頭髪の薄い岩上安身が眉毛の薄い猪瀬直樹氏に挑む格好になっているのだが、この薄毛対決がまた趣深いのでメモ。

http://twitter.com/iwakamiyasumi
[引用]続き。これからラジオなので、反論はそのあとゆっくりやります。ひとことだけ。いやしくも言論人が、批判されたからといって、ただちに名誉棄損を匂わして威圧するのは、問題外である。しかも、猪瀬さん、あなたは東京都副知事という公権力の座にある為政者・権力者である。その自覚はおありか?

 反論も何も、猪瀬直樹氏の元発言があってだな、これを読むと岩上刺身がどうも早とちりをまたやらかしたとしか思えないのが興味深いわけです。
 事の発端は岩上刺身がこんな話を。

http://twitter.com/iwakamiyasumi/status/21467240684
[引用]続き。猪瀬直樹氏が私宛にツィートし、当人不在のまま祭り状態に。知らぬは寝込んでばかりいた私ばかりなり。しかも、猪瀬氏の「事実無根」という主張にはたまげた。本人自身が発言しているではないか。http://bit.ly/9pdAAC 「お寿司屋さんも、イオンに行ってネタをかえばいい」

 要は、猪瀬直樹氏が「すし屋もイオンでネタを買え」と暴言を吐いたと思ったことらしい。

 で、話の元になったのはこれ。

猪瀬直樹の「眼からウロコ」 誤報の“伝言ゲーム”
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/inose/080401_35th/index1.html

[引用]ところが、いまやイオンやイトーヨーカドーなどの大手小売店が産地と直接取引をし、バイイングパワーが移りつつある。残念ながら、このままだと築地市場の価格決定力の弱まりを止めることができない。
「(イトーヨーカドーもイオンも)多くの店舗を持っているので、取引量が多い。彼らが、卸・仲卸を経由せず産地から直接購入すれば、そこに価格決定力が発生する。築地が持っていた価格決定力が、イトーヨーカドーやイオンに奪われつつある。もちろん消費者から見れば、イオンやイトーヨーカドーが価格を決めても問題はない。お寿司屋さんも、イオンに行ってネタを買えばいい。あるいは、生産地と直接契約して買えばいい。そうなれば、実際にそうなりつつあるのだが、築地市場の価値は下がり、ジリ貧に拍車がかかるだろう」


 どう読んでも、すし屋が使う築地市場よりも大口需要家に価格決定権が移ってしまい問題だ、と猪瀬直樹氏が主張している話である。別に築地利用者が価格決定権のあるGMSの仕入れに屈しろ、そのほうが良いと猪瀬氏が語っているわけでもない。むしろ逆の話であり、状況の説明に過ぎない。というか、それ以外どう読むのだろう。

 で、猪瀬直樹氏から「事実無根だ」と反論されたら「権力者の威圧」とかに岩上刺身がすり替えてて、何だこいつという話に。単に読み間違えたんなら「すいません、読み間違えました」って言えばいいじゃん。

 それとも、別のところで猪瀬直樹氏が「すし屋もネタはイオンで買え」とか主張したログでもあるんだろうか。良く分からん。

 岩上刺身がどっかで反論するらしいので、改めてそれはそれで熟読したいと思いますが。