月別アーカイブ / 2015年06月

 新しいゲームが出たというので、面白そうだから登録しておいたんですけど、今日になってメールが来たんでダウンロードしてみたんですよ。



 そしたら、プロフィールはともかくタイムラインとかフレンドとかの情報を取ろうとするんです。何で? こっちはゲームがしたいだけなんですよね。なんで「タイムラインの投稿」とか欲しがるの? 気持ち悪いじゃないですか。友達情報とか。やめてくださいやめてください。LINEが知りたくなるような興味深い友達とかいませんよ。



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 で、お断りするとゲーム本編が始められないわけです。なんでだよ。友達だのタイムラインだのゲームやるのに関係ないだろ。どうしてそんな情報を欲しがるんですか。タイムラインなんて家族ぐらいしか見てねえし、使ってねえよ。中身だって「少し黄色めのうんこがでました」とかそういう内容ばっかりなんですよね。そんなの完全にプライベートですよね。黄色いうんこなんて。LINEはどうして我が家のうんこ事情についてそこまで詳しく知りたがりますか。



 何かのマーケティングに使いたいんでしょうか。お前ら一家で不健康そうなうんこしているからヨーグルト喰え的な。大きなお世話でござる。しょうがないだろ昼間にドミノピザ喰ったから硬いうんこが出ただけなんだからさ。



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 この辺に交渉の余地はないんですか。LINEだからとかじゃなくて、知られたくない情報は世の中にはあるわけですよ。硬いうんこの頻度をそんなに知りたいのであれば、もう少しやり方というのがあるんじゃないですか。それとも、タイムラインぐらい開放してやるから個人使いのデータはそこに置かないようにするしか事態対処の方法はないってことなんでしょうかね。



 こんな面白そうなコンテンツばら撒こうとしておいて、山本家のうんこ事情を知るためにこんな巧妙な罠を仕掛けるなんてLINEは汚い汚いよLINEは。うんこでタワー建てるぞ。建立するでござる。やってられん。慈悲というものはないのか。もういいです、Kingdom Rushでもやりますから。うんこがラッシュですよ。あーあ、みんな死なないかな。









 子供たちとピザを喰うときぐらいしかコカコーラを口にしない私としては、ニュース媒体に「お前らにとってハッピー記事って何よ」って聞いても「仕事なんだからしょうがないだろ」としか回答されないのが本筋だと思うんですよね。



Yahoo!ニュース、SmartNews、LINE NEWSに聞きました

「ハッピーはニュースになりますか?」

http://www.cocacola.co.jp/stories/happynews



 っていうか、訊き方が間違っているだけじゃなく、訊く相手もおかしいと思うんですよ。ニュースメディアの最前線で鼻水流しながら取り組んでるまじめなおっさん三人がサムネイルに仲良く並んでいるのを見て、これがハッピーの正体かと読者が思うわけないじゃないですか。


 Coca-Cola Journeyは以前から面白いと思うけど、この記事で触れられているように「長期で花開くポジティブ記事」なんてお花畑あるわけないでしょ。別でもご一緒しているメディアで、短期でも長期でも読まれる記事はダントツでジャニーズタレントの醜聞記事ですよ。他では読めない華やかなジャニーズのイケメンの皆さんの下半身や人間模様や挫折なんかを通勤時間にうんこ中に就寝前にぼっちランチ中にご閲覧遊ばされるのがニュース消費者の正しい姿であり行動様式なのです。企業のブランディング記事だからってお高く止まってんじゃねえよ。麦倉正樹め、阪神にいたピッチャーみたいな名前しているくせに綺麗に文章まとめやがって。



 っていうか子供たちと昼にピザ食ってコーラ飲んで私もまあまあハッピーだったんですけどね。あー、千億円ぐらい道端に落ちてねえかな。











 噂の眞相らしい感じになってますが、思い切り暴露していて好感が持てます。誰ですかね、ネタを持ち込んだのは。



少年Aの手記の仕掛人は幻冬舎・見城徹だった! 自社では出さず太田出版に押し付け!?

http://lite-ra.com/2015/06/post-1197.html



 しかも、肝心の幻冬舎も見城徹さんもリテラからのアテに対してとぼけたようです。



[引用]



 実際、今年になり「週刊新潮」がこの動きをキャッチ。「『少年A』の手記出版を企図した『幻冬舎』への風当たり」(1月29日号)として記事にしている。



 この際、幻冬舎総務局は「週刊新潮」の取材に対し、「出版の予定はなく、元少年やその関係者に接触したこともありません」と回答。また、見城社長本人も「万万が一、予定があったとして、出したらいけないの?」と否定、「大体、手記を出したところで、売れないって」などと語っている。




 元ネタは我らが人権蹂躙雑誌週刊新潮さんだったようですが、結局自社では出せないあれこれの理由があって太田出版に押し付けた結果、売れはしたけど騒ぎになって、社長が釈明に追い込まれるという定番の展開になってしまいました。


 このあたり実に興味深いところなんですが、今日になってどういうわけかテレビ朝日方面に延焼しているようで、どういう理由か例によってバーニング話にまで発展していてどうなのかなと思うところです。でも、一方からだけ取材してガセネタの塊になってしまった百田尚樹せんせの『殉愛』とは違って、この『絶歌』はあくまでモラルの問題で被害者心情も含めて然るべき対応を出版社としてきちんととっていれば、あるいは上手く着地できていたであろうと感じます。なので、見城さんらしいっちゃらしいんですけど「問題になりそうなことをしておいて、実際話題になって大問題になったところで大御所と問題の処理について相談する」という類の話はもうちょっとやりようがあるのではないかと思うわけです。



 それだけ、週刊新潮→リテラという連鎖で『絶歌』話を派手に取り上げられるだろうとは思っていなかったのでしょうし、批判を恐れず向こう傷上等で思い切った仕事をする見城徹さんのいままでのやり方からすると少し日和り気味なのかなあと感じたんですよね。逆切れしても良さそうなものじゃないですか。それが見城さんの持ち味だったわけだから、それを期待した人も多かったと思うんで。



 やっぱりここは「みんなが知りたい、売れるものを作って何が悪い」と見城さんには大見栄を切っていただいて、観客総出で石とかおひねりとか座布団とかが飛び交う世界になって欲しいと思います。それが一番美しいネットの風景だと信じてるんで、私。



 待ってますから。見城さんがやってくれるのを、いつまでも待ってますから。



(追記 21:54)



 読者の方からご指摘がありまして(抄訳ありがとうございます)、どうも文春に経緯がかなり出ていたようです。



元少年Aは幻冬舎に手記出版を持ちかけていた!

http://shukan.bunshun.jp/articles/-/5186



 なんだ、ちゃんとアテられて、幻冬舎の自前企画だって話を回答していたんですね。

 そして、太田出版もアレであったと。



 じゃあ執筆から出版までの責任は、版元の太田出版もそうですが、幻冬舎も負うってことでいいんですかね。

 自分のところでは出せないので、太田出版でどうでしょうか、という形で仕切り直したわけですから。



 そうなると、本が売れたのでテレビ朝日でドラマ化みたいな話にならないといいですね、ちょっとさすがにこの内容では物議を醸しすぎていると思いますんで。ええ。











 ラジオとかあんま出たことないんで、右も左も良く分からないんですよね。「リスナー全員首吊って死ね」とか言えばいいんでしょうか。TOKYO FMというと、いまは亡き心の師ZERRYさんがおまんこ野郎と無関係な別の番組でDISって高名なラジオ局さんですが、そんな足を向けて寝られないような組織に足を踏み入れてよいのでしょうか。



 ご一緒するのは速水健朗さんというあまり健康とは縁のなさそうな方なんですが、こうやってお話するのは初体験です。



6月16日(火)速水健朗●「キモくて金のないおっさん」から考える弱者救済の手立て

http://www.tfm.co.jp/timeline/index.php?catid=1165&itemid=96601


 で、話すテーマが「キモくて金のないおっさん」に対する差別の話で、そんなテーマで何故私が呼ばれたんだろうと思ったら、実は先日そんなテーマで原稿書いてました。すっかり忘れていた。



被差別属性としての「キモくて金のないおっさん」とは何か

http://ow.ly/Ojmpz



 この手の社会的同情の有無と差別感情については、普遍的にいろいろ起きていて、Twitterでも先日こんな議論がありました。人間にとって、目が大きくかわいい動物ほど保護のための寄付が集まりやすいという分かりやすい構造です。



【可愛くあることの重要性】 絶滅危惧種の保護にいくら寄付が集まるかは目の大きさに左右されている

http://togetter.com/li/823360



 もちろんこれが全てではありませんが、貧困な年寄りが汚い生活をしているので助けてあげましょうというよりは、幼い女児が重い心臓疾患になって移植手術するために寄付を募りますというほうがお金を集めやすいんじゃないのという話に近いわけですね。同情とはそういうものなのでしょう。



 そういう議論を速水さんと私というキモいおっさんが語って何の益があるのか分かりませんが、お時間がありましたら是非聴いてみてください。













 このところずっと日本を出たり入ったりしていて落ち着かなかった割に『とくダネ!』にはコンスタントに出ていて、最近は面倒くさくて告知もしてなかったんですが今日朝でます。これから一仕事してから寝るので時間的に微妙な気もしますが気のせいです。



http://www.fujitv.co.jp/tokudane/index.html



 炎上しないように頑張ります。5回3失点を目安に、ローテーションの一角を守れる程度の投球を心がけたいです。


 また、毎週火曜24時05分から出演しております、フジテレビ系ネット放送ホウドウキョク「真夜中のニャーゴ」ですが、自分でもよく理由は分からんのですが好評なんだそうで。きっと家内ぐらいしか見てないんだろうと思ったら。



ホウドウキョク 『真夜中のニャーゴ』

http://www.houdoukyoku.jp/pc/



 今週は、先週の後編、『真・姥捨て山議論』でもやろうかと思っております。なんかちょうど騒ぎが広がっているみたいですし、周辺の議論を整理してみたいです。











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