すっかり告知を忘れていた! ということで、普段お世話になっている楽天イーグルス… とは別のAAA球団でやっております選手評価の仕事がセプテンバーコールに向けて大忙しになっておりますが(といっても私はフィールドには出ずにひたすら条件別データから「最高の40人」を選出するシミュレーションばっかやってますが)、昨今のSABR関連でトピックになっている件を差し障りのない範囲内で掲載しました。







 よく見たら楽天ブックスは売り切れてますね… すいません。







 シーズンが終わらないと何ともいえないんですが、昨今日本人選手のMLB移籍については、かなり精度の高い成績予測モデルが出てきたということで、メジャー各球団はMLBやAAAで起用したい日本人選手のリストアップに入っているとのことでして、ちょっと気が抜けない感じです。話を聞いていると、やはり、日本人でMLBに通用するのはピッチャーだけなんだろうなあというイメージに近いですね。


 また、一個前の8月号ではアドバンスメディアでご一緒しているスタットキャストを取り上げていただいております。何が大変かと言うと、いままでは画像処理であれこれやっていたものがレーダー+CG補正でかなり正確な選手パフォーマンスが分かるようになってしまいました。いままでMLBや下部組織、NPBでもありがちな「一見、うまそうな守備だけど実は守備範囲が狭かったので名手でもなんでもなかった」選手のあぶり出しが進んで、最近では「守備要員でお前のことロースターに入れてたけど、よくSTATSみたら守備範囲うんこだったわ。明日からマイナー行きね。細かいこたぁ代理人に聞いてくれ」って例が続発しております。これぞ容赦ない大国アメリカ。



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 SABR学会などで取り上げられるのは再来年以降になってしまうと思いますが、各球団は現在この仕組みを疲労度計測に使おうということであれこれ取り組んでいます。一般の野球ファンには見えない数字の塊ですし、外部に漏らすと選手会や代理人から訴えられるなどの問題もある一方、この前他の球団が雇ったハッカーにヒューストンのサーバーがクラックされデータが吸い出されるなど、知らん間にサイバー戦争になってて危険が危ないです。頭痛が痛い。







 NPBに上陸するのは放送事業以外では来年以降だと思います。あくまで、いま取り上げられているのはテレビ放送などでの演出であって、現場に生かされるのは少し先じゃないかと。弊社データビークルでも、野球以外の統計モデル処理のための製品開発が終わっていて、ゆるゆると納品が進んでいたりします。



プラネットがビッグデータ分析プラットフォームとしてデータビークルの「DataDiver」を導入

http://enterprisezine.jp/article/detail/7078



 そのうち、選手の状態管理や疲労・故障といった非常時系データ処理については、現場のコーチやトレーナーと一緒になってこの手のパフォーマンスデータがリアルタイムでやり取りされることになると思いますね、はい。



(追記 12:39)



 完全に忘れておりました… すいません。