定期的に誌面をお預かりしております『プレジデント』で、我が国で危惧されているらしい「右傾化wwwww」とかいう現象について解説記事を起稿しました。



PRESIDENT 2014年5.19号

クエスチョンタイム [25]●山本一郎 日本人の右傾化はどこまで進むのか

http://www.president.co.jp/pre/new/index/








 まあウェブに掲載されるのかもしれませんが、内容としては「日本人が右傾化している!」と叫ばれても、お前ら読者一人ひとりが右傾化している認識があるかというとまったくねえだろという話であります。多少内向きな志向が強まったとしてもそれは世界各国から比べればまだまだ軽微なものであり、単純に領土問題や靖国、慰安婦などのイシューで中国、韓国との対立が深まった結果、朝日新聞や毎日新聞などのメディアが右傾化現象というレッテルを貼って議題設定をしているに過ぎない、という解説をしております。



 ネトウヨといっても、都市部においてはこの前の都知事選ではネット右翼ご推薦の田母神俊雄さんが61万票あまりしか獲得できませんでした。当落線上でさえありません。本当に右傾化が進み、多くの日本人が右翼的な言動を支持しているのであれば、少なくとも100万票以上は確保して次点争いぐらいにはなっていないとおかしい。



 また、右傾化と一口に言っても、結構な割合が日本の領土は日本人として守りたい、あるいは日本が不当に中韓に中傷されていることに対して腹を立てている、といったリアクションの部分もまた含まれるわけですから、それらは単純な民族主義や内向きな右傾化というより健全な愛国心の割合も考えなければならないだろうと思うわけです。



 そのあたりを一切無視して、対中国、対韓国に対して無償の譲歩を強いる論調をするためにわざわざ右傾化の文言を持ち出すのは望ましいとは言えず、このあたりは日本人の問題というよりはむしろメディアのスタンスの問題と言えましょう。



 mixiは早くSNSを復活させてから滅んでいただきたく、心から祈念する次第でございます。

 引き続きよろしくお願い申し上げます。