月別アーカイブ / 2013年09月

 今年も出産など多々あり、それまでであれば神宮観戦30試合を毎年のノルマにしている私ではありましたが去年に続いて今年も神宮には足を向けられずじまい。野球スキーとしては忸怩たる思いの残る一年であります。悔しい。赤ちゃん小さいし可愛いので残りの試合も神宮に行ける可能性はゼロです。残念でなりません。



 しかし、その代わりといっては何ですが今年はデータ類を自力で整理したり、ウェブでの試合を録画してあれこれ観たりと、球場にいかなくても微妙選手のアレな感じを全身で受け止められる工夫を続けております。



 総論としては、いやー、今年のヤクルトは弱かったですね。小川采配がどうの、バレンティンが何だという以前に、コンディショニングから主力選手の低迷までスワローズらしさがあまり見られなかった一年でありました。宮本は引退するし。まあ、なかなか大きいのを打てない人を三塁手で起用し続けて聖域化するよりは、スパッと身を退いてもらったほうが森岡的には良かったんじゃないかと思いますが。


 やっぱりね、宮本はショートだったから良い戦力だったんですよ。ある程度、長打があり四球も選べる三塁手が中軸を打たないと、なかなかチームの攻撃力も上がってこないんだろうなあとセイバー的には感じてしまうわけです。なんだかんだでユウイチとともにダイナミックな帳尻を見せる川端がサードを守るようになって得点期待値もほんのり上がったのも見逃せないポイントかなと思うわけでして。



■主力のコンディショニング



 ヤクルトといえば故障、故障といえばスワローズというほどに故障者続出であった東京ヤクルトでありましたが、確かに館山由規山本斉その他主力の戦列離脱は本当に痛かった。その反面、元気なくせに大して働かない選手が出たのも誤算といえば誤算でした。



 石川村中赤川という生き残った左の先発3枚が総じてクソで、中澤にいたっては誰ですか君はという感じですし、昨年は大沼賞を受賞した増渕も戸田暮らし、松井光介は炎上で解雇待ったなし、バーネットはルーレット状態、ロマンはともかくラルーはなかなかのうんこであって、全面的に投手陣が崩壊しております。中継ぎに七條とか出てくると気が遠くなります。



 その代わり、若いライアン小川筆頭にドラ1石山、江村、古野、木谷、八木といったあたりが出てきて、松岡押本ら長年スワローズのブルペンを支えてきた戦力の疲弊を補ってくれてはいました。先発の穴は埋まらなかったけど、まあもうこれはしょうがないよな。荒木コーチは死ね。そのように思うわけであります。



 もっとも、荒木コーチを見ていると彼だけに責任を押し付けるのもどうかとは思いますけどね。でも荒木はもうちょっとどうにかならないんですかね。昔も球場で随分野次りましたが、いまでも試合をネットで観ながら「荒木、お前が投げろ」とか呟いてしまいます。



 打撃陣も、まあ調子が悪かったのは仕方ないにせよ、去年まで主力だった田中浩康と畠山が働かないこと山の如し、知らない間に山田やユウイチにポジションを奪われるという奇特かつ危篤な事態に陥りました。スワローズ、終盤ではショートが何と森岡と川島慶三の併用です。どうなってるんですかねえ。戸田に落ちていった畠山、知らないうちに故障して今季絶望になってるし。



 ほんとやめてほしいんですよね。バレンティン以外WARはゴミカスじゃないですか。代替がいないんだから弱くて当たり前です。ミレッジや相川のように試合中に故障しましたと言われたら分からんでもないが、シートバッティング中にわき腹が痛くなって今季絶望とか、打撃練習中に指が痛いので調べたら実は親指の靱帯が切れてるのが発覚して今季絶望とか、かなり本気で舐めてるんでしょうか。残念にも程度というものがあります。



 膝だ腰だ背中だと言われれば、ああ練習過多だったのねとか人工芝じゃしょうがないねってなるんでしょうが、試合中に金網に足が引っかかって故障して今季絶望とか、トレーナーの責任ですらないんじゃないかと思うわけですよ。チーム全体が運が悪いとしか言いようが無い。あるいはタタリか何か。ストレッチの時間を増やしても身体よじって肉離れで今季絶望とか馬鹿すぎて辛い。呪われているんじゃないかと思うんですよ、スワローズ。



 一説には、体幹重視の筋トレをやり過ぎて体重が重くなってしまったのだとかいろいろ分析されておるようですが、全体の練習時間が他球団に比べて突出して長いわけでもない以上、何か外部からは見えないファクターで故障者が出て、実績のある選手が突然のクソ化をするのだろうと思います。いずれどっかで戦線から離れた選手が、いないことでチーム全体の勝利期待をどれだけ引き下げたのかを分析したいです。



■飯原&ユウイチの残留力



 序盤クソだった飯原とユウイチが消化試合に突入してから獅子奮迅の活躍をし、豪快な帳尻を見せその類稀な残留力を見せ付けています。飯原とユウイチが頑張りだしてからもスワローズは順調に負けていますので、その意味では彼らが頑張ろうがそうでなかろうがスワローズは最下位であることに疑いはあまりないのですが、それでもゴミカスのままでクビになるよりはよろしいとも言えます。



 このままの調子で来年も頑張ってくれるという保障は皆無なので、田中浩康や押本松岡などとともにスワローズのトレード要員として君臨することもあるのかもしれませんが、いまのユウイチを欲しいと言ってくれる球団はあるのでしょうか。あれだけ打てば欲しいのかもしれないけど。でも来年絶対あかんだろうしなあ。



 そういえば、本来であれば畠山亡き後の5番ファーストは武内であるはずでした。去年も故障者連発していたときにセンター武内という謎のフォーメーションの立役者となっていましたが、今年は一瞬の輝きさえもそれほど見せずに完全沈没しております。



 また、野口も出てきません。解雇待ったなしの情勢でありましょうか。そうなると、藤本宮本は引退として、野口水田楠木水野松井光ラルーあたりがクビになってしまいそうです。まあしょうがないですね。またトライアウトで二束三文選手がスワローズのユニフォームの袖に腕を通すのでしょう。糸数とか有銘とか。とにかく頑丈な選手が欲しいですね。



■小川さん退陣



 最下位の責任を取って小川さんが退陣するそうで。お疲れ様でした。人心掌握もしっかりできているし、サボりがちなバレンティンや畠山をうまく操縦して試合に集中させるあたりは、マネージャーとして優秀だったと思うんですけれども、ここまでチームの戦力が整わないとなかなか浮上しないですよねえ。



 バレンティンの前でランナーが出てもバントして一塁が開いてしまい、期待の持てるバレンティン四球というのを何度も観てましたし、終盤は采配にも冴えがなかったかなという印象です。



 いずれにしても、古田監督や高田監督よりははるかに手腕は発揮できていたと思いますし、もう少し整備された戦力のチームでのマネジメントを見てみたかった気もします。なんか監督も荒木→宮本みたいなレールが敷かれているようにも感じるので、良い時期に退陣するんだなあという雰囲気のちらりほらり。



 いずれにしてもお疲れ様でした。




 すでに終戦しているスワローザーには無関係のことながら、読売ジャイアンツの原辰徳監督について論じさせていただきました。







クオータリー マグナカルタ Vol.04 FALL 2013

http://www.villagebooks.co.jp/books-list/detail/978-4-86491-085-9.html


 ラインアップにおられる書き手の熱量がえらい高くて、並んでいる私がホカホカになってしまうという難点はありますが、巨大戦力を率い、実力どおりの成績を出すためのマネジメントに徹しているように見える原監督の選手操縦、組織論が主たる内容であります。



 我らがヤクルト小川監督については、微妙な戦力、相次ぐ故障者を抱えながら何とかやりくりするものの、結局戦線が破綻し、先発が崩壊し、ライアン小川やバレンティンを擁しながらそれは点でしかなく善戦虚しく敗北を重ねる残念なシーズンでありました。



 神宮の件はブログにも書きたいわけなんですが、何しろ出産やら投資先管理やらが殺到していて球場に行けてないのでねえ…。



 なお、メルマガは明日朝発行の予定です。いましばらくお待ちを。


 クライアントさんとのMLで雑談として流れてきた以下エントリーが、当該ブチョーの機嫌を痛く損ねていたのでクリップ。「ブログに書いていい」というんですが、ちょっと個人的に時間がないので雑談風に。



来るべき社会問題 ショッピングモールの撤退について

http://concretism.hatenablog.com/entry/2013/09/15/001253



 ショッピングモール撤退の基準は各社まちまちだとは思いますが、商圏人口が取れているモールが不採算「だけ」を理由に撤退を決定することはまずないでしょう(某四国の件など)。また、引用したブログが間違っているというわけではないのですが、建造物の老朽化を理由に建て替え再投資を見送って撤退、というのも考えづらい。


[引用] 実際の地方の衰退というのが、どういう形で起っていくのか、私自身いまいちリアリティをもって想像できていない。ショッピングモールの撤退というのは、いくつかのありそうなシナリオのうち、最もドラスティックな形で起る「衰退」だと思う。



 利幅が取れていたのに、建て替え再投資もできないぐらいに利潤が落ち込んで撤退を決断するSC、SMというのは、地方の衰退の原因ではなく結果にあるということは指摘されるべきことかと思います。場合によっちゃ、MBOしたり地域の資本を受け入れて分社化したりも検討するしね。商圏規模にあわせたテナント数に削減することはあっても、簡単には撤退できない主たる理由は、サプライチェーンにあります。固定費も賄えないぐらいに採算が痛んだSCでも、どこかしら売り属性が見えていれば何かしらしようはある、という話ですね。



 ただ、問題意識としては地域の需要に応える方法がSC、SMでなくなっていく可能性があるという点で、Gelsyさんの議論や問題意識に価値があります。



[引用] しかし、ショッピングモールの商圏にまるごと飲みこまれてしまっている地方自治体が、そのコントロールを行う主体として機能することは不可能である。もし、ショッピングモールの撤退を、地域そのものの撤退と重ねて計画的に実行するというようなことを考えるのであれば、今のうちに議論を始めなければならないのだろう。



 いまの段階では、この懸念はないと断言できます。地方自治体自体がコントロールすることはまずないにせよ、何らかの形で地方の意に沿う形での縮小や地元資本の受け入れによる再出発は撤退ルーチンの基本にどこのモール運営会社も組み込んでいるはずなので。



 ただ、地域全体の撤退をするぞという話になり、たとえば四国や南九州、日本海側の東北など、具体的にサプライチェーンごと削減するぞ、撤退するんだいますぐに、という決断を何らかの理由で迫られないとは保障できません。親方が死んだ相続の果てに外資が資本の半分以上を握った、とか。どことは言わないけど。それが理由で、地域経済のライフラインが閉ざされるという事態に追い込まれたとき、もはやその地方は自力では立ち上がれないわけですね。



 だからネット通販ですよ、とか言い出す馬鹿がたくさん現れないことを期待してやみません。


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 いろいろありましたが、無事第三子を授かりました。生まれてみれば2,700gの元気で大きな男の子で、母子ともに健康です。経過も順調。恥ずかしながら「あー、良かった良かった」という言葉しか出てきません。



 とっても幸せです。


 結果良ければすべて良しということではありますが、とにかく妊娠発覚から出産まで、随分大変な日々でありました。医療の進歩は著しいとはいえ、よく何事もなかったなと、ほっと胸をなでおろす的な状況です。まさに地獄の沙汰も銭次第という感じ。源平討魔伝じゃありませんが。家内もこの難局をよく乗り切ったなあ、と驚いております。神と家内と家族に深く感謝します。母親は強い。私も改めて豪運の持ち主であることを自覚せずにいられませんでした。



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 出産のドタバタもあり、長男次男も比較的やさぐれていますが、これは時間が解決してくれるのでしょう、きっと。



 いやー、それにしても長かったし大変でした。一番つらいのは、男には何の出番もなく、協力はできても解決には絶対に至らないというところなんですけどね。出産に立ち会って、感動した、というよりは、無事に終わってほっとした、というのが大きいです。



 とっても疲弊はしておりますが、TwitterやFACEBOOKなどお祝いのお言葉を多数頂戴しまして、家内ともども感激しております。お心遣い、ありがとうございました。皆様にも限りない幸運と祝福がありますことを。


 人が集まるアプリでは必然的に起こることではあるのですけれども、やはり件数の伸びが尋常ではないとそろそろきちんと対策を打たないと駄目ですね、という話になりやすいのでクリップ。



LINEなどで子どもの性犯罪被害急増

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130912/k10014479441000.html



 思い返して欲しいのは、LINEよりも前に、SNSその他サービスで未成年者の性犯罪が増えたサービスは必ず当局対応を政治的に強く求められた結果、さまざまな協力を求めていかなければならない事態に陥り、それが基点としてサービスの良い意味での雑多さ、賑わいが衰えていくという栄枯盛衰です。


 今回は、外部掲示板での接触が多かったという自己申告も含めて配慮があり、当面はこれで対策が練られて件数が減少に転ずればお咎めなし、という流れでありましょう。しかし、7月8月の現状から見ますに、どうもそうはならなさそうだという心象も持っていて、ほかのサービスに対する介入同様、15歳未満は利用禁止等の措置を取るよう求める、ということも考えられます。



 「いたちごっこだ」という批判もあるのかもしれませんが、目の前のいたちをしっかり追うのが仕事の人もおられるでしょうし、対策を採っているだけでは駄目で、対策の結果がきちんとついてこないといけないという話でありましょう。



 過去に問題となった会社よりは、LINEは組織としてきちんと対応していただける事業者だという認識もまた持っておりますので、期待をもって推移を見守りたいと思います。



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[引用]



LINEなどで子どもの性犯罪被害急増

9月12日 11時42分



無料で通話やメールができるスマートフォン向けのアプリ「LINE」などを通じて性犯罪の被害に遭った子どもが、ことし6月までの半年間に110人を超え、被害が急増していることが分かりました。

警察庁は、出会いなどを目的とした掲示板が被害のきっかけになっているとして、アプリの運営会社に対策の強化を要請する方針です。



無料で通話やメールなどが楽しめるスマートフォン向けのアプリは、世界で2億人以上が登録している「LINE」など、新たなものが相次いで登場しています。

警察庁の調査によりますと、本来は特定の仲間との交流が目的のこうしたアプリを通じて性犯罪の被害に遭った子どもは、ことし6月までの半年間に合わせて117人に上りました。

去年1年間の3倍に当たり、被害が急増しています。

アプリでは利用者がIDを設定すれば、名前や電話番号を伝えなくても連絡を取り合うことができます。

手軽さから出会いなどを目的としたインターネット上の非公式の掲示板にIDを公開する人が後を絶たず、子どもが被害に遭うのはこれらの掲示板がきっかけだということです。

掲示板は同性の友人を作る目的でも使われていることから、規制の対象になる「出会い系サイト」に認定するのは難しいということで、警察庁はアプリの運営会社に、18歳未満の利用者がIDを使えないようにするなど対策の強化を要請することにしています。


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