もう状況はだいたい分かっているし、後は段取りつけて実行するだけの状態なんじゃないですかね…。



企業の収益力向上の方策 取りまとめへ

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140421/k10013887711000.html



[引用] 日本の「稼ぐ力」の低下が指摘されていることから、経済産業省は、ことし6月にも予定されている政府の新たな成長戦略の策定に向けて、研究会を作り、企業の収益力を高める方策を取りまとめることになりました。



 新たな成長戦略って… 国内経済のてこ入れですか? それとも円安を活用した輸出促進ですか? どっちもいままで頑張って取り組んできたように思うんですよ。強靭化とかクールジャパンとかお題目はいろいろありましたけれども、あれは何だったんでしょうか。



 一年間取り組んできたことの決算と評価をしながら、当初掲げた戦略の軌道修正をするのであれば分かりますけど、これから研究会作って取りまとめるんですか?


[引用] 日本経済は緩やかな回復が続いていますが、円安が続いても輸出は大きく伸びず、去年の経常収支が過去最少となるなど、国際競争力の低下が指摘されています。



 一連の議論って、民主党政権の末期からすでに起こっていたことで、それに対して政府は相応に大きな支出をして取り組みを続けてきたんじゃなかったですか。それの成果が出なかったってことですか? それであれば、前述の通り決算をちゃんとやって、何が悪かったのか、どういうところに成果が出たのか、当初の戦略に向けて何を軌道修正するのかっていう話が前面に出ないと、またゼロベースの話なのかよと思っちゃいます。



[引用] また、研究会では、急速な人口減少に直面する地方経済を活性化するための農業や観光などのてこ入れ策についても話し合うことにしていて、議論した内容は、ことし6月にも策定される政府の新たな成長戦略に反映させたいとしています。



 この辺の議論はもうはっきりしていて、偉い人にわざわざ時間とって貰って審議しなくても「政府がカネを突っ込むだけのてこ入れでは限界があって、規制緩和(撤廃)すべき分野をしっかり見繕って日本経済の構造改革を進めましょう」という原理原則に戻るだけなんじゃないでしょうか。



 個別各論のところで問題になるのは、厚労省や国交省、総務省その他縦割りの部分はあるでしょうから、そこは省庁間でしっかり調整して握っていただくとしても、ガースーが上にいる間に仕込まないといつまでも彼が官邸にいてくれるわけではないことを考えると結構待ったなしなところだと思います。いきさつとして、音頭をとるのが経産省であるということは仕方がないと譲ったとしても、やっぱり「いままでさんざんやってきた成果は何だったのだ」という話がしっかりと総括されていなければ、また同じ事を繰り返すと思いますよ。



 それは、とりもなおさずアベノミクスを旗頭に頑張ってきたのは良いとして、その中身が多額の財政出動や過激な金融政策に依拠したのに投資回収としてはいまなお見返りが得られていないことの証左となって、アベノミクスは失敗に終わったことを大本営自らが認めたことになるわけですが。



 いやほんと、大丈夫なんでしょうか。