月別アーカイブ / 2012年05月

 ヨシナガさん本人にもあれこれ聴きまして、どうもどこぞで事態収拾へ向けての記事が出るらしいのですが、いつまで経っても掲載されないので、出かけ間際にパブリッシュボタンを押すということで、待機中。



 家入さんが最初にブログを書かれていた通り、そもそもの発想はああいう女性の学費支援をしたいということで、ヨシナガさんが企画したものであったと。



株式会社でも個人でもない、海賊スタイルの組織「liverty」

http://alternas.jp/uncategorized/2012/05/18641.html

http://megalodon.jp/2012-0523-1859-49/alternas.jp/uncategorized/2012/05/18641.html



 そして、ああいう女性ご本人の学業の不振や、退学についても事前に分かっていたとのことです。


 その後は、募金者への返金を行うことを視野に入れて、善後策を発表するということのようなのですが、ある意味でとてもIT業界のノリでもある「駄目だったら改めりゃいいや」的なβを出す発想で就学希望児童への奨学金・寄付のようなサービスを考えられても困るわけで、当初私がお話した要望に戻ってしまいます。



 とても振り回された感を満喫するわけですけれども、結果として家入さんも本質的なところで嘘を言っていたわけでもないし、ただ対応が微妙だったのでクレームが殺到したのは反省するべき点として、より万人が支援しやすい方法でサービスを設計し直していただきたいと願うところであります。

 みんな、苦労してああいうサービス作っていただろうしねえ…。



 しかし、今回はむしろ炎上して良かったんじゃないですかね。これが綺麗にそのまんま終わったら、発案者の好きな女性へのプレゼント企画にみんなの奨学寄付がまんまと流用されたという事態になっていたわけですから。



 今度こそ、きちんとした一件落着となって欲しいと思うわけですけれども、関係者にヒヤリングした限りでは考え得る最大限の誠意で対応をするということなので、ぜひとも引き続きよろしくお願い申し上げます。


 モブキャスト自体は頑張っている会社なので、一連の流れは残念ではあるのですけれども、とりあえずマザーズ上場承認おめでとうございました。



 その上で、不可思議なもの、といいますか疑義が幾つかありまして… 内容を整理して、東証や金融庁にお話を投げかけている最中であります。ただまあ、確定かなと思える内容もありますね。


 主幹事は三菱UFJモルガンスタンレー証券なんですが、他の証券会社の上場審査の担当者ともいろいろ話をしていた限りにおいては、やはり危険な匂いが強いってことはほぼほぼ確認が取れた感じではあります。



 で、東証とあれこれ話していると「東証では上場承認にあたって反社会勢力や反市場勢力について、持ち株比率が5%を上回らない限り問題視しません」とか言っておりまして、ってことは「おい、5%以下の小口株主を蛸足状に並べれば山口組だって成長すれば上場できちまうじゃねえか」という妄想が広がるところであります。



 お話の主たる流れは、モブキャスト自体がどうのこうのというよりは、周辺にいる変な大人です。言い方は悪いですが、20億程度の売上で一芸上場する意味がどこにあるのかという話で、上場ゴロに担がれたのではないかとか、そのような風聞が出るのも致し方ないのかなと思っています。



 さすがに東証ももう少し考えたほうがよいのではないかと思う内容でありますので、号外を出させていただく形となりました。引き続きよろしくお願い申し上げます。


 もちろん、私の知識は太陽光業界に関しては特に付け焼刃ですよ。

 正直、市場の知識しかありません、私には。



切込隊長の人がこれっぽっちもFITを理解していない件

http://d.hatena.ne.jp/andalusia/20120522



 kW42円と書いたのは、確かに乱暴でしたね。それは今後修正したいと思います。で、以下各論ですが。


[引用]長期固定なのは当たり前。いくら技術が進歩しても、既に設置した太陽電池の性能は上がりません。

現在のドイツをはじめとする、多くの欧州諸国も長期固定。




 プロジェクトファイナンスのことを言っていますか?



 それであれば、将来的な価格下落を見越せる後発の日本の場合は、下方弾力性を持たせることも可能だということを言いたいわけですが、それでも価格下落が見込まれる長期固定の調達価格を前提とする必要がありますか。



[引用]長期固定のメリットはファイナンス。収益予測のぶれが少ない方が、低い資本コストで成立する。3年後以降の価格はわからないとリスクが増えて性質が株式に近づき、20年固定とすると債券に近づくので、後者のほうが低いIRRでの事業成立が見込める(=国民負担が減る)。FITの基本中の基本。*1



 であれば、買取上限を設ける必要はあるんじゃないですかね。

 FITの基本と言いますが、それが失敗したのが高い値段で設定したスペインの太陽光バブルであるという認識なのですが、それは間違いでしょうか。一度買取をはじめたプロジェクトは、仮に設備が更新されたとしても買い取り価格は下げられないことになりますし。



 結果的な国民負担は、買い取り価格の総額で決まるのは、FIT以前の問題だと思うんですけれども。

 電力会社を通じて、高い自然エネルギーを買い取るわけですから、その電力会社が上場していようが国有化されていようが、結局は民間の資金の一種ですよね。



 国民負担を調達サイドの話に置き換えるのは、普通に危険だと思うんですが。

 確かに業者は調達リスクは減り、収益確定できるのは事実だが、その稼動期間の割高な電力



[引用]設置時の買取価格で20年固定だけど、その価格は半年ごとに見直すので、その点は妥当。煽るためにわざと書いてないか、知らないかのどちらか。



 少なくともパブコメの資料では、設置が完了した時点ではなく、計画が承認された時点のお話なのかと思うのですが、一番最初に起案された計画が承認されたら20年間買取確定という理解でいいですか。



 スペインの太陽光バブル崩壊は、価格弾力性が効く前に設置した大量の太陽光パネルプラントの電力買取が電力価格を押し上げ、慌てて政府が買い取り価格を引き下げようとしたが、既存設置分のオーナーシップ側から訴えられて、政府が敗訴するという事態になっています。



 煽るも煽らないも、同じ轍を踏む必要がそもそもあるんですか、と言う話をしたいのですが。



[引用]中国製のパネルが、と書いてあるけど、2010年現在はパネルは大幅な輸出超過(国内向け生産866MW、輸入125MW、輸出1,445MW)*2。国内メーカーはそれほど弱小ではないよ。*3



 日本の太陽光パネルに競争力がないとは言い切りませんし、新規技術があるようにも聴いていますが、東洋経済の記事ではここ一年半の大幅な市況下落と中国系パネルとの競争激化で、苦戦を強いられる国内メーカーの問題が取り沙汰されています。



瀬戸際に立つ太陽電池産業、欧州債務危機が飛び火し軒並み大赤字(1)

http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/7034f8e252647b63ab0b829b4171eb05/



 仰る輸出統計で見ると、なぜ2010年の数字を出しておられるのか分かりませんが、2011年通算では市況の下落もあって、用途別では供給kWが下落に転じています。



http://www.jpea.gr.jp/pdf/qlg2010.pdf



 これが、国内の調達価格が確定したら、さらに輸入比率は上がるんじゃないでしょうかね。JPEAに加入していないプラント業者や商社については、おそらく外→外も多いでしょうから、一概には言えませんが。



 最後に、FITを金科玉条にしていますけれども、実際には電力調達に関しては単純な経済原理だけでなく、安全保障の観点も加味しなければならないと思います。



 分からないなりに勉強して、おかしいと思うところはどんどん煽るよ! ということで、よろしくお願い申し上げます。


 長旅を終えて、つかの間東京にいることになったんですが、緊急アポでと言われた方が、前回Studygift関連のブログ記事やメルマガでご紹介した私の援助先の施設の人で。まあちょっと予定があわないので電話でって話になったんですけれども、話していたらどうも思わぬ方向で騒ぎになっていたようです。書いていいかと聞いたらむしろ書いて欲しいというのでピックアップします。



 前回の記事はこちら。



家入一真さんの例の件で願うことなど

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2012/05/post-3261.html



 簡単に言うと、早稲田大学がすでに退学した子の学費援助の名目でお話が出ていて、大変迷惑をし、怒っているとのこと。まあ… 恐れていたことと言いますか、返す返すああいう女性で良かったと思うわけなんですが。


 個人的には、すでに児童擁護施設だけでなく就学希望児童への学費支援についてはさまざまな枠組みや試みがあるのは事実なので、そういったところときちんと組んで、Studygiftが盛り上がってくれればいいなとぼんやり思っていたのですが、問題となる女性が対象になった過程や、最低限行うべき大学当局との折衝は行っていなかったのだそうです。



 この辺は、もうイロハというか当然やるべきことであって、退学が決まってしまっている女性が、その退学した大学の名前を出して助成を求めるというのは望ましいことじゃありません。基本的に、大学生に対して資金的な助成をするのは、無用なトラブルを避ける(まさに今回のようなトラブルですね)ために、大学側ときちんと話し合って、どういう手順で資金を募集するのか、それは返済の必要がある性質のものなのか、拠出者の匿名性や、募集の方法などを取り決めないとなりません。



 もっとも、大学はどこもそういう細やかな取り決めをガチガチにやるという話ではなく、むしろ援助してもらえるのであれば、とイージーな感じで捉えているところが多い(はずな)ので、そこまで怒らせるのは何やねんと思ったわけです。



 理由としては、今回の件でかなりの数量の電凸が、早稲田大学にあったのだそうです。

 まあ、そりゃあ迷惑ですよね。



 で、ああいう女性の選任の理由の説明・開示とか、助成の方法の改善などを、Studygiftと直接(?)やり取りしようとしているが、どうもはっきりしないとのこと。何かいろいろと起きているぽいですね。



 そんなわけで、良く分かりませんが舞台は綺麗事が飛び交う一般論から、クソの投げ合いとなる泥仕合へと発展していくのかもしれませんが、関係諸氏の良識と善処を期待するところでございます。



(追記 14:18)



 その後の関係者のお話で、早稲田大学との直接の話し合いをしているのだとのこと。

 また、退学からの復学の条件も決まっているのだそうで、ただ当該のああいう女性については個別に厳格な判断をするというような話でした。



 ただ、募集の時点で復学の目処が資金面ではなく成績面など他の部分で立っていたなったのだとすると、それは厳しいですねえ。基本的に「後ろ向きな話ではない」決着になるかもしれない、という話だそうで。



 さてどうなりますことやら。丸く収まるといいですね。


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