月別アーカイブ / 2012年12月

 そんなことは良いからメルマガを早く書けという声が聴こえてくるようではございますが、本日開催されました『BLOGOSアワード2012』にて、何故か当『やまもといちろうBLOG』がPV賞を頂戴しまして、なんぞこれということでご報告をまずはさせていただきたいと存じます。



BLOGOSアワード2012

http://blogos.com/feature/blogos_award2012/



 何らかその他大勢賞を頂戴できるらしいという話に釣られて帰京直後のハードスケジュールを押してアワードに参加してみたら、なんぞトロフィーまで頂戴してしまい驚くばかりです。私のこのようなネット界隈の東スポ的な誹謗中傷メインのネタブログが賞を戴けるとは思っておらず、それはそれでびっくりです。少しだけちきりん女史に近づけた気分がいたします。




 大賞は我らがイケダハヤト師でありまして、授賞式後は何故かなし崩し的に受賞者が壇上に晒されたままトークセッションへと拒否権なく突入。まさかのイケダハヤト師を中心とした並びで議事進行役を勝手に引き受けてしまうというどうしようもない展開になってしまいまして、申し訳ございませんでした。



 イケダハヤト師のブログはあれこれ賛同と批判とに晒されつつも日々丁寧に更新が続いておりまして、非常にその主観の独特さや持ってくるネタの何な感じが私にとって地味にヒットしております。それもあって、トークセッションではイケダ師に畏れ多くもそのあたりの話をご高説賜るという立ち位置であれこれ質問してみました。



ihayato.news

http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/19002



 その後、放送をご覧になられた親イケダ派からはお褒めのお言葉を、反イケダ派からは私の選球眼の悪さを詰る声が寄せられたわけでありますが、自称コミュ障のイケダハヤト師が凄いこととはどういう反応であってもあの独特なニュース配信再とを粛々と更新し続ける力にあると思うのです。それが、読むものにとってどういう思いが去来するのかというのは、彼にとってはどうでもいいことなのでありましょう。



 仮にトークセッションで彼のブログについて不満を口にしたところで、彼は大賞であり私は木っ端賞であって、会全体の価値や成り立ち、BLOGOSに思いを捧げるNHN社員各位のモチベーションや心のありようを考えれば、あの場において私は全身全霊の力をもってイケダハヤト師を立てねばならぬのです。もっとも、イケダ師のブログも読んでいたし、どちらかといえば「そういう話もあるのか」と好意的に読んでおりましたので、日ごろihayato.newsを読んでいて思っていたことを訊いたまでだったんですが。



 彼としては、金銭的な目標よりも人間関係のハブになろうとする意欲が強いのは間違いないでしょうし、周囲が何を言っても彼はひたすらに更新を続けていくでしょうから、そこは適切な距離感を持って観続けるのが良いのではないかと私個人としては思っています。



 政治家賞が、なんか橋下徹せんせでした。この勢いで来年もアワードの一角に残るのか、それとも又吉イエスからの刺客に友愛されて業火に叩き込まれてしまうのか悩ましいところではありますが、是非来年は敵地・日本財団@赤坂までお越しいただきたいと思うところであります。



橋下徹 大阪市市長・大阪維新の会代表 

http://blogos.com/blogger/hashimoto_toru/article/



 近い将来、石原慎太郎陣営に取り付いた上杉隆さんに維新の会関連のガセネタを山ほど流されてTwitter上で抗議するなどの荒技の炸裂を期待したいと思っています。



 メディア賞はSYNODOSでした。ただ、荻上チキさんや飯田泰之さんは来られず、かねこさんという若い方が代理で授賞式に来られ、結構いい奴っぽかったんで彼は期待できます。それ以上については良く分かりません。



SYNODOS JOURNAL

知のプラットフォーム

http://blogos.com/blogger/synodos/article/



 なんか政治的な配慮の匂いを嗅ぎ取らざるにはいられなかったんですけど、どうなんでしょうかねえ。本当に忙しかったんならしょうがないけど。



 新人賞が、例の元官僚のうさみのりやさんでした。過日のインタビュー記事で衝撃のデビュー、さらには古賀茂明さんとかいう面白経産省OBが一時期持ち上げられ、その後当然のように馬鹿にされて消えていった件についての秀逸な論考が光っておりました。



うさみのりやのブログZ~三十路の元官僚のブログZ~

http://blogos.com/blogger/usaminoriya/article/



 こういう率直な物言いは私は大好物ですので、本当であれば引き続き脱藩官僚やら政策工房やらそっち方面をDISるデビルマンキラーとして物議を醸していただきたかったわけですけれども、どうも独立されたということで更新は止まるか控えめになるということらしく残念。



古賀茂明氏はそろそろ馬鹿をさらすのはいい加減にしてほしい。

http://ameblo.jp/ipponseoinosuke/entry-11373524368.html



 なお、彼の執筆されていた『30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと』は快著でした。ご関心のある向きは是非ご一読を。



http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478021600/ref=as_li_qf_sp_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=kiriblog-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4478021600



 で、今後のブログシーンで物凄く重要な人、八木啓代女史については、かなり(一定方面において)刺激的な言動が多く、またリーク関連では「これはガセネタでは?」と思いたくなるような数々のネタを披露され、現在ネットにおいて検察・法務省批判の急先鋒とも言える御仁です。



八木啓代のひとりごと

http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/



 私もいわゆるそっち方面の人たちから稀に八木女史の暴れぶりや、そのバックグラウンドを訝しがる声を聴いていたわけですけど、とはいえ軽く調べても何も出てこないので静観せざるを得なかったわけですけれども、今回一連のトークセッションなどで彼女から伝えられた言葉というのは実に意外なものでした。上記宇佐美さんが官僚に対する過剰な批判や、官僚としての品質の良し悪しを実体験もって語る人だとするならば、八木女史の場合は文字通り「散歩中にドラゴンボールを拾った人」状態であり、非常に稀有な経験をされ、また彼女自身の価値観や行動力、筆の力といったものもあって、外側から体制を是正しようと頑張っているように感じられます。



 このあたりは、立場によって異論がある人も多く居る部分ではありますが、一番驚いたのは「別に小沢一郎さんのシンパではない」という言葉でありまして、まあご本人もかねてからネットに書かれていることではあるんですけど、いざ本人の口から「小沢さんの支持者からの声かけには応じない」というお話をされまして。これは、法務省側はとんでもない見立て違いをしているかもしれません。



 最後に、池田信夫せんせにもお会いして、短い時間でしたがお詫びなどもさせていただきました。近いうち、池田せんせ関連のブログ記事は公開保留にするかもしれません。一連の上杉隆さん問題での池田せんせのご対応や、かねてからダイヤモンド他での池田せんせの著述を拝読するに、それ相応のお考えがあってのこととも感じていました。個人的に思うのは、私自身は半可通の部分のとても多い人間ですが、池田せんせの特定分野における見識は確かなものであることもまた良く知っており、本当は、もっと然るべきところで能力を活かされるべき方だろうと考えています。



 まあ… むしろ上杉隆さんに感謝するべき事態なのか、これは。


 「キノがDISられている」というので見物に逝ったところ、思った以上にまともな論考だった。



もっと中高生の読みたいラノベを考えろ

http://d.hatena.ne.jp/nunnnunn/20121213/1355416639



 体感としてもデータとしてもそんな感じなんだろうか。

 元の議論はこちら。



外商の人から「最近中学校でラノベの導入について聞かれるんだけど、どのタイトルがいいのか教えてくれ」って言われたんだが何がいいかしらね

http://togetter.com/li/421250

中学校に導入する時におススメのライトノベルとは

http://trumpe3128.blog.fc2.com/blog-entry-135.html


 まあ、消費が早くて定番が定番でなくなるのがあっという間だし、いま現在風速の出ている作品が読み継がれる作品とはならないという意味でも議論がパラレルかつ錯綜するのが面白い。



 流行りモノで消費されがちな世界において「何を持って良質とするか」という永遠の問いなんでしょうけど。



 でも、虎とラッパで挙げておられた作品の消え去り方って、思い返すと結構共通項があるのかなと別の観点から興味を持ったり、二次利用やメディアミックスのスコア並べて比較してみたいと思ったり。面倒だからやらんが、汐留方面の人は誰かやって欲しい。



 早いところラノベにもエロ規制を入(ry


 共同はたぶんまじめに調査して数字出しただけだと思うので、なんか煽られて可哀想だなあと感じて一応言及を。



【スクープ最前線】自民が怯える二つの爆弾情報 霞が関の“暗躍”&独自調査と異なる「議席数」

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121212/plt1212120709002-n1.htm



 もっとも、このZAKZAKの記事も悪いというわけではありません。安倍さんの健康問題までは知らないけど。ジャーナリストの加賀孝英氏も決して与太を書いているわけではないと思うので、おそらくは手元にある数字と認識のギャップみたいなものが陰謀の匂いを感じさせているのかなあと。



 一般論で言うと、新聞社各社の調査については、恣意的にどこかに勝たせようとか、選挙を妨害しようと思って発表するものではないです。記事にはありませんが、よく読売新聞が槍玉に挙げられることもあるものの、客観的に観てそれほど酷い調査方法を取っているとは思えないんですよ。


 同じく、固定電話に対する調査が主体で、携帯電話時代のいま偏りがあるから調査の信憑性が云々という話がありますけれども、聞き取り調査を少数やって年代別、既婚未婚、所得別といった属性別データをサブセットで取り補正をかけてバイアスを修正するのがほとんどで、しかもそう大きく事前予測を外さない精度もある程度担保されているということで、この批判も当たらないと思います。もちろん、マスコミが行っている調査だけが情勢分析ではありませんし、政党によっては「いまどきそんな調査をやってる会社使って情勢分析してどうすんの」というところもあるので、微妙なところではあるんですが…。



 で、ZAKZAKの加賀氏のレポート記事の中に、あたかも自民党本部が情勢分析において「維新70」という数字を握り締めているかのように書かれているんですけれども、これは解散前の月例調査で出た数字だと思うのです。野田首相が解散に打って出て最初の調査はどの数字を見てもMAX50台後半から60台の結果ばかりだったはずで、またそのころは日本未来の党(未来の党)は国民の生活が第一で調査していると思うんですよね。それであれば、62議席が11議席から13議席という調査結果を握り締めているというのも理解はできます。



 懸案の共同通信が出した自民党292議席予測というのは、確かにそういう数字も解散直後は出てもおかしくない状態だったのは事実だと思います。結果、自公あわせて300議席を伺うという表現は、手法によっては嘘とも言い切れないわけでね…。小選挙区で当落線上も含めて223議席が取れて比例代表が70近ければ290という線もなくはないってことのようですし。実際には190+63を本線とする調査が多いようですけど。



衆院選:自民単独過半数の勢い、民主は激減 序盤情勢調査

http://mainichi.jp/select/news/20121206k0000m010114000c.html



 いずれにせよ、近畿圏で維新の会の支持率が女性を中心に減少して平均で20%割るなんて選挙序盤では思っていなかったであろうし、未来の党が党としての存続も危うい5議席を守れるかどうかの戦いになるとか、社民党にいたっては1議席とか、そういう情勢ですよ。調査方法如何で数字が振れるのは仕方がないし、今回は浮動票が自民に流れる構造が決定的で、しかも消極的選択の傾向が強いために投票率も上がらないだろうし、あえてバイアスを強めに弾いて報じた共同通信の勇気はむしろ褒めるべきなんじゃないですかねえ。



 最後に、民主に関しては懲罰的投票行動で支持を落とすという(民主党支持者にとっては)残念な傾向ですが、安倍さんが右派的発言を強化した結果の揺り戻しが全年齢で起きてるのと、民主党は嘘つきで嫌いだけど野田さんは好きという層があの解散の決断ではっきり浮き上がってきているので、次の参院選(あるいはW選挙)へ向けて上がり目は残したというのは大きいですね。ネットでは野田首相を評価する声は少ないけど。



 我が東京一区は今回もまた泡沫候補万歳という感じで、都知事選とあわせて動物園状態でありますが、例年当選挙区でベイスターズ的ポジションを堅持している又吉イエスさんに対して派遣社員界から真っ向殴り込みを仕掛ける亀山教明さんの戦いぶりに注目しています。どう計算しても3σの誤差の霧から出てこないのが物悲しいのですが、写真からみても彼なら新たな泡沫世界のプリンスになってくれるんじゃないかと思っています。



http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/profile/ya13001018.htm

http://senkyo.yahoo.co.jp/kouho/s/846.html



 酒も飲んでないのになぜ私はこんな与太話を深夜に繰り広げているのだろうと自分の理性を疑問視せざるを得ない状況に陥りましたが、そのようなことは問題とせず、楽しく選挙結果を待ちたいと思います。


 まあ全面的に私が悪いんですけれども、担当編集の方より「好きに書いてください」というので「おっ、そうですか」と本当に好き放題に書いたところ、編集長からわざわざ直々に電話連絡があり「事実だとしても誹謗中傷を書けとは言ってないです」という半笑いの表情が電話の向こうで感じられる声色でボツを告げられました。






 この「好きに書いてよい」というのは大変絶妙なところでありまして、事実は事実として書き、その上で日ごろ思っている感情を、プラスのところも負のところも過積載気味に書き綴って「この想い、本人に届け」という気持ちで8,000字を書いた後の爽快感とか達成感って奴ですか。これが好きでね。



 でも折角書いたので、適当にメルマガにでも転載しておきますわw


 ゴクリ… 3日半でこれとは…。1,000通だと…。



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