまたまでも大手ポータルやアグリゲーター、キュレーションサイトに掲載されると「ほら効果出たでしょ」と請求書が出てくる感じですが、この取引が不法原因給付に当たるかどうかは実に微妙なところです。



 まあ、不自然に利益の出るビジネスには必ず何らかのリスクがあるってことで、ひとつ。

 現場からは以上です。