月別アーカイブ / 2014年04月

 私の周辺で話題になっていましたが、批判のための批判をしたいわけではないのでご留意いただきつつ。



鯖江市役所JK課というラストチャンス、ゆるやかに崩壊する日本(魚拓)

http://www.peeep.us/05ab5311



 まあ、釣りなんだと思いますし、自己の活動の正当化のためなのかもしれませんが、既存の行政が若年層をないがしろにしたから過疎化が進んだわけではないんですよね。



[引用] 地域から若い女性が消える社会とは、行政による若者軽視が引き起こした当事者不在のサイレントテロ。そもそも見てくれない人に、関心を持ちようがない。



 じゃあ戦後人口が増えた1950年代というのは、行政が行き届いていたから若年層が増えたんですか?




 地域が若い人の目線で活性化施策をするのは素晴らしいことですので、それはそれでどんどんやったらいいと思うんですが、そこで地域行政の不行き届きを建前に二項対立させるような形で新しい取り組みを正当化するのは、いっときの成功事例を作ることは出来ても趨勢を食い止めるような活動にはなり得ないと思うのですよ。



 データシティ鯖江のコンセプトも面白いと思いますし、事例として興味深いぶん、地方行政を進めていく上での費用対効果がどこまで検証されているのかという目線はしっかり持っていて欲しいですし、過去の行政が若者軽視であったかのような対立軸を無理にでっち上げて軽いマーケティング色が前面に出るようなネタに終わってほしくないという気持ちもあります。



 もちろん、既存の地方行政のあり方というのは抜本的に変えていかないと「衰退を食い止めるどころか、無駄銭を使って促進しかねない状態」であるのは間違いないんですが、データシティ鯖江が地域産業の新規開拓に資する面で貢献してくれないとだたのウケ狙いで終わる話になりかねません。



 やはり、大枠で言えばある種のコンパクトシティ化と地域金融の再編・整備、市民サービスの峻別といった「何をやるか」ではなく「何をしないか」「何を捨てるか」という議論をするべきところに差し掛かっているのではないでしょうか。


 先日、我らが高木浩光先生、鈴木正朝先生と私山本一郎によるプライバシーフリークカフェの第一回をやったわけなんですよ。どうもこれが大盛況でして。良く分からないうちにウェブに前半部分が掲載になっておりました。



「個人を特定する情報が個人情報である」と信じているすべての方へ

http://enterprisezine.jp/iti/detail/5752



 まずは簡単に概要を… と言っても簡単に終わる三人ではなく、しっとりと喋り続けて、これでも結構分量落としたんですよ的な感じになっております。


 気になる第二回は、私もきになっておりますが、素敵なゲストを迎えて旬な個人情報の話題を取り上げたいと思っているところなんですけれども、このプライバシーフリークの会は特定方面に鋭角に突き刺さっている模様で、次回開催の日程やテーマなどにつきましてはいましばらくお時間を頂戴できればと願う次第であります。



 前回は、三人で「そんなに人こねえだろww」と思って、小ぶりだけどお洒落なところで開催してみたところ、予約席が一時間で蒸発したので、次回はその反省も踏まえ、ちょっぴり大きいところでやろうかとも検討しているところです。何がどうなるのか良く分かりませんが。



 ひとつよろしくお願い申し上げます。


 電通うううううう



 私も不定期連載を受け持っていたはずのでアドタイなんですけどね、ちょっとご無沙汰しているんですが愛読しているんですよね。別に原稿のギャラが安いから後回しにしているのではなくて、っていうかそれならそもそもブログでこんな文章書いているなよって話になっちゃうわけですが、ちょっと最近忙しいんですよ。



 そんな忙しい私の目に飛び込んできたのはこの記事。



テクノロジー×コミュニケーション=ちょっと幸せ

http://mag.sendenkaigi.com/brain/201405/special-issue/002094.php



 なんですか、このなかのかな女史というのは。仕掛けていることはもちろん興味深いんですが、そのビジュアルは狙ってやってますよね。読み手の心を書きたてるために、わざとやってるんですよね。



 これ、どう見てもイケダハヤト師じゃないですか!



 並べて見てみましょう。



Ikeda


 その髪型といいメガネの奥に宿るアレな雰囲気といい、これはもうイケダハヤ子ですわ。炎上待ったなし。他の画像もあれこれ検索してみましたが、やっぱりいろんな意味でイケダハヤ子です。検索で乃木坂なんたらの別人も入ってますが「おめーじゃねえよ!」と逆に腹が立ったわけですけど。



http://ow.ly/vIpNB



 電通もついに炎上マーケティングに正式参入の趣であり興味深くてしょうがないです。間違いなくイベントにイケダハヤト師が呼ばれてなかのかな女史と並んでnecomimiを装着して記念撮影した写真が出回ること間違いありません。



 何というかコミュニケーションの新しい未来を拓いていったらそこはイケダハ的炎上だったという、川端康成の雪国を髣髴とさせる絶望のコンセプトの可視化であって、冒頭に「企業と生活者のコミュニケーションを変える」とかそういうベクトルの話ではない別次元性というのを深く感じる次第です。



 その意味では、企業としての電通が、生活者である私たちに対して今回行ったコミュニケーションが記号としてのイケダハヤ子だったわけで、これに衝撃を受けた生活者がどのようにリアクションを取るべきなのか思案するわけですよ。釣りなのか? 煽りはスルーなのか?



 逆の意味で考えれば、イケダハヤ子はビジュアルがイケダハヤト師に酷似しているだけであって別に腹が立たないので、イケダハというのはムカつく言葉と組み合って初めて炎上属性が付くという当たり前の結論になるわけですね。



 まあイケダハはどうでもいいんですが、もう少しイメージチェンジしていただけないでしょうか。アフロのヅラ被ってるとか。そうでないと、せっかく面白そうなことに取り組んでいるのに笑ってしまいそうで。



 これも電通の陰謀に違いない、というジャパンハンドラー的オチで本稿は終わりたいと思います。


 この前、次男の入園式だったんですが、ちょうど似たようなことがあったので。



https://www.facebook.com/photo.php?fbid=47908768221987910245586_479087682219879_2099266808



 養護学校の保護者が地域交流の一環で地元の別の小学校の入学式の集合写真に納まりたいと話をしたところ、そこの校長から遠回しに断られたという事案で、人権意識がどうとかいう話になっているんですよね。

 この投稿自体がネタかもしれないし、実態を説明するには文字数が足りてなくて他にも要素がある可能性もあるわけですけど。



 でもこれ、養護学校関係なくて、自分の子供の入学式写真でまったく無関係の部外者が「写りたい」と言ってきたら、子供を小学校に通わせる親として普通に反対するまでのことで、問題のすり替えが起きてるんじゃないですかね。。


 何しろ、学校行事の公式の記念撮影や、緊急時の連絡網ですら、個人情報の取り扱いの問題が出て、学校単位ではなく都道府県の教育委員会で取り扱い方針を策定しているぐらいですんで、無関係の養護施設の関係者が集合写真に写りたいとかいう話になったらそのぐらいの配慮は校長がするのは仕方がないと思うんですが。



 私が親だったら、クレームは入れないまでも「地域交流のお題目は分かるが、記念式典の公式撮影である以上は関係者を中心に執り行ってもらいたい」ぐらいの意見は出すかもしれません。私も親としては、それが良いとか悪いとかではなく、少ない人数で我が子が大きく、よく写っている写真を飾ろうとするでしょう。そもそも我が子の記念写真なんですから。



 ロシアのインターナショナルスクールでも、レギュラーで通う子たちだけのバージョンと、長期出張などでテンポラリーに月数日利用するだけの子も交えたバージョンを撮影していました。地域交流というテーマで撮影する必要があれば必要なだけ撮影すればいいだけですね。



 そういう当たり前の事情と対応が、なぜか養護施設の関係者が不愉快に思ったという話になるとこうして活字になってしまうのは商売柄ある程度しょうがないと割り引くべきところなんでしょうが、案の定というか、この話がなぜか長野の教育事情における人権配慮不足みたいな話に膨れ上がってて、むしろ感情論として養護学校に通う親は面倒くさい的な話にならなければいいなと思います。



 地域の活動でかなり地道な貢献をされて、何かの委員をやっている方々の努力には本当に頭が下がりますけどね。東京のど真ん中でも地域の子供のために献身的な活動をしている人たちの話をこの前ご近所同士の酒席で伺って、あーそういう仕組みがあって地域の学校が成り立っているんだなと初めて知って驚いた次第です。



 割り勘にしましたけどね。


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