月別アーカイブ / 2012年11月

 っていうか自前の活動で一番収益を上げられる部分をみすみす他社に明け渡すというのは凄い! と思うんですけれども。なんか一時期栄えていた地方資本の地方都市スーパーにイオンがPB商品を卸すようになり地元名産品が一掃されたでござる、という雰囲気がして、お前らは何のためにいままで独自のソーシャルグラフを抱えていたのか問い詰めたい気持ちで一杯です。



株式会社ミクシィとのソーシャルゲーム事業における業務提携に関するお知らせ

http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20121122/7sdwfp/140120121122041045.pdf


 恐らくmixiにとってはmixiゲームを単なる「デジタルコンテンツ売り場」としか考えておらず、ユーザーが交流するための共有体験を育む場だとは露とも思ってないんだろうなあと確信しました。これはmixiニュースがヤフートピックスと連動した際も似たようなことを感じましたけれども。しかしこれでmixiのベイス入りがますます現実味を帯びてきたわけでありまして、ここをターゲットに一気に資本提携に持ち込んで、くんずほぐれつ状態となり、もんどりうって転がり出たところをダンプカーにはねられ無言の帰宅を果たしていただければと思うところであります。



 一応こんな記事にも意見を寄せさせていただいてはいたんですが、この完璧なまでのスルーされ具合に感涙です。



「mixiは生活密着型のSNSを目指すべき」山本一郎氏

http://news.livedoor.com/article/detail/7156733/



 まあ、いまDeNAと組んだところで大ヒットゲームが爆売れしてくれるのを待つ釣り堀状態であることには変わりないんですけどね。それにしても、みんな露骨なスマホシフトをやった挙句に、博打の掛け金だけが上がるというさみしい状況にどんどんなってきております。どうしたものでしょう。サイプロさんがこの後の情景を面白おかしく切り取っていただけることを期待しております。



サイバーエージェントが1ヶ月で30億もの広告費を投入する大博打

http://toaru-sipro.com/?p=3034



 でもまあ、市場全体が頭打ちだけど環境は変化してるって状況だと、どうしてもこういう合従連衡を謀る以外方法がなくなるよね。仕方ないね。


 ネットで本格的に騒ぎになったTBSラジオ「吉良☆吉良」なる赤穂浪士系番組からの降板以降、自由報道協会や週刊朝日、ダイヤモンドオンラインなどさまざまなメディア・組織を巻き込んですくすくと大問題へと成長しております上杉隆問題。



 ここに来て、自らの記事盗用疑惑に対する釈明の場として選んだ東京MXテレビが質問に対して不可思議な回答をぶつけてきたことに加え、兼ねてから「法的措置を取る」と”論敵”池田信夫さんに対して通告してきたことをようやく実施。もはや「官邸崩壊」というより別のものが崩壊しているんじゃないかとも思えましたので、不肖、私のほうからもささやかながら砲弾をひり出してみた次第です。



上杉隆氏の記事剽窃疑惑に、あの山本一郎氏が参入!

対応ミス連発のTOKYO MX、面白発言が炸裂!

http://biz-journal.jp/2012/11/post_1046.html


 上杉さんの一連の面白経緯についてはいちいち語れるほど暇でもありませんので、こちらの上杉隆さん関連のwikiをご覧いただければと存じます。質量ともに豊富ですね。



上杉隆 氏についての検証

http://www34.atwiki.jp/ddic54/



 詳細については、メルマガのほうでも号外記事を出したいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。


 そこだいいぞもっとやれ。なお、「武雄市長と東さんとかハゲとデブの競演みたいですね」などという素朴な感想を記しますと名誉毀損となる恐れが高いですのでお控えいただければと存じます。













 現場からも高木せんせに情報提供する猛者が土中から湧き、状況は図書館がどうのこうのというよりウェブ系面白人材のクロスファイヤーの場として阿鼻叫喚となる予感しかしません。








 最近の樋渡市長、地方自治や財政に関心を持つ人間からしても面白発言の絶えない首長として興味本位の面白がられ方をしており、一定の見識だろうとは思いつつも「もうちょっと考えてから発言してはどうか」という絶妙のラインを歩くという意味で、ガイキチ線上のアリアな感じが否めません。大丈夫なのでしょうか。



武雄市長「生活保護もTポイントで」 でも現状は「生活必需品」買える店なし

http://www.j-cast.com/2012/11/20154701.html

武雄市長が生活保護をTポイントで支給したがっている

http://togetter.com/li/409752



 これ、CCC増田さんがやりたいこと(それも試験的に)なのであって、樋渡さんからすると市民にメリットまるでなしの代物なのにこれでいいんだろうかと思うわけですが、図書館ですら個人情報保護の観点から微妙だというのに、よりによって生活保護で支給するお金をTポイントカードでって「死ぬまでドトールでコーヒー飲んでろ貧乏人は」みたいな熱いメッセージを語ろうというところなのでありましょうか。胸が熱くなるというか、胸が焼ける思いです。



 もちろん、生活保護世帯がいわれなき差別的な感情を受けたり、再出発するために必要な最低限の財産も守れない状況ではいつまでも生活難から脱することが出来ないという点で、民間企業の活力をうまくもってきて質の高いサービスが受けられる環境づくりができればそれは確かに有意義です。ただ武雄市内で満足にサービスも受けられない状態のTポイントカードを生活保護の支給のインフラに使おうという発想そのものが「何も考えていないのではないか」と面白がられる主要因であり、任期の続く限りもっともっと駄目な施策を思いつきで披露していただき、それをいちいちネット民が真面目に突っ込むという伝統芸に磨きがかかってゆくゆくは人間国宝となり叙勲の対象となって欲しいと願うわけであります。



 もはや地方自治におけるモルモットとしてさまざまな実験的取り組みを各種微妙企業と進めることが武雄市の存在意義だといっても過言ではないぐらい、どうしてやろうとしていることが東京から見てこうことごとく微妙なのだろうと思うのですが。センスがないというか、別の意味で凄いセンスというか、ある種の「へたうま政策通」な心象がするんですよね。



 ただ、繰り返しますが樋渡市長本人はまともな人だと思います。恐らくは、そういう首長として携わるべき政策全般について適切なブレーンを欠いているだけという可能性もあるので、興味関心のある方はどんどん樋渡市長にメールなりTwitterなりFACEBOOK メッセージなりを送りつけて盛り上げていってあげて欲しいと思います。



 最後に、ツイッター学会っていったいどうなったんだよ。一年以上放置してんじゃねーか。名乗るだけ名乗っておいて何も活動しないとか。どうなってるんだ、説明しろ。



https://twitter.com/TSJ2010

日本ツイッター学会

http://togetter.com/li/370148



 ついでに、問題となります戦跡についてもまとめられておりましたので、ご関心のある方の参考までにURL張っておきますのでご参照のほどよろしくお願い申し上げます。



佐賀県武雄市樋渡市長から高木浩光氏へのメンション一覧

http://togetter.com/li/408654

武雄市 樋渡啓祐×東浩紀×松原聡 パネルディスカッションの反応

http://togetter.com/li/409129


 さすがはさかもと先生である…。



再生JALの心意気/さかもと未明(漫画家)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121119-00000002-voice-pol



 過去、国際線で外人家族の赤ちゃん号泣にキレた外国人が騒いで機中逮捕されたり、乗客同士のトラブルで口論から殴り合いに発展という現場を何度も目撃した私としては、JAL(日本航空)を含め日本の航空会社というのは何と心が広いのだろうと思うのですね。



 実際、私も何度も赤ちゃんを飛行機に乗せ、また気圧の影響で耳が痛いのか、家内がお乳をあげても泣き止まないという経験をしているので、実に心の痛むところではありますが。最近では、長男がシートベルトをしたがらないで泣くので大変です。


 もうこのあたりは、子供がいるかいないかで赤ちゃんの泣き声への受容性は大きく異なるものだろうと思います。電車でも騒ぐしねえ。



[WEB][社会]「子供がうるさいので電車降りてくれませんか」

http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20100901#p1



 もし私がその場に居合わせたら「クレーム入れてる馬鹿女、お前が降りろ」と言ってたと思います。



 また、その前は電車の中でのベビーカーの是非について、ネットでも議論がありました。総じていえば、少子化対策だ内需維持だと世間がいい、育児に関する公共サービスの充実を地方自治体が競っている中で、肝心の日本人が育児で悩んでいる親に対して不寛容すぎるというのは実にもったいないことだと思っております。



 レストランでも電車でも飛行機でも、子供が何かの理由で激しく泣き始めたら、本当にどうしようもないのですよ。あやしながら外に出るぐらいしか解決策はない。日本でも欧米でも、レストランで子供がはしゃいで走り回ることに対して、親がどう躾けるのか、対応するのかは差がありますが、育児する側からすると子供がいるだけで入れる店が少なくなるのは各国共通ですが、寛容度でいうと日本は育児家庭に対して冷淡なところがあるように感じるんですよね。



 この一連のさかもと未明女史のパワーをどこに向ければ良いのかというと、圧倒的にmixiに対してだろうという結論に落ち着くわけでありますが、ほぼ世界共通の航空法を現在の装備にあわせて改良すべきとかまで言っちゃうさかもと女史は明らかに言いすぎですし、赤ちゃんが泣くなどの他人のマナーを叱責できる状態ではありません。っていうか、赤ちゃんが泣きやまないのが親のマナーかというとそれ以前の問題だとは思いますがね。着陸態勢に入ったところで搭乗員の制止を振り切って歩き回るのはマナー以前に犯罪です。また、そんなことを言論として発表しちゃうのもどうかしてると思ううえに、PHPも何を考えているんだかと感じますね。



 その辺がさかもと女史の作家性の裏打ちだとは思いますが、是非サハリン航空で同様の事態を起こしてロシア航空法違反でその場で逮捕留置されてみていただきたいと存じます。そのほうが、かなり迫力ある原稿になると考えますので。是非。


 このところ出張続きでいろいろと個人的に難儀もありましたが…。



http://www.chuokoron.jp/





 家電業界を中心にした製造業関連の雇用についてと、そこから派生する国際競争についての論述が主な内容で、結局人件費の低減や産業の集積の進捗が地方経済の地盤沈下を生んでしまい、競争力のある東京都と競争力のないそれ以外、という構造を生んでいるよね、という内容です。


 もう少し新産業系の話や成長戦略の是非といったところにも言及したかったものの、紙幅が尽きて語らずじまいに。もっとも、特集でご一緒しました井出豪彦さん、酒井英之さんも、各論のところで鋭く分析されておりますので、そちらも是非あわせてお読みいただければと思います。



 執筆中に急遽出張しなければならなくなったり、旅先で訃報を受け取ったり、解散含みの話が加速したり、さまざま大変なことが重なりまして、自分としても思い出深い入稿となりました。

 ご笑覧戴けますと幸いです。



 よろしくお願い申し上げます。


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