月別アーカイブ / 2013年08月

 相変わらず不思議極まりない微妙な広告を出し続けているアブラハムの「いつかはゆかし」でありますが、どうも間抜けなことにいくつかのサイトに削除依頼を先週出したようで、これがまた内容が面白いのであります。削除依頼文を読むと、磨かれた高岡壮一郎文学の結晶が垣間見える感じですわ。最後に引用しておきましたが、いちいち面白いです。



Yukashi_130831



 で、アブラハムのサイトを見物にいったら投資助言額累計ってのがまず意味分かんないんですが、ここ何年間かで746億円になったので海外投資コンサルティング実績1位とか言い出してます。誇大広告以外の何者でもないでしょ。


 そんなこと言ったらお前、野村グループだけでも海外投資のコンサル業務の受託金額は昨年度で2兆円とかなんだよね。海外投資の助言業務で千億超えてるところは結構あるし、アブラハムのどこが海外投資コンサルティング実績1位なんでしょうか。これは、完全に素人を騙しにいってますね。



 富裕層ビジネスとか標榜しておいて、海外投資で700億円は平凡な規模だということも知らないようなので、実に面白いです。



 相変わらず30年で毎月5万円積み立てれば1億貯まるとか書いてるし、どうなっちゃってるんでしょうね。笑いすぎて腹が痛いので筋肉的苦痛を蒙ったとして損害賠償を提起したいぐらいです。



 で、削除依頼なんですけど。単なるハンサードの積み立てプログラムつきレップ口座の販売業者がアブラハムである、という事実がそんなに不都合なんでしょうか。業法ちゃんと資格とってそのまま営業すればいいものを、なんで助言業に拘ってるんでしょうね。



 こちらには前回の質問状の返答もきていないので、せっせと周辺のそれ以外の悪評を削除しているんでしょうけど、算数もできないような金融会社はもう少し勉強してから営業してほしいと思いますね!





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http://buzzpics.blog.fc2.com/blog-entry-2971.html



【 削除を依頼する具体的な箇所】:

「【更新記事】山本一郎が再びアブラハム攻撃を開始/コメントが見られない不思議なFBページ-月5万円積立を30年間年利10%で運用して1億円貯める『いつかはゆかし』のアブラハム・プライベートバンク騒動」と題する記事のうち,

・依頼者が,顧客に対して虚偽の情報を伝えている悪質な企業であるという情報

・依頼者が,投資助言業の範囲を超えて活動している違法業者であるという情報

・依頼者が真実を隠蔽するために削除要請を繰り返す悪質な企業であるという情報



【 削除を依頼する理由 】:

1 依頼者は関東財務局長(金商)第532号投資助言業の登録を受けた海外投資専門のコンサルティング会社であって,「いつかはゆかし」という自分年金積立サービスを提供しています。



2 依頼者は,誇大広告や過大広告を掲載したことなどありません。このような記載は,閲覧者をして,依頼者が顧客に対して虚偽の情報を伝えている悪質な企業であるとの誤解を生じさせます。

「いつかはゆかし」は,年平均利回り10パーセント以上の海外優良ファンドを,顧客のニーズに合わせて選定し,紹介する(助言する)サービスを内容としています。年平均利回り10パーセント以上を達成しているファンドは多数存在しており,多数のファンドから顧客のニーズに即して選定し紹介しています。

これらを利用することで,「いつかはゆかし」のキャッチコピーにもなっている「1億円は貯めよう。月5万円の積立てで。」については,理論的にも実際上も達成することが可能です。

実際,「いつかはゆかし」は,日経ビジネスやニューズウィーク日本版等,大手メディアにおいて極めて好意的に特集されており,サービス内容についても理論的に説明しています。

上記メディアは,いずれも全国で販売されている有名な雑誌です。そのような雑誌が,虚偽広告や過大広告と批判されるような違法な広告を掲載するはずがありません。

したがって,依頼者が顧客に対して虚偽の情報を伝えているとの事実が,真実に反することは明らかですし,「いつかはゆかし」のサービス内容は公表されているのですから,依頼者が誇大広告を掲載しているとの事実について,投稿者が真実と信じるにつき相当な理由がないことも明らかです。



3 また,依頼者は,販売キックバックを海外保険会社から受け取ったことなどありません。このような記載は,閲覧者をして,依頼者が投資助言業の資格しか持たないにもかかわらず,ファンド商品を販売している違法業者であるとの誤解が生じます。

そもそも,依頼者は,特定のファンドを販売したことなどありません。依頼者が投資助言会社であって,ファンドの販売を行っていない事実は,依頼者のホームページや各メディアにおいて,大々的に公表しています。

したがって,依頼者が販売キックバックを受け取っているとの事実が,真実に反することは明らかですし,投稿者が真実と信じるにつき相当な理由がないことも明らかです。



4 さらに,依頼者は,他のブログにおいても,同様の誹謗中傷を受けています。そのため,依頼者は,社会的評価の低下を防ぐため,各プロバイダに対して投稿記事を削除するよう要請しています。

本件において,投稿者は,依頼者に対する誹謗中傷の記事と併記する形で,上記削除要請の記事を投稿しています。そのため,両記事は,あたかも一連の事実であるかのような記載がなされており,閲覧者をして,依頼者が真実を隠蔽するために削除要請を繰り返す悪質な企業であるとの誤解を生じさせます。

つきましては,大変お手数ですが,対象URL記載の記事を速やかに削除していただきたくご検討の程お願い申し上げます。



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 若い人にはまったくピンと来ないネタを題名に持ってきましたが、元はこちらです。



Coming to America

http://www.youtube.com/watch?v=pKYl6y8qGqw

星の王子 ニューヨークへ行く

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90_%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%B8%E8%A1%8C%E3%81%8F



 古き良きエディーマーフィーですね。梅木さまが顔を黒く塗るとエディに似てるんじゃないかと妄想しておりました。顔長いし。


 どうでもいい話を存分にしたところでさっそく本題ですが、我らがThe Startupの梅木さま、名は体を表すの表現どおり、自らを華麗にStart UP! 激しく梅木さまの行状を追及してやまなかったMamononews(マモノ)氏ことGMOの世永玲生さまの一連の記事に対して「俺は悪くない」ということで、マモノ氏に脅迫されたと警察署に突撃。思わぬ方向へ騒ぎが拡大して全米が泣いた。



 現在水面下では梅木雄平さまの同棲相手からクラウドソーシング界隈の出資元同士のつば迫り合いまで、まさに紛争地帯のPKO活動状態に発展。凄いことになってきております。いいぞ戦え梅木雄平。書いた記事がゴミだっただけで周囲の大人がここまで血圧上げてクソの投げ合いに到るきっかけを作ったその雄姿、まさに第一次世界大戦のサラエボ事件を彷彿とさせます。もはやネットでの通称を「ボスニアン梅木」とすることを推奨するレベルです。



 果たして正義はどこにあるのか?



 VC筋からスタートアップ界隈にいたるまで錚々たる面々が送る一大スペクタルに発展しつつあります。まさに夏の終わりに一際輝く大輪の華、そしてどこへ行くんだ梅木さま。そして追い討ちをかけるように梅木さまの偽アカウントまで登場。面白いからそれで良し。そういうダイナミックな展開に涙するわけであります。



ユウヘイ ウメキ

https://twitter.com/umeki_yuhei



 ああ、ゴシップだ。単なる業界ゴシップですよ、これは。ゲスで下劣な話題なんでしょうが、これがスタートアップ界隈とやらの現実なんだよ諸君。梅木さまはトリガーを引いたただの善良な一青年に過ぎなかったのです。彼は単にスタートアップに絡んで身を立て儲けたかっただけなんだ。しかしその背後には、業界の、大資本同士の、込み入った人間関係のモザイクが複雑に絡み合っていたのでしょう。



 残念なことにこれからまたご公務と置物業務に駆り出される予定のため、ネット人民1億2,000万人に惜しまれつつ外出したいと思います。


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 先日開催されたブロガーサミットについて、私自身は出席できず、また面白がるエントリーを書いたことがきっかけで、どうも徳力基彦さんにあれこれ言った人たちが出てしまったようです…。


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 あらぬ疑いを徳力さんにかけさせてしまったのは本意ではなく、出席を見送った理由は単に私の業界はこの時期GAMESCOM→東京ゲームショウという重要なイベントのコンボがあり、また個人的な事情ですが第三子の出産を控えて家内が臨月であるためです。いままさに(近い将来)、新しい命が生まれようとしております。



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 仕事上外せないイベントであれば別ですが、腕白著しい長男次男を二人とお腹がマキシマムに大きい家内を置きブロガーサミットに出かけるというのは私の主義ではありません。

 別にブロガーサミットの趣旨に賛同していないとか、徳力さんと何らか喧嘩別れしたなどの理由ではなく、徳力さんはブロガーサミットの企画にあたっては真っ先に登壇依頼を私にしていただいておりました。



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 個人的には徳力さんに何の悪印象もありませんし、意見としても顔が長いなという程度のことで、お気遣いいただいた方々には「それは杞憂というか勘違いでござる」という話だけご理解いただければと思っております。



 ともあれ、ブロガーサミットはご盛況だったようで何よりです。関係者の皆さま、お疲れ様でした。


 Cockpadは良くできたサービスだし、家内もたまに利用している。



増加する“クックパッド至上主義”な女性達 あなたはどう思う?

http://dot.asahi.com/life/hobby/2013082100016.html



 で、河原雅彦さんが言いたいことも分かるんだが、さすがに極端じゃねーのかと思うのはこの辺。


[引用] よく残念に思うのは、ふと料理の話題になった際、「私、料理するよー」「へー、なにを作るの?」「クックパッドのレシピばっかり作ってるぅ。あれ、超美味しいし、超便利ぃ」なーんてことをへっちゃら顔で言い放つ女性に遭遇したときだ。



 そんな馬鹿って良くいるの? 少なくとも自分の周りにはおらん。自宅飯を考えるのにレシピを考えるのがダルいからクックパッド見て検討するってのは普通にあることだし、昔はレシピ本を何冊か買い込んで試したりするじゃん。それがクックパッドに一部移行しました、以上終了という話じゃなくて?



 身の回りにそういう女がいました、という話ならば、馬鹿だねその女は、で済む話だと思うのだが、増加するクックパッド女とかって普遍的に語るのはおかしくないのだろうか。まあ、それだけクックパッドやレシピサイトが充実してきたということの証左だろうとは思うけど。


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